初心者必見!ロードバイクの選び方とおすすめ5選

ツーリングや通勤、所有することそのものを楽しむ人が多いロードバイク。奥が深い分、初心者が始めるには、少しハードルが高いようにも感じます。ここではロードバイクの魅力や選び方、初心者におすすめのロードバイクをご紹介します。

ロードバイクの魅力とは?

サイクルパラダイス バイヤー
松永 弘樹さん
ロードバイク

「所有」する喜び

ロードバイクは、大きく分けて「ツーリング」「通勤」「レース」の3つの目的で使用されている乗り物です。歴史が長い乗り物なので、コレクションをして楽しんでいる人も少なくありません。どの目的でロードバイクを使っていたとしても、やはりモノとして所有する喜びがあるのは間違いないでしょう。

海外では立派なメジャースポーツとしてロードレースが長い歴史と伝統を作ってきました。それらは大げさではなく、F1と同じく高い栄冠をもっています。趣味という視点で1つ違うところを挙げるとすれば、「所有」できるか否かにあるのではないでしょうか。F1のレースで使うマシンを所有するのは簡単ではありませんが、自転車ならプロ選手と同じレベルのマシンを所有できます。また、マシンを所有したあとも様々なパーツの入れ替えによって、性能や見た目のカスタマイズが可能です。

「長い距離を速く移動したい」を自身の力で叶える乗り物

マシンに載せるエンジンはユーザーであり、コントロールできるのもユーザーです。ユーザー自身の力だけで、これほどまで拡張された運動性能を獲得できる乗り物はなかなかないでしょう。

みなさん気づいていないかもしれませんが、これほどまで人と機械が融合し、完成された姿はありません。「長い距離を速く移動したい」人がもつこの願望を自身の力(エネルギー)だけで実現できる乗り物というのがロードバイクの魅力です。

ロードバイクと軽快車とのちがい

ロードバイク
すべての自転車の特徴は、本来はまずホイールに現れ、そしてタイヤの特性によってコンセプトが決まっていきます。ロードバイクで多く使われているのは「700x23c」というサイズ。これは「長い距離を速く走る」ための大きな特徴です。

700cというのはホイールの規格。一般的にホイールは径が小さいほど出足は良い一方、巡航性能が落ちる、つまりスピードを維持しにくくなります。また、23cというのは、ママチャリなどの軽快車よりも細く、抵抗の少ないタイヤのこと。タイヤの幅が細ければグリップ力を失いやすくなる一方、転がり抵抗が少なくなりスピードが出るのです。

ロードバイクらしいデザインのフレームやハンドル、コンポーネントは極端にいうと、このホイールに動力を入力するエンジン、つまり、人間のための効率的な伝達装置ともいえます。これらの様々な部品が組み合わさってロードバイクという「長い距離を早く走る」ための特徴あるマシンが出来上がっています。

ロードバイクの選び方

ロードバイクを選ぶ時には、次の順番で決めていくとわかりやすいでしょう。

  1. シチュエーション・距離・速度
  2. 予算
  3. サイズ

初心者にありがちなのは、デザインをみて、重量を比べて、価格を見てという繰り返しになってしまうことです。ロードバイクは用途に応じてデザインに違いがあるため、デザインから選び始めてしまうと、ベストな1台がわからなくなってしまいます。まずは、どのような使い方をしたいのか、ある程度明確にしておきましょう。
ロードバイク

シチュエーション・距離・速度

主なシチュエーションとしては、「ツーリング」「通勤」「レース」になるのではないでしょうか。あくまで基準ではありますが、シチュエーションによって次のようなマシンが良いでしょう。

通勤やツーリングでも10km程度であれば、105以下のコンポーネントで組まれた10万円以下のアルミマシンでも十分といえます。一方、片道20km以上を毎日通勤する、100km以上を目指したツーリングでは、できれば15万円を超える完成品の検討をおすすめします。そして、距離とスピードを競うレースライドを目標にするのなら、20万円以上のカーボンマシンがあると心強いですね。目的が決まると、ある程度予算も決まってくることでしょう。

サイズを調整する

シチュエーションや予算が決まると、メーカーやモデル、カラーに目が行きがちですが、まず先にサイズをしっかり把握しておきましょう。サイズが合わない靴を履いていて、足が痛くなった経験をお持ちの人は多いことと思いますが、ロードバイクのサイズが合わないというのは靴と同様、身体に大きな負担をかけ、乗り物としての安全性も損なうこととなります。

一見、好みではないカラーでも実物をみると気にいることもありますし、視点を変えると他のデザインもまた良く見えたりしますので、まずはサイズ。それからデザインの順番で必ず選びましょう。

またがってみる

普段使いであれば、メーカー表記の適正身長を参考にして問題はありませんが、1度はロードバイクにまたがってみることをおすすめします。初めてロードバイクに乗ると、前傾姿勢に驚くはずです。この前傾姿勢のまま乗り続けるためには、それなりのトレーニングが必要になります。

メーカーの適正身長は、適正のフォームで乗ることを前提に設定している場合が多く、また同じ身長であっても手足の長さには個人差があります。専門の指導を受け、フィッティングするのは難しいかもしれませんが、目指す「距離」と「速度」が高くなるに応じて、より正確なサイズを選ぶべきでしょう。
ロードバイク

初心者におすすめのロードバイク

ここでは「ちょっと視点を広げた」初心者におすすめの10万円前後のマシンをご紹介します。現在では様々なライフスタイルがあり、それに応じて色々なタイプのロードバイクがありますので、少しでも参考にしてくださいね。

Raleigh(ラレー) CRA Carlton-A

現在の日本のトレンドのなかで、なかなかこのラレーをファーストバイクに選ぶ方は少ないでしょう。しかし、多くの車体、特に中古車体を見てくると、ラレーというブランドの実直さ、そこから生まれるこのカールトンシリーズの良さというのがよくわかります。

毎年、イヤーモデルを作り様々な仕様変更をしながら色々なブランドが進化をアピールしていますが、このシリーズはある意味で完成されています。シマノ SORA をフル装備。リムの選択や、高級ではないが各部のパーツの良質な吟味。変わらぬ伝統的なデザインや塗装クオリティなど、スポーティな部分より実用性という点において、自転車店として素直におすすめできるマシンです。

スピードよりも快適性、最新のデザインよりクラシカルなデザインを求める方におすすめです。

RALEIGH(ラレー) ロードバイク Carlton-A (CRA) バーンブラック 500mm

  • サイズと適正身長:450mm(152-164cm)、500mm(157-169cm)、550cm(165-177cm)
  • フレーム:Full Cr-Mo Mid-size D.B. TIG
  • フォーク:Cr-Mo w/Investment-cast Crown
  • コンポーネット:Shimano SORA 9×2speed
  • タイヤ:CONTINENTAL 700×25C ULTRA SPORTS F/V
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Anchor(アンカー) RL3 DROP EX

海外ブランドがもてはやされるロードバイクシーンのなかで、アンカーはどうしてもアジアブランドとしての位置付けで終わってしまいがちですが、色々な面でジャパンブランドらしく、非常に良心的かつ信頼性の高いブランドです。

RL3 はそのなかでもエントリー向けの万能モデルですが、その魅力は見えずらい部分にあります。まずサイズごとにフォークの設計がされています。ジオメトリーをチェックしていただくとわかりますが、キャスター角、オフセット角といったハンドリングに直接影響する角度が細かく設定されています。アンカーが乗りやすいといった意見が多いのは細やかな設計によるものです。

そして他のブランドではあまりない、スギノクランク、ニットーハンドル、タンゲヘッドセットなど、ちゃんと日本ブランドを適材適所で使うところに好感がもてるブランドです。

Anchor(アンカー) RL3 DROP EX

  • フレーム:PROFORMAT ST-SHAPE Aluminium A6061 インテグラルヘッド
  • ハンドル:ANCHOR-NITTO M101F 
  • フォーク:Carbon Monocoque カーボンコラム
  • パーツ:Fメカ・SHIMANO SORA/Rメカ・SHIMANO SORA
  • クランク:SUGINO XC2D 50-34T
  • カセット:SHIMANO CS-HG50 13-25T 9S
  • シフト:18speed
  • シフトレバー:SHIMANO SORA
  • ブレーキ:SHIMANO SORA
  • ブレーキレバー :SHIMANO SORA
  • タイヤ:BRIDGESTONE DISTANZA 700×25C
  • 重量:10.0kg(490mm)
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CANNONDALE(キャノンデール) CAAD OPTIMO SORA

キャノンデールというメーカーは現在では人気ブランドですが、MTB 時代はかなり際立った存在でした。そのセンスは現在でも生きていますが、他では作らないアルミマシンを多く作り、そのアルミへのこだわりとセンスが、現在のキャドシリーズの人気へつながっていると感じています。

オプティモはカーボンキラーとも言われた、非常に評価の高いキャドシリーズの設計を受け継いでいるマシンです。ロードレースを視野に入れている方のファーストバイク、しっかりとしたスポーツとして取り組みたい、メインマシンとは別に片道 20km の通勤用セカンドバイク、などとにかく走りを重視しつつ予算も重視という人におすすめのマシンです。

Cannondale キャド オプティモ CAAD OPTIMO SORA

  • 年式:2017年
  • 参考価格:124,200円
  • フレーム素材:アルミメーカー
  • サイズ:54
  • 適正身長:170cm~180cm(目安)
  • シートチューブ:559mm(実寸)
  • トップチューブ:540(ホリゾンタル換算547)mm(実寸)
  • 重量:9.9kg
  • クランク:SHIMANO SORA FC-R3000 / 170mm
  • 変速レバー:SHIMANO SORA ST-R3000
  • フロントディレイラー:SHIMANO SORA FD-R3000 / 50-34T
  • リアディレイラー:SHIMANO SORA RD-R3000 / 9速
  • ブレーキキャリパー:SHIMANO SORA BR-R3000
  • ホイール:純正
  • ステム:純正 / 100mm
  • ハンドル:純正 / 420mm
  • サドル:純正
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kona(コナ) PENTHOUSE(ペントハウス)

konaはトレイルバイクの製作からスタートしたメーカーです。レースベースの商品開発ではなく、ライダーのスタイルを重要視するマシンコンセプトが魅力のブランドで、ロードバイクブランドにはない魅力をもっています。

ペントハウスというモデルは、軽量ではありませんがスチール素材で作られ、丈夫かつクロモリ独自の優しく安心な乗り味が魅力です。またタイヤサイズが 700x30c とかなり太いタイヤが付いています。

10km 程度の通勤を安全にこなせますし、近年増えてきたバイクパッキン(自転車につけるバック)が似合うマシンでもあり、週末にちょっとした林道など、つい脇道へそれたくなるようなツーリング志向の方へおすすめしたいマシンです。

kona(コナ) PENTHOUSE(ペントハウス)

  • フレーム:CROMOLY
  • フォーク:Kona CLASSIC Road
  • クランク:FSA TEMPO 50/34T
  • パーツ:F/D Shimano CLARIS・R/D Shimano CLARIS 
  • シフター:Shimano CLARIS
  • シフト:SUNRACE(11-32,8spd) 16speed
  • 変速:16段変速
  • タイヤ:Schwalbe Spicer K-Guard 700x30c
  • ブレ-キ:Tektro R359
  • ブレーキレバー:Shimano CLARIS
  • サドル:KONA CLASSIC ROAD
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CANYON(キャニオン) ENDURACE AL 6.0

一般の方にはあまりなじみのないブランドかと思います。それもそのはず、キャニオンは実店舗を持たないスタイルでコストを抑えた、ネット通販のみのドイツの会社です。その性能や品質を不安に思うかもしれませんが、ツールドフランスなどワールドクラスのレースで高い実績もあり、組立、販売を一括することでクオリティコントロールをしています。

今回ご紹介した車体はどれも 10 万前後の車体ですが、ティアグラセットであることからもコストパフォーマンスの高さが伺えます。またサイズ展開も非常に細かく設定されているところも素晴らしいポイントです。一般的な代理店がないのでプロモーションもあまりなく認知の低いブランドですが、デザイン性も素晴らしく今後も注目のブランドです。

CANYON(キャニオン) ENDURACE AL 6.0

  • フレーム:CANYON ENDURACE AL R34
  • フォーク:CANYON ONE ONE EIGHT SL F25
  • ブレーキ:SHIMANO TIAGRA BR-4700
  • スプロケット:SHIMANO TIAGRA, 10S
  • ホイールセット:MAVIC AKSIUM CL
  • タイヤ:CONTINENTAL GRAND PRIX SL SPECIAL EDITION CL 700-28C
  • クランク:SHIMANO TIAGRA, 10S
  • ハンドル:IRIDIUM H28 ROADBAR AL
  • サドル:SELLE ITALIA X1 LADY FLOW

ロードバイクとともに購入すべきアイテム

ママチャリなどの軽快車には標準で付いていて、ロードバイクには付いていないアイテムが主に 5点あります。それは、ライト、鍵、スタンド、カゴ、泥除けです。カゴは難しいものの、その他のアイテムにはロードバイク用などがあるためつけることは可能です。ただ、ロードバイクに必須なアイテムではありません。

ここでは、ロードバイクと一緒に購入したい2つのアイテムをご紹介します。

空気入れ

ロードバイクは一般車に比べて高気圧に空気を入れます。タイヤは細く空気量が少ないので、どうしても空気を入れる頻度が高くなります。繊細なタイヤでありながら、スピードは出ますのでこまめなチェックも必要です。

それにはメーター付きで高気圧に対応したポンプが必要です。そしてバルブ規格はほとんどがフレンチバルブと言われるもので、一般車用の空気入れとは互換性がありません。現在では上記を満たした空気入れでもだいぶ安くなりましたので是非とも購入しましょう。

TOPEAK(トピーク) JoeBlow Sport II フロアーポンプ

  • スチール製ハイコストパフォーマンスポンプ。
  • 米式と仏式に対応するスマートヘッド
  • エアーリリースボタン付
  • ミッドマウントの最大160psiまで
  • 測れるダイヤルゲージ付
  • 最大160psiまで充填可能
  • ワイド型スチール製ベース
  • 仏式高圧用アダプター付属
  • 英式トンボ口金付属
  • ニードル付属
  • L137×W250×H675mm
  • 1.4kg

ヘルメット

日本では定着していませんが、海外ではオートバイと同じく当たり前のこととして自転車でもヘルメットを被ります。これがロードバイクとなれば、尚更その必要性は高くなります。自転車保険も増えましたが、まずはヘルメット被りましょう。ヘルメットも最近ではコストパフォーマンスも良くなっていますので、自転車のカラーリングに合わせるなどして自転車と一緒に購入することをおすすめします。

OGK KABUTO(オージーケーカブト) FIGO[フィーゴ] M/L パールホワイト

  • 日本自転車競技連盟(JCF)公認
  • サイズ:M/L(57cm~60cm)
  • 装備:クラニウムロック-8(CL-8)、A.I.ネット、リアリフレクター(反射材)ステッカー
  • 参考重量:260g

ロードバイクの基本パーツ

ロードバイクはフレームやコンポーネント、ホイールなどのパーツで構成されています。乗るだけでなく、これらのパーツを取り替えコレクションするのもまたロードバイクの楽しみの1つです。ここからは各パーツの特徴と選び方について、基本をお伝えします。

フレーム

ロードバイク
フレームですべての性能が決まってしまうというイメージをもっている人が多いですが、フレームはエンジンである人間とパーツ、特にホイールをつなげるベースマウントであるという考え方も必要です。フレームはすべてのパーツ、エンジンである人間の特性を活かし、トータルバランスとして高い走行性能へと導く役割を持っています。

現在では、レース用途にかぎらず様々なコンセプトのフレームが存在します。フレームの特徴は奥が深く、素材特性も踏まえると簡単には説明できないものの、それらを調べ比較して楽しむのもロードバイクの魅力です。

フレームの選び方

どのようなコンセプト、素材のフレームを選ぶにしても、まず大前提となるのは、適正サイズの選択です。間違ったバイクサイズ、間違ったフォームでは、のちの修正が困難になるだけでなく、身体を痛めてしまうこともあります。

基準となるマシンがなく、さらに初めてロードバイクを購入するというのであれば、フレームから購入するのはおすすめできません。もしフレームから購入するのであればフィッティングをしてもらえる専門的な知識をもった人と一緒に検討しましょう。

コンポーネント

ロードバイク
変速機、クランクやブレーキなどのメカ類をセットで、コンポーネントと呼びます。これは、日本メーカーのシマノが名付けたセット名で、イタリアのカンパニョーロの場合には、グループセットと呼びます。また、最近では第3のコンポーネントメーカーとしてアメリカのSRAMも台頭してきました。バイクブランドに比べて多くはないコンポーネントメーカーですが、そのなかで日本のシマノが大きなシェアを獲得しています。

これらのメカ類はシフターやブレーキレバーを中心とすると、ワイヤーやチェーンなどで繋がり、トータルとしての性能バランスが求められます。ブレーキや変速機など、かつて別々のメーカーを組み合わせていたものをシマノがセット販売したことからコンポーネントという名称が生まれ、同一設計のパーツ(コンポーネント)で自転車を組むことによって安定した動作や高い性能を獲得しました。

どのメーカーにも必ずグレードが存在し、それによって精度、耐久性、重量、速数などの性能の違いなどが段階的に設定されています。

コンポーネントの選び方

ロードバイク
ここでは、シマノを例にコンポーネントの選び方をご紹介しましょう。全グレードのほぼ中心に位置付けられる105というコンポーネントが現在のわかりやすい一つの基準になります。

現行の105の変速数は、これより上位グレードの2機種も同じ変速数ですが、105以下のグレードでは変速数が小さくなり、メカとしての互換性がなくなります。すると、一部分のグレードアップをしようとしてもできなくなる場合があります。また、105は最上位機種との性能差が下位グレードと比べてかなり小さく、信頼性が高いのが特徴です。

よって、使い始めにおいては使い方と予算によって、105を基準にするといいでしょう。普段使いに近い使い方をするのであれば、105以下で十分です。しかし、しっかりと趣味としてはじめ、今後レースなどにも参加したいなどという場合には、105グレードがおすすめです。通勤利用であっても片道20kmを超えるというのであれば、105グレードはほしいところです。

ホイール

ロードバイク
ホイールは自転車にとってまさに要。パーツのなかではタイヤを含め、もっとも走行性能に影響を与えるものとして考えることができます。ロードバイクのホイールには、スルーアクスルやディスクタイプなどの規格がありますが、マウンテンバイクほど互換性を気にすることはありません。

しかし、フリーボディという、リヤの多段ギヤが付く部分には注意が必要です。この部分に関しては、シマノタイプとカンパタイプがはっきり分かれており、ご自身の持っているコンポーネントメーカーに合わせる必要があります。

また、タイヤ規格にも3つの種類があります。最も多く出回っているのは軽快車と同じタイプのクリンチャータイプ。歴史が古くプロの使用率が高いのはチューブラータイプ。そしてロードバイクではあまり普及していないチューブレスタイプです。それぞれに特徴がありますが、経済的な面、メンテナンス性の部分から、初心者にはクリンチャータイプがおすすめです。完成車のほとんどはクリンチャータイプを採用しています。

ホイールの選び方

ロードバイク
ホイールを選ぶ際には、各メーカーから様々なホイールが出ているため、迷ってしまうことでしょう。素材、製法、リムハイト(リムの高さ)、重量、スポークの組み方、ベアリングなど情報も溢れています。

目が行きがちなのは、重量かと思います。軽ければ初速や登坂において有利な面もありますが、それらはロードバイクの側面の一つにすぎません。まずはご自身がどういったスタイルでロードバイクに乗りたいかをある程度でも決め、それに合うカスタムをするのが、費用帯効果が高く、価値があるカスタムとなるでしょう。

ホイールのラインナップが多いのは、グレード分けだけでなく様々なシーンやレーススタイルに合わせたコンセプトが求められ、細分化しているためです。ヒルクライム?ゆったりロングツーリング?通勤仕様?使用スタイルと予算が決まれば、各ホイールメーカーにそれに合うホイールが存在しているので、そのなかからデザインや重量などを比べると楽しく選べるのではないでしょうか。できるだけ知識のある人と一緒に選ぶことをおすすめします。

ハンドル

ロードバイク
ロードバイクのハンドルはいくつかのポジションを取れるようになっています。これらはヒルクライムやスプリントなど、ロードレースにある様々なシーンに対応するためです。

ハンドルの選び方

選ぶ際のコツとしては、やはり前提としてお持ちのロードバイクが適正サイズであることが重要です。そこから適正なフォーム(姿勢)を目指し、ご自身のバイクの各部サイズを基準として考えるといいでしょう。

ハンドルには同じモデルでも幅やリーチ、ドロップ長、シャローデザインやアナトミックデザインなど細かくサイズやデザインが用意されています。フレームと同じくご自身のハンドルサイズ、デザインをまず基準とし、どこの長さや角度が変われば適正なフォームに近づけるかをまずは想像してみましょう。意外にステムの角度を少し変えるだけでも大きな変化が得られたりします。

中古でロードバイクを購入するならここをチェック!

通常のロードバイクの購入と同じく、用途→予算→サイズ→デザインの順で選ぶことになりますが、中古車の場合はここに年式と状態のチェックが必要になります。年式は明確でも状態チェックに関してはかなりの知識が必要になりますし、経験豊富な方でもメンテナンス台で一台一台細かくチェックすることは不可能です。できる限りリスクを避けたいのであれば中古自転車専門店から選ぶことをおすすめします。

さらにしっかりメンテナンスがされているかどうかは重要です。いくら年式が浅く、見た目がキレイでもメンテナンスがしっかりされていないものは信用はできません。専門店としてのメンテナンスができていれば、車体のチェックがされているはずです。
ロードバイク
見た目にはわかりづらいチェーンやワイヤーのチェック、カセットスプロケット(後ろ多段ギヤ)などのガタつき、ハンガーの角度などは専門店であれば当たり前でも、個人や通常のリユースショップではチェックされていないことが少なくありません。

また、消耗品の交換の有無も重要です。中古なので全て新しくとはいかないまでも、すぐに交換が必要なタイヤが付いていると、いくら価格が安くても結局コストはかかります。専門店であれば適切なメンテナンスをし、必要な消耗品を交換し、正確な情報を表記しているはずです。なにより自転車が好きなスタッフがいるお店では、自転車の状態をより良くし、長く楽しく、安全に乗って欲しいと思うものです。

中古車を購入する時のチェックポイント

  • 自転車専門店であるか。
  • 車体チェック、メンテナンスはされているか。
  • 使用に問題のある消耗品は交換されているか。
  • 正確な情報が明記されているか。
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用途に合わせて最高の一台を選ぼう

ロードバイクのパーツや選び方など、基本をご紹介してきました。ロードバイクはメーカーや素材、パーツなどの種類が豊富な上に高価なため、初めて購入する際には戸惑うことも多いでしょう。しかし、それぞれの特徴や組み合わせについて学ぶのもロードバイクの楽しみ方の1つです。まずはロードバイクをどのような用途で使うのかを決めるところからはじめてみてくださいね。

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この記事に登場した専門家

サイクルパラダイス バイヤー
松永 弘樹さん
サイクルパラダイスは、自転車の製造・販売・中古・買取までを行っている自転車の専門店。ロードバイク、クロスバイク、ミニベロなど各種スポーツ自転車・ブランド自転車を幅広く取り扱っている。また、自転車の高額買取りと即日出張買取も実施。しかも買取価格保証で安心。もちろん、査定・買取・出張・宅配は完全無料。
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