アッシュボディベースおすすめ5選【木材で探す】

ベースに使用される木材の中でもポピュラーな「アッシュ」。一口にアッシュと言っても様々な種類があります。スペックにこだわってベースをお探しの方へ、アッシュボディベースの魅力をお伝えします。

アッシュボディのベースの特徴
素材で探す!アッシュボディおすすめベース
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アッシュボディのベースの特徴

ベース専門店・Geek IN Box代表
嵯峨駿介さん
アッシュと呼ばれる木材は、アメリカ南部でよく生育される、モクセイ科の広葉樹を伐採加工した材質です。アッシュは生育された環境によって個体差が大きく、ホワイトアッシュは重量が重く、また重量が軽いアッシュは産地になぞらえて「スワンプアッシュ」、またはライトウェイトアッシュなどと記載されます。導管の通り方が異なり、見た目での判別も可能です。
エレクトリックベースの世界ではボディ材によく用いられる材質の一つで、70年代のフェンダーのジャズベースに使用されていたことで有名です。
Fender アッシュボディ ジャズベース

ハイとローの強い派手なサウンド

アッシュは音響特性として、音の立ち上がりが速く、強い高音域と豊かな低音域をもちます。そのためレンジの広いベースサウンドが作りやすく、フュージョンからロックまで様々なジャンルのプレイヤーに好まれています。
この特性を活かしたサウンドで世界的に有名なのはやはりマーカス・ミラーでしょう。ジャズ・フュージョン界のベースの帝王と呼ばれるマーカスは、1977年製のアッシュボディのフェンダージャズベースを、ハイエンドベースブランド「Sadowsky」の創始者として知られるロジャー・サドウスキーがモディファイした機種を使用しており、そのサウンドは「NYサウンド」として世界中で多くのフォロワーを生むほど注目されました。
出典:You TubeMarcus Miller "Run for Cover" from Live Under The Sky '91

プリアンプを併用すれば意外と万能

昨今主流になった、プリアンプを内蔵したアクティブタイプのベースにもアッシュボディが用いられることがよくあります。
一般に、そのベース本体が元々出していない音域を、プリアンプを使ってブースト、カットさせると、あまり自然ではない作為的な音になることがあります。アッシュは高音域と低音域が広がるような特性を元々持っているため、プリアンプによるブースト、カットとの相性がとても良い材質です。また、ハイやローを下げると相対的にミドルが強調されたように聴こえるため、アッシュボディの音作りの幅は比較的広い、と言えるでしょう。

アルダーと比べて重量は重めのものが多い

前述のとおり、アッシュは個体によっては極めて重く、重量が増すほど低音がよく響く傾向があるとされています。同じくベースのボディ材によく用いられるアルダーと比較すると、ベースのボディに加工した場合にどうしても重くなる傾向があり、モデルによっては総重量5kgを超えるものもあります。その重量から生まれる低音のファンも多くいますが、プレイヤーとしては長時間の立奏で肩を傷めないよう、幅の広いストラップを使うなどの工夫が必要になることもあります。

素材で探す!アッシュボディおすすめベース

Fender MIJ Traditional '70s Jazz Bass® Maple Natural

マーカス・ミラーも愛用するフェンダーの日本生産ライン「ジャパン・エクスクルーシブ」から発売されている、75年製ジャズベースのリイシューモデルです。アッシュボディ、ブロックインレイの載ったメイプル指板、少しブリッジ寄りに設置されたリアピックアップ、3点止めのネックプレート…といった70年代ジャズベースの特徴を忠実に再現しています。アッシュボディのジャズベース、という希望であればまず一番に候補として挙げるべき商品でしょう。

Fender エレキベースMIJ Traditional '70s Jazz Bass® Maple Natural

参考価格: 96,066
96,066 (税込)
99,800 (税込)
118,800 (税込)
価格情報は以下に表示された日付/時刻の時点のものであり変更される場合があります
amazon.co.jp:2020年2月18日 22:17時点 shopping.yahoo.co.jp: 2020年2月19日 20:45時点 paypaymall.yahoo.co.jp: 2019年12月25日 14:09時点 本商品の購入においては、購入の時点で上記各サービスに表示されている価格および発送可能時期の情報が適用されます

FUJIGEN NJB10MBAH-VNT

70年代のフェンダージャズベースのスペックを再現しつつ、現代の音楽にも対応できるように設計されたフジゲンのジャズベースタイプのモデルです。フジゲンの特許技術であるC.F.S(サークルフレッテッドシステム)で、より正確なピッチ、音抜けの良さも実現されています。

FUJIGEN NJB10MBAH-VNT エレキベース

参考価格: 99,800
99,800 (税込)
98,496 (税込)
98,496 (税込)
98,496 (税込)
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フジゲンベースの特徴とおすすめモデル5選 - PICUP(ピカップ)
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日本を代表するギターファクトリー・フジゲンが自ら展開するオリジナルブランドについてその特徴や評価、使っている有名プレイヤー、展開するラインについて解説。Neo Classic、J-Standardの両シリーズやそれらのおすすめベースを紹介しています。

Bacchus IKEBE ORIGINAL HJB5-STANDARD/ASH (See Through Black)

同じく日本の楽器ブランド、バッカスのグローバルシリーズの5弦ジャズベースを、イケベ楽器様がカラーオーダーした商品です。フロントピックアップの部分に取り付けられている金属の板は「ピックアップフェンス」と呼ばれるもので、元はサウンドのために取り付けられていましたが、実際にスラップ奏法の際に右手の動きをサポートしてくれる役割が大きく、人によってはこれがなければ上手く演奏ができないという方もいます。

Bacchus IKEBE ORIGINAL HJB5-STANDARD/ASH (See Through Black)

参考価格: 63,250
63,250 (税込)
54,450 (税込)
63,250 (税込)
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Music Man Sterling by Music Man RAY34 NT

もう一つ、アッシュを用いられた有名なベースとしてスティングレイがあります。これはミュージックマンのスティングレイを再現したスターリンというブランドのモデルで、スワンプアッシュを用いたボディで比較的軽量になっており、ステージでの激しいパフォーマンスにも十分対応してくれるでしょう。

Music Man Sterling by Music Man/ベース RAY34 NT【ミュージックマン スターリン】

参考価格: 120,960
120,960 (税込)
99,305 (税込)
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amazon.co.jp:2018年4月23日 15:38時点 rakuten.co.jp: 2019年12月18日 19:13時点 本商品の購入においては、購入の時点で上記各サービスに表示されている価格および発送可能時期の情報が適用されます
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ATELIER Z M245/M

最後に、アッシュボディに限定してベースを探している方へぜひおすすめしたいブランドを紹介します。国産ブランド「Atelier Z」の代表作「Mシリーズ」です。マーカス的なスラッププレイをするにはこれ以上ないほどうってつけなベースで、重量のあるボディから出される迫力のあるロー、低めに設定された弦高と、持った瞬間にスラップしたくなるベースです。

ATELIER Z M245/M ベース (アトリエZ)

参考価格: 215,600
215,600 (税込)
242,000 (税込)
206,800 (税込)
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amazon.co.jp:2020年2月18日 22:17時点 rakuten.co.jp: 2020年2月19日 17:35時点 shopping.yahoo.co.jp: 2020年2月19日 20:45時点 本商品の購入においては、購入の時点で上記各サービスに表示されている価格および発送可能時期の情報が適用されます
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1989年から現在に至るまで高い人気を誇るATELIER Z(アトリエズィー)のベースについて、その歴史や特徴、評価、愛用しているミュージシャンについて解説。フラッグシップであるMシリーズを始めBetaやBaby Zなどについてオススメのモデルを紹介しています。
アッシュボディを採用しているベースについて紹介しました。アッシュはそのレンジの広さから、イコライザーの調整次第で歌もののバックまでカバーできる、汎用性の高い木材です。音の立ち上がりが速く、ベースラインが見えやすい音像のためスラップなど派手なプレイにも向いており、ベースで主張したい場面でも非常に有効です。2本目のベースをお探しの方は、木材に注目してベースを探してみると、音の幅が広がるきっかけになるかもしれません。

この記事に登場した専門家

ベース専門店・Geek IN Box代表
嵯峨駿介さん
東京・御茶ノ水の大手楽器店にて数千本のギター・ベースのリペア、メンテナンスを経験。現在は、横浜でベース専門店「Bass Shop Geek IN Box」を立ち上げ、リペアや販売をする傍ら、様々なメディアで記事の執筆もこなす。 ※本記事の内容は嵯峨駿介個人の意見、知識を基に執筆しており、所属する株式会社ビレッジグリーン及びGeek IN Boxの総意を代表するものではありません
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