トレーニングシューズ(トレシュー)の選び方とおすすめ人気モデル【ナイキ、アディダス、ミズノ、アシックス、プーマ】

サッカーやフットサルで使われるトレーニングシューズは、略して「トレシュー」と呼ばれます。スパイクにはスタッドがあるのに対して、トレシューはスタッドがないという違いがあります。トレシューの選び方と、アシックス・ナイキ・アディダス・ミズノなど人気メーカーのおすすめのモデルもご紹介します。

そもそも「トレシュー」とは?

スポーツデポ南砂町スナモ店
トレシューとは「トレーニングシューズ」を略した言い方で、試合用と区別しています。重量として大差はないのですが、試合用のスパイクにはスタッドという突起が靴底に付いていて、地面に対するグリップが高く、その分足への負担は大きくなります。

対するトレシューの靴底は、スタッドがなく平らです。(小さい凹凸はあります。)スパイクと比べてグリップ力は劣りますが、足首への負担は少なく、長時間練習しても疲労は軽くてすみます。土や芝の上での練習・トレーニングに向いているものと、室内での使用に向いているものとがあります。
トレシューの裏側

トレーニングシューズの選び方

サイズ選びは踵をぴったり合わせるのがポイント!

トレシューのサイズ選びはスパイクの場合と基本的に同じです。試着する際は、踵をシューズの踵部分にぴったりと合わせます。つま先には1cm程度まであそびを持たせてもいいでしょう。1cm以上になると、足がシューズの中でズレてしまうので注意してください。

素材は合成皮革がおすすめ

トレシューの素材は合成皮革が基本です。スパイクはカンガルー革のものが多いですが、動物性の革は高価なので、トレーニング用としては経済的に負担になるでしょう。裏側の素材は、衝撃を吸収してくれるゴム製がおすすめです。
トレシューの裏側(ゴム製)

フットサル用や野球用のトレシューじゃダメ?

同じトレシューでもフットサルは足の裏でボールを扱うことが多いので、アウトソールに小さなボコボコがなく真っ平らになっています。ボコボコがあるほうがグリップがよくなるので、サッカー用とは分けるのがベターです。

野球用は生地が厚くてやや重いので、足が疲れやすくなります。やはりサッカーにはサッカー用のトレシューを選んでください。

フットサルにサッカー用のトレシューを使おうと考えている方も要注意!体育館などの室内で練習する場合、シューズの裏に色がついていると、摩擦で床に色がうつってしまうことがあります。室内で使う場合は、靴底の色はあめ色か白色のものにしましょう。

トレーニングシューズのおすすめメーカーと人気モデル

アシックスのトレシュー

アシックスのトレシューは、スパイクの場合と同様、繊細なタッチを意識しています。前足部は広く、中足部から踵にかけて絞るという構造上の特徴を持っていて、ワイドラストと名付けられています。足幅が広く足の甲が高い人のために前足部にゆとりを持たせてあるのです。日本のメーカーとして、日本人の足型に合わせた靴作りを進めていますね。

ねじれが生じやすい中足部は、樹脂で補強され、強度を上げる工夫がされていて、アシックスのトレシューに共通の特徴です。フィット性と耐久性を同時に追求するアシックスならではと言えます。

DS LIGHT 2 TF SL

そんなアシックスのトレシューに対する理念を表現しているモデルを2つご紹介しておきましょう。ひとつ目は、DSライト 2 TFというモデルです。フィット性と耐久性の両立のため、足の甲をカバーするアッパー部分は牛革と人工皮革のコンビネーションで作られています。こちらは屋外用のモデルです。

[アシックス] サッカーシューズ DS LIGHT 2 TF SL (現行モデル)

  • メイン素材: 人工皮革
  • ソール素材または裏地: 合成底
  • ヒールの高さ: 3 cm
  • 留め具の種類: レースアップ
  • ソールの厚さ:1.5cm

デスタッキ 6J

もうひとつはインドア用のトレシューです。代表的なモデルとして、デスタッキ 6Jを取り上げてみました。グリップ性とクッション性に優れ、安定感の高いトレシューです。フットサル用としても使える優れものです。

[アシックス] フットサルシューズ DESTAQUE 6 J (現行モデル)

  • メイン素材: 人工皮革
  • ソール素材または裏地: 合成底
  • ヒールの高さ: 3 cm
  • 留め具の種類: レースアップ

アディダスのトレシュー

アディダスは1920年に誕生したドイツのメーカーです。アディダスのシューズは履く人の運動能力のタイプごとにシリーズが分けられています。俊敏な動き(アジリティ)に注力した「ネメシス」、突破力とスピードに注力した「X(エックス)」、ボールコントロール力に注力した「エース」、しなやかなレザータッチの「コパ」などのタイプがあります。

トレシューにもその特徴が現れていて、スパイクと同じ、ネメシス、エックス、エース、コパなどのシリーズがあります。自分自身の身体的特徴やあこがれの選手のプレースタイルなどをイメージしながら選ぶと楽しいでしょう。

ネメシス タンゴ 17+360 アジリティTF

アディダスのトレシューなら、ネメシス タンゴ 17+360 アジリティTFは外せないモデルです。こちらはプロ仕様のプレミアムモデルで、最高レベルのフィッティングを実現するために靴ひものない革新的なデザインを採用しています。

「TF」はターフコートを意味していて、人工芝、天然芝から固い土のグラウンドでも対応できるオールマイティなモデルです。ニット素材で足首から後足部までをしっかり固定してくれるので安定感は抜群です。あのリオネル・メッシや日本の武藤嘉紀も愛用するトップモデルです。トッププレーヤーと同じトレシューなら、練習段階からテンションがあがりそうですね。

ネメシス タンゴ 17+ 360アジリティ TF

  • 素材 : 合成繊維/ゴム底
  • 生産国 : Vietnam
ただこちらは最新モデルとなっているため、やや高価となっています。そのひとつ前のモデルであるネメシス タンゴ 17.3 TFも高パフォーマンスを発揮してくれます。耐久性にも優れていますしお買い求めしやすいのでおすすめですよ。

ネメシス タンゴ 17.3 TF

[アディダス] サッカーシューズ ネメシス タンゴ 17.3 TF(現行モデル)

  • メイン素材: 合成繊維
  • ソール素材または裏地: 合成底
  • ヒールの高さ: 2 cm
  • 留め具の種類: レースアップ
  • ソールの厚さ:1.5cm

ミズノのトレシュー

ミズノのトレシューはスパイクと同じで、日本人の足に合わせた幅広のデザインが特徴です。ジュニア向けの品揃えも豊富で、大人用とシンクロしたラインアップとなっています。

素足感覚と足の保護を大事にするのが製品コンセプトで、どのシリーズもフィット感とクッション性を大事にしています。トレシューやスパイクに限りませんが、ミズノの場合は用具のお手入れグッズも豊富です。汚れ落としのブラシやクリーナーなども用具の種類に対応して揃っていますから、長く使い込んでも安心です。

イグニタス 4 AS

数あるミズノのモデルの中でもおすすめのトレシューは、イグニタス 4 ASです。固い土や人工芝への対応型ですが、キックしてボールに回転を与えるためのスピンパネルがユニークです。タテヨコだけでなく、多方向にパネルの向きが組まれているため、多様なスピンを生み出します。トレシューとは思えない機能です。このモデルは本田圭佑、吉田麻也両選手が使用しています。

[ミズノ] サッカーシューズ イグニタス 4 AS [メンズ] (旧モデル)

  • メイン素材: 人工皮革
  • ソール素材または裏地: 合成底
  • ヒールの高さ: 3 cm
  • 留め具の種類: レースアップ
  • スパイクレス/トレーニング

バサラ 103 SALA

次にご紹介するのは、バサラ 103 SALAです。こちらはフットサル専用として設計されていますが、屋内トレーニング用としてもおすすめできます。

[ミズノ] フットサルシューズ バサラ 103 SALA (現行モデル)

  • メイン素材: 人工皮革
  • ソール素材または裏地: 合成底
  • ヒールの高さ: 1.5 cm
  • 留め具の種類: レースアップ
  • ソールの厚さ:1cm

モナルシーダ2 FS AS

3つ目は、モナルシーダ 2 SW ASをご紹介します。こちらもトレシューとしてもフットサル用としても使えるモデルです。カップインソールを強化してシューズ内での足のズレを抑えている点は高ポイントでしょう。

[ミズノ] サッカーシューズ [メンズ] (現行モデル)

  • メイン素材: 人工皮革
  • ソール素材または裏地: 合成底
  • ヒールの高さ: 2 cm
  • 留め具の種類: レースアップ
  • ソールの厚さ:1cm

プーマ

プーマもアディダスと同じドイツのメーカーで、この2社は元々兄弟会社でした。プーマのスパイクやトレシューに共通するのは、軽量化されていること、履き心地が良いこと、足幅がやや狭めに作られていることです。プーマのトレシューを選ぶ時には、まずそのことを頭に置いておくと良いでしょう。
足の甲をカバーする部分であるアッパーには、シンセティックレザーを使用して軽量化を図っています。低重心アウトソールと共にボールを扱いやすくするための工夫です。

ワン 17.4 TT

エヴォパワー、エヴォスピード、イグナイトなど、プーマの代名詞的シリーズは沢山ありますが、トレシューとしてはプーマ ワン 17.4 TTをおすすめしたいと思います。アッパー部分にシンセティックレザーを使って柔らかさを求めつつ、足首周辺をレザーで包んで、通気性を確保しています。

人工芝や固い土に対応するモデルですが、トレシューとしてもフットサル用としても使うことができます。250gなのでプーマのトレシューとしてはやや重めです。こちらはプーマワンシリーズのエコノミークラス版である、テイクダウンモデルです。

[プーマ] サッカーシューズ PUMA ONE 17.4 TT (現行モデル)

  • メイン素材: 人工皮革
  • ソール素材または裏地: 合成底
  • アッパー:人工皮革 アウトソール:ゴム底

ナイキ

ナイキはアメリカ製の世界的スポーツブランドです。1968年創業なので、日本やドイツのメーカーに比べると比較的新しいメーカーです。縫い目の少ないスピード系のモデルを数多く生産しています。そのため、加速性能を重視するスピードスターに愛用者が多いという特徴を持っています。

レアル・マドリードの英雄、クリスティアーノ・ロナウドやブラジルのエース、ネイマール、日本の長友佑都などがナイキのスパイクを愛用しています。トレシューにハイカットモデルが多く登場するのもナイキの特徴と言えるでしょう。

マーキュリアル X ビクトリー Ⅵ CR7 DF TF

そんな訳でナイキのトレシューはハイカットタイプのマーキュリアル X ビクトリー Ⅵ CR7 DF TFをおすすめします。こちらはトレーニングとフットサルの併用型です。

スピードスターが愛用するマーキュリアルということで、このトレシューもクリスティアーノ・ロナウドの使用モデルです。トレーニング用ですが、ニットの履き口が足首をしっかり固定してくれます。アッパー素材は人工皮革と合成繊維を組み合わせて耐久性を確保しています。

サッカー トレーニングシューズ ナイキ マーキュリアル X ビクトリー 6 CR7 ダイナミックフィット TF NIKE


  • カラー:ブルーティント/ホワイト/ブルーティント/ブラック 
  • アッパー:人工皮革 
  • アウトソール:ゴム底 (ノンマーキングソリッドラバー) 

ジュニア用のトレーニングシューズ

ジュニアのお子さんに対して、まず配慮しなければならないのは、足の骨が成長途中にあってまだ柔らかい、ということです。トレシューの機能も足への保護、クッション性を優先してください。

シューズ選びのポイントとしては、足の甲の高さがフィットしているか、踵がトレシューの踵部分の膨らみにうまく納まっているか、つま先に多少のゆとりがあるか(1cm程度が目安)、などに気を付けると良いと思います。

マジックテープで留めるタイプのトレシューもあり、靴ひもを自分で結ぶのが苦手なお子さんでも安心です。
ジュニア用サッカーのトレーニングシューズの選び方・人気商品はこちらをcheck!
ジュニア用サッカーのトレーニングシューズの選び方・人気商品はこちらをcheck!>>
「トレシュー」とはトレーニングシューズの略で、ジュニアの場合練習時はもちろん、試合でもトレシューを使うことがあります。サッカーを始めるならまず揃えるべきアイテムのひとつです。サッカーに詳しくないママ・パパにも分かるよう、サッカーのジュニア用トレシューの選び方と、ナイキ・アディダス・アシックスなど人気メーカーの特徴や、新作、おすすめのシューズをご紹介します。

自分に合ったトレシューを

今回はサッカーのトレシューについて、その位置付け、種類や使い方、サッカースパイクとの違いなどを掘り下げてみました。フットサルや野球用のトレシューもありますが、素材やアウトソールがそれぞれの競技に敵した作りになっているため、サッカーにはサッカー用、フットサルにはフットサル用、野球には野球用と使い分けるのがベターです。

アシックスやミズノなどの国内メーカーも、ナイキやアディダスなどの海外のメーカーも、スパイクと同じようなラインナップが揃っています。トッププレイヤーと同じモデルを履いてみたら、きっとそれだけでテンションも上がるのではないでしょうか。トレシューはおしゃれなデザインのものも揃っているので、サッカーやフットサルの練習だけでなく、普段履きとして使ってみるのもおすすめです。ぜひお試しあれ。

この記事に登場した専門家

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