Xoticベースの特徴、評価とおすすめモデル5選!

Xoticベースの歴史や特徴、評価、ロンダスミスやチャックレイニーといったXoticを愛用しているミュージシャンと彼らの使用するモデルについて解説。XB-2やXJ-1T、XP-1Tなどからオススメのモデルを紹介しています。

Xoticの歴史
Xoticベースの特徴
Xoticベースの評価
Xoticベースの愛用ミュージシャン
おすすめのXoticベース
この記事に登場した専門家

Xoticの歴史

ベース専門店・Geek IN Box代表
嵯峨駿介さん
Xoticは日本人の我々にとっては少々読み方がわかりづらいと思いますが、”エキゾチック”と読みます。創立は1990年代で、ヒロ・ミウラさんという日本人のビルダーによって創業されました。最初はエフェクターが大きくヒットしたため、現在でもエフェクターメーカーとしての側面が強いかもしれません。

エフェクターのみならず、ベースやギターも非常にクオリティが高く、近年では米国内の工房製の他、国内工場にて組み上げたモデル、XJ-1TやXP-1Tなども展開されています。
ベース
出典:楽天市場

Xoticベースの特徴

Xoticの大きな特徴の1つはフレキシブルなサウンドメイクを可能にしながらガッツのあるサウンドを作るプリアンプ、”TRI-LOGIC"です。このプリアンプはモダンなオリジナルシェイプを採用したXB-2やジャズベースをモチーフにしたXJ-1T、プレシジョンベース をモチーフにしたXP-1Tそれぞれに共通して搭載されています。

また、5弦ベースや6弦ベースに強いのもXoticの大きな特徴で、ほとんどのモデルに4~6弦のオプションがあります。

Xoticベースの評価

Xoticはアメリカ国内工房製の作品はもちろん、日本国内工場で生産するXJ、XPシリーズも高く評価されています。同シリーズは日本国内のベーシストはもちろん海外のベーシストからも大きな信頼を獲得しており、特にスタジオワーク、セッションワークをメインとするベーシストには大変重宝されています。

5弦のスタイルのジャズベースやプレシジョンベース は種類が少なく、かつスタジオワーク系のミュージシャンには高い需要がありました。そんな中、登場したXoticは必然的に多くのミュージシャンに広まっていきました。

Xoticベースの愛用ミュージシャン

Rhonda Smith

出典:You TubeInterview with Rhonda Smith Part 1
ファンクミュージックを基盤としてジェフベックやプリンスなど、レジェンド級のミュージシャンとのセッションワークを次々と成功させている女性ベーシスト、ロンダスミスはXoticベースのユーザーの1人です。

彼女が選んだのはメイプル指板を持つ4弦のXJ-1Tです。骨太でダイナミックなベースサウンドは男らしく、まさにファンクベースサウンド。XJ-1Tは日本製ならではのタイトさ、精密さとアメリカンなダイナミックさを持ち合わせており、彼女のベースプレイにはぴったりな1台であると言えるかもしれません。

Chuck Rainey

出典:You TubeCHUCK RAINEY 1
ソウル、R&B、ジャズ、ポップスなど、数多くのセッションに参加するレジェンドベーシスト。マーヴィンゲイ、アレサフランクリンなどの超大物とのセッションを始めとしておそらく世界で最も多くのレコーディングに参加したベーシストの1人でしょう。

チャックが選んだXoticベースはPJピックアップレイアウトを採用したXP-1T。恐ろしく骨太でディープでありながらも粒立ちの良い彼のサウンドにはぴったりの1台でしょう。

Xotic XPJ-1T 4-strings (Yellow Blond) [Chuck Rainey 仕様]

Xotic XPJ-1T 4-strings (Yellow Blond)

おすすめのXoticベース

XOTIC XB-2 6st F-walnut NAT エレキベース 6弦ベース 34inch

Xoticのアメリカ工房で製作されるモデル、XB-2がこちらです。多くのオプションを持つXB-2ですが、本機は比較的シンプルに仕上げられています。ボディトップにはフィギュアドウォルナット、ボディバックにはメイプルとアッシュの組み合わせ、そして強固なメイプルネックにはエボニー指板を組み合わせています。

ピックアップにはケンスミスピックアップのOEMで知られる高品位なケントアームストロングを採用。沈み込むようなローエンド、クリスピーなハイミッド、どこまでも広いハイエンドは非常に特徴的。

XOTIC XB-2 6st F-walnut NAT エレキベース 6弦ベース 34inch

Xotic XJ-1T 5-string “Light Weight Series” (Surf Green/Ash/M)

Xoticの国内工場製造シリーズであるXJ-1Tは本来4kg台後半ほどのヘヴィウェイトにデザインされていました。近年高い人気を見せるXJ-1Tの軽量版として人気を博しているのがこちらの"XJ-1T Light Weght Series"です。

従来のものに比べると腰高でありながら、軽いタッチで軽やかに響くサウンドは大きな魅力を持ちます。軽量であること自体が、長い時間を演奏しなければならないワーキングミュージシャンにとっては大きな魅力ですね。

Xotic XJ-1T 5-string “Light Weight Series” (Surf Green/Ash/M)

価格情報は以下に表示された日付/時刻の時点のものであり変更される場合があります
amazon.co.jp:2018年7月19日 13:13時点 本商品の購入においては、購入の時点で上記各サービスに表示されている価格および発送可能時期の情報が適用されます

Xotic / XJ Series XJ-1T 6-string Natural Maple

Xoticベースは5弦、6弦のスタイルとも非常に高い親和性を持ち、実際にそのようなスタイルでの製造も多く行われています。本機はXJ-1Tの6弦モデル。ヒップショットウルトラライトペグを使用し、またヘッドの形状にも工夫が施されているためにヘッド落ちとは無縁です。

ジャズベースのサウンドで6弦のスタイルを持つモデルは世界中を見回しても多くはなく、まずはその点自体に大きなメリットを持つモデルだといえるでしょう。

Xotic / XJ Series XJ-1T 6-string Natural Maple

Xotic XP-1T 4st 3TS /ALDER ROSE

Xoticはトラッドなスタイルとモダンなスタイルの完璧な融合に長けたメーカーです。一般的にあまりモダンなアレンジが施されることがないプレシジョンベースのスタイルですら、Xoticの手にかかるとモダンベースに変身してしまいます。

オリジナルプリアンプ、"Tri-Logic"を搭載しており、トラッドなプレシジョンベースサウンドでありながらも音圧感を持ちながらフレキシブルなサウンドメイクを可能にしています。

Xotic XP-1T 4st 3TS /ALDER ROSE

価格情報は以下に表示された日付/時刻の時点のものであり変更される場合があります
amazon.co.jp:2018年7月19日 13:21時点 rakuten.co.jp: 2019年12月18日 19:13時点 本商品の購入においては、購入の時点で上記各サービスに表示されている価格および発送可能時期の情報が適用されます
近年日本国内にとどまらず世界中のベーシストから厚い信頼を得ているXoticベース。オリジナルモデルであるXB-2はもちろん、特にXJ-1Tはトラディショナルなスタイルとモダンなスタイルを完璧に融合させたスタイルを持ち、スタジオワークやセッションワークをメインにするミュージシャンに高く評価されています。

5弦スタイルのジャズベースではこれ以上ないほどの完成度を持っており、もしもそのスタイルで新しいベースを探すのであれば必ず試してみるべきモデルの1つでしょう。

この記事に登場した専門家

ベース専門店・Geek IN Box代表
嵯峨駿介さん
東京・御茶ノ水の大手楽器店にて数千本のギター・ベースのリペア、メンテナンスを経験。現在は、横浜でベース専門店「Bass Shop Geek IN Box」を立ち上げ、リペアや販売をする傍ら、様々なメディアで記事の執筆もこなす。 ※本記事の内容は嵯峨駿介個人の意見、知識を基に執筆しており、所属する株式会社ビレッジグリーン及びGeek IN Boxの総意を代表するものではありません
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