【メンズ】スノボウェアの人気ブランドと2018年最新モデル

メンズのスノボウェアに必要な性能と、ジャケットやパンツの種類と選び方、便利な機能などを整理してご紹介します。パンツと一言で言っても、セパレートのタイプ、つなぎのタイプ、オーバーオールのようなビブパンツと呼ばれるものまで様々。それぞれのメリット・デメリット、人気ブランドの新作やおすすめのウェアなどもまとめてご紹介します。

スノボウェアは防水性・透湿性・保温性が重要!

アルペン練馬関町店 スノーボードエキスパートアドバイザー
中村さん
スノボウェアが備えている大事な性能を理解しておくだけで、選び方がより的確になります。重要な3項目について解説しますので押さえておきましょう。
スキーゲレンデ

防水性

防水性は、読んで字のごとく水分がウェアの中に染み込むのを防ぐ性能のことで、「耐水圧」という指標によって表されます。

この耐水圧はJIS規格により試験方法が定められていて、1cm四方の筒の底部に生地を張り、筒に水を注ぎ、水が3滴滲み出した時点での水の高さを測って求めます。単位は「mm(ミリメートル)」で表示されますが、5,000mm以上あればウェアとしては合格ラインです。10,000mmを超えると安心のレベルと言えるでしょう。この数値の高さはウェアの価格にも比例します。

透湿性

ウェア内への水の浸透を防ぐ防水性に対して、汗などの水分・湿気を外に排出する能力が「透湿性」です。生地1m四方当たり、24時間で何gの水分・湿気を排出できるかが測定を測定したものです。

5,000~8,000gあると及第点で、滑っているうちに汗をかいてもベトつきにくいレベルと言えるでしょう。10,000gを超えれば快適なレベルと言われています。

保温性

熱を逃がさず、温かさを保つ力が文字通り保温性です。最近のスノボウェアには、保温性を維持する方法として実は2通りの方法があります。1つは、体から発する水分などに反応して発熱する方法。もう1つが、アルミなどの素材を用いて、体温の熱を反射して内側に閉じ込める方法です。
スノボウェアの保温機能
保温機能については、メーカー各社で研究・開発が進んでいます。取材したアルペンでも独自の「iHEAT(アイヒート)」という素材があり、こちらは前者の発熱する素材になっています。もうひとつ、「iHEAT PACK(アイヒートパック)」という素材もあり、こちらは発熱と熱反射による保温の機能を併せ持っています。

メンズのスノボウェアの選び方

ジャケットの選び方

ジャケットの機能ラインナップ

快適にスノボを楽しむためには、ウェアにどんな機能が付いているのかもチェックしたいところです。スノボウェアのジャケットによくある便利な機能と役割を説明していきます。

  • パウダースカート(パウダーガード):ジャケットの裾をゴムで絞って、ウェア内に雪が入らないようにするためのものです。同じ機能で、裾周りを紐で締めるタイプ(ドローコード)もあります。

  • ゴーグルポケット:ウェアの内側にメッシュのゴーグルを入れるポケットが付いています。ゴーグルがくもった時、ここに入れて温めてくもりを解消します。
パウダースカート・ゴーグルポケット
  • ベンチレーション:脇の下あたりに付いているチャックのことで、体温調節のための機能です。暑くなった時に開けておくことで、熱を逃してくれ、ウェアを脱がずに滑り続けることができます。

  • パスケース:腕にリフトのパスを入れるポケットが付いています。最近はリフト券がICチップ化されていたり、パスを最初に見せればあとは乗り放題というゲレンデも多いので、小さいものや、透明部分がなく日付部分が見えないものが多くなっています。
ベンチレーション・パスケース
  • イヤホン通し:ジャケットの胸元あたりに、イヤホンのコードを通せる穴が付いています。ジャケットの内ポケットにスマホや音楽プレーヤーなどを入れて、音楽を聴きながら滑りたいという人にはおすすめの機能です。
スノボウェアのイヤホン通し

ジャケットのサイズの選び方

ジャケットを選ぶ時は、普段の洋服よりワンサイズ大き目を選ぶのがいいでしょう。両手を広げて横に伸ばした時に手首が出ない程度、両手を体の前で交差して背中が突っ張らない程度、バンザイをして裾がズリ上がってこない程度が目安です。

パンツの選び方

パンツのタイプ

スノボウェアのパンツには、完全にパンツ部分のみのタイプ、サスペンダーが付いたタイプ、「ビブパンツ」と呼ばれるオーバーオールのようなタイプなどがあります。

サスペンダーが付いていないタイプは、雪が入り込まないように、腰部分にパウダーガードが付いているものもあります。サスペンダーがないタイプのパンツは、腰パンにベルトをするスタイルも人気です。

また、パンツにもジャケットと同様に、内腿部分にベンチレーションが付いているものもあります。
パンツのパウダーガード・ベンチレーション
ビブパンツは胸元あたりまであるので、雪が入りにくく、上半身も温かいので、春先など温かい日にはジャケットは着ずに滑ることもできます。
ビブパンツ

パンツのサイズの選び方

パンツのサイズは、ウェストと丈の決め方にそれぞれポイントがあります。ウェスト部分にも動きやすさが欲しいので、こぶし1個分のゆとりを持たせるのがおすすめです。

丈はくるぶしより少し長いくらいが目安。屈伸しても突っ張らないくらいがちょうどいいですね。お尻や膝にプロテクターを付ける場合は、付けた状態で試着してください。

つなぎタイプ

スノボウェアとしては、つなぎタイプにも注目です。トイレの際などに不便という声もありますが、雪が入りにくいというメリットも捨てがたいところです。

雪の入りくさは魅力的だけど、上下セパレートがいいという人は、上下同じメーカーでそろえれば、ジャケットの裾とパンツのウエスト部分をボタンで連結できるものもありますよ!
パンツとジャケットをつなぐインターフェイス

人気ブランドと2018年の新作

BURTON(バートン)

BURTON(バートン)は、1976年にアメリカ人のジェイク・バートンが興したスノボグッズの世界のリーディングカンパニーです。おしゃれなデザイン、優れた機能性を併せ持つウェアがそろっていて、ボーダーの人気を集めています。

また、スノボのパイオニアとして君臨する一方で、バッグを中心としたタウンユース化にも力を入れています。

AK457 Guide Jacket

AK457 Guide Jacketは、GORE-TEXやベンチレーションなどの特徴のほか、生地にドローコードを直接つなげた「Cohaesive」というシステムや、遭難者位置情報を提供する「RECCO」というシステムを搭載している機能性の高いジャケットです。

このAK457は、バートンの友人である音楽プロデューサー、藤原ヒロシ氏がクリエイティブディレクターを務めています。

Dunmore Jacket

コーチジャケットとパーカーを重ね着したようなおしゃれなデザインのDunmore Jacket。見た目だけでなく、防水性、透湿性、撥水性などの性能も◎!ベンチレーションなどの機能も備えた万能スノーウェアです。

AK GORE-TEX CYCLIC JACKET

防水性・透湿性に優れた素材・ゴアテックスに、雪や風をシャットアウトする密閉加工が縫い目に施された、極めて高い防水性を誇る1着。立体裁断などにより、動きやすさにも充分配慮されています。

Covert Pant

膝までパックリと開くベンチレーションで体温調節も簡単にできます。縫い目に使われているシームテープ加工で、防水性・防風性もバッチリ!サイドにはカーゴポケットが付いていて、見た目と使い勝手の良さを両立しています。

グレー、ブラック、ベージュなどのワンカラーのもの、ツートンカラーのもの、迷彩柄のようなものなど、全9色あります。

RESERVE BIB PANT

オーバーオールのような、胸まであるビブパンツ。デザインだけでなく、防水性、透湿性もバツグンで機能面も◎。そのうえ、Living Liningが搭載されており、内部の熱を自動でコントロールしてくれるので常に快適な中、スノボに集中できます。

Quicksilver(クイックシルバー)

Quicksilver(クイックシルバー)はアメリカ・カリフォルニア州のメーカーです。ロゴは、日本の浮世絵師である葛飾北斎の作品「富士山と波」をモチーフにしたものです。クイックシルバーのレディースブランド・ロキシーも女性に大人気です。

MISSION PLACED ART JACKET

細身のシルエットが特徴のハイネックジャケットです。ICチップ対応のパスケース、ゴーグルポケット、ベンチレーション付きで、アタッチシステムによりパンツとつなぐこともできます。

FOREVER 2L GORE-TEX JACKET

切り替えデザインがおしゃれ!耐水性に優れたゴアテックス素材、シームテープ加工、パウダースカート、ジャケット・パンツ連結用ループ、ゴーグルポケット、ベンチレーションなどを備えた、欲しい機能全部入りと言える1着です。

クイックシルバー FOREVER 2L GORE-TEX JK EQYTJ03170 BTK0 US L

ESTATE SHELL GAITER PANT

ブーツゲーター、パウダーガードなど長時間のライディングを実現するための機能が組み込まれたパンツ。ベルクロで調節可能なウェストバンドも魅力です。

クイックシルバー スノーパンツ ESTATE SHELL GAITER PANT

VOLCOM(ボルコム)

VOLCOM(ボルコム)は1991年にボードスポーツのアパレルブランドとして、アメリカのカリフォルニアで誕生しました。スノーボードのみならず、サーフィン、スケートの分野でも支持を得ているブランドです。

CREEDLE2STONE JKT

コーチジャケットのようなデザインとチェック柄がおしゃれなジャケット。ジャケットとパンツを連結でき、パウダースカートも付いているので雪の侵入対策もバッチリ!音楽機器専用ポケット、ゴーグルポケット、ベンチレーションも備えています。

VOLCOM CREEDLE2STONE JKT クリードルストーンジャケット BLK

MILITIA JKT

着脱可能なベストが付いたミリタリー調のデザインが目をひく1着。フードを付けても視界が保たれるゴーグルクリップ、ゴーグルポケット、音楽機器専用ポケット、パウダースカート、ベンチレーションなど機能も満載!裾の絞りをポケット内で調節できるユニークな機能も備わっています。

VOLCOM スノーウェア メンズ MILITIA 3-IN-1 JACKET

CARBON PNT

デザイン的にもひとつ上でご紹介したMILITIA JKTとマッチするパンツです。雪の侵入に備えたブーツゲーターや3ステッチで強化されたヒップ部分にも特徴があります。ゴアテックスのパンツが1万円台と、お手頃な価格なのも見逃せません。

SESSIONS(セッションズ)

SESSIONS(セッションズ)は1980年代にカリフォルニアで誕生し、ジェイミー・リン、マイク・ランケットといった伝説的スノーボーダーたちをサポートし続けた、アウターウェアのメーカーです。そのウェアは、ボヘミアンなライフスタイルの象徴と言われています。

SUPPLY JACKET

このSUPPLY JACKETは、スキー・スノボ兼用のジャケットです。おしゃれでシンプルな単色デザインに、耐水圧は10,000mmもあるので、防水機能は安心できるレベル。透湿性も10,000gと充分です。

Sessions メンズ Supply Snowboard Jacket 2018

SCOUT JACKET

SCOUT JACKETも同じく、スキー・スノボ共用のジャケットです。耐水圧はこちらも10,000mm、透湿性も10,000gと安心できるレベルです。

SQUADRON PANT

SQUADRON PANTもジャケット同様、スキー・スノボ共用タイプで、上でご紹介したジャケットとコーディネートしやすいカラー展開です。耐水圧は更に強力で、15,000mmを誇っています。

686(シックス・エイト・シックス)

MONIKER JACKET

686(シックス・エイト・シックス)は、1992年にアメリカのロサンゼルスで生まれたブランドです。創業者、マイケル・アキラ・ウェスト氏の記念日の組み合わせによってブランド名が決まりました。

家族、仲間を大切にするという企業理念がブランド全体に浸透しています。ユニーク且つ機能的なデザインがアメリカでも支持されています。MONIKER JACKETは、その典型であって、必要な機能を漏れなくそろえた代表的ジャケットです。

686(シックスエイトシックス) スノーボードウェア Authentic Moniker Jacket

初心者におすすめ!お手頃価格のメンズスノボウェア

メンズのスノボウェアを手頃な価格で手に入れるには、型落ちモデルを狙うこと。例えば新作が3万円以上するところ、1シーズン前のモデルなら2万円程度で買うことができます。最新のモデルにこだわりがなければ、これを見逃す手はありませんね。

また、アルペンなどのオリジナルブランドも手頃な価格ながら、機能的にも充実したウェアがそろっています。アルペンのオリジナルブランドには、イグニオ、キスマークなどがあります。

Columbia(コロンビア)

アルパインアクションジャケット

Columbia Alpine Action Jacket メンズ スキーウェア ジャケット

フロストフリーパンツ

Columbia フロストフリーパンツ

THE NORTH FACE(ザ ノース フェイス)

ACHILLES JACKET

スノボを始めるなら、ウェア以外にもそえるべきものがたくさん!

ここまで、ウェアについて選び方とおすすめのモデルをご紹介してきましたが、ウェア以外にもそろえるべきアイテムがいろいろとあります。

グローブ、ゴーグル、寒さ対策としてのインナー、ミドルレイヤー、ソックス、フェイスマスク、ネックウォーマー、ニット帽より安全性の高いヘルメット、さらには初心者はプロテクターもあると安心です。ウェアにパスケースが付いていない場合は、リフト券を入れておくパスケースもあると便利なアイテムです。
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取材させていただいたアルペンは、ウェアだけでもかなりの品揃えで、試着することも可能です。中村さんのように専門知識を持ったスタッフの方もいるので、わからないことがあれば、気軽に相談してみるのがおすすめです。スノーボードはスキーに比べてデザイン性、ファッション性の高いウェアがそろっているので、滑るだけでなく、ファッションも楽みつつ、ぴったりの1着を見つけてくださいね。

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この記事に登場した専門家

アルペン練馬関町店 スノーボードエキスパートアドバイザー
中村さん
アルペングループの原点、ウィンタースポーツ商品販売の専門店として1972年に設立。現在ではウィンタースポーツ用品だけでなく、野球・サッカー・フィットネスなどあらゆるスポーツ用品や、アパレル、シューズなどのファッション用品など幅広い商品をお値打ち価格で販売している。アルペン練馬関町では、スキーアドバイザー・スノーボードアドバイザーが商品選定からお悩み解決まで、ウィンターライフをサポートしてくれる。
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