パーティーにぴったり!「ランブルスコ」の特徴とおすすめ5選

イタリアの赤いスパークリング、ランブルスコはイタリア北部エミリア・ロマーニャ州が主な産地で、生ハムはもちろん、肉料理やミートソースパスタにも合います。ここでは、ランブルスコの特徴やおすすめをご紹介します。

ランブルスコの基本情報
おすすめのランブルスコ
この記事に登場した専門家

ランブルスコの基本情報

日本ソムリエ協会 ワインエキスパート
水木 明さん

ランブルスコとは

イチゴのような甘い香りの微発泡の赤いスパークリングワイン。サイゼリヤなどカジュアルなイタリアンのグラス・スパークリングです。ロゼのランブルスコもあります。タンニン(渋み)が強くなく、果実味たっぷりでジューシーなので、ワイン初心者も楽しく味わえます。

赤の泡は珍しいので、パーティーやイベントでも使い勝手が良いスパークリングワインです。
スパークリングワイン(赤)

産地と合う料理

イタリア北部エミリア・ロマーニャ州が主な産地です。州の半分が平野でパルマハム、パルミジャーノ・レッジャーノなど加工食品が豊かです。ハムやチーズとランブルスコの塩味がよく合い、微炭酸がハムの脂身を流し、口の中に旨味だけを残してくれます。
生ハムとチーズ

品種の特徴

ランブルスコ+亜種の名前が品種名で、代表的な品種は3種類。「ランブルスコ・ディ・ソルバーラ」と「ランブルスコ・グラスパロッサ」、「ランブルスコ・サラミーノ」です。ソルバーラ種は淡い色合いで優しく、グラスパロッサ種はしっかりした味わい。サラミーノ種はしっかりした色合い、フルーティーな果実味があります。

辛さの種類

辛口

セッコ(Secco)が辛口です。肉料理やミートソースのタリアテッレ、ラザニアに合わせて。

中甘口

アマービレ(Amabile)は1リットルに残糖12~50gの中甘口です。

甘口

ドルチェ(Dolce)が甘口です。

おすすめのランブルスコ

キアルリ ランブルスコ・ヴィニェート・チャルディーニ グラスパロッサ・ディ・カステルヴェトロ NV

創業1860年の老舗が造る偉大なランブルスコ。1次発酵をした後、瓶詰めするため、フレッシュな果実の味わいが楽しめます。グラスパロッサ種のボディのしっかりした味わいが楽しめます。プロシュート(生ハム)によく合います。

キアルリ ランブルスコ・ヴィニェート・チャルディーニ グラスパロッサ・ディ・カステルヴェトロ NV

メディチ・エルメーテ コンチェルト・ランブルスコ・レッジアーノ・セッコ

歴史でも有名なメディチ家の流れをくむメディチ・エルメーテ。「コンチェルト」は単一畑でブドウの収量を抑えて造っているため、ふくよかな果実味があります。ブドウはサラミーノ種です。イタリアのグルメの権威ガンベロ・ロッソの最高評価トレ・ビッキエーリ(Tre Bicchieri、3グラスの意味)を8年連続で獲得。2千円以下で楽しめる本格的なランブルスコ。辛口(セッコ)です。

メディチ・エルメーテ コンチェルト・ランブルスコ・レッジアーノ・セッコ

カビッキオーリ ランブルスコ・ロッソ・ディ・ソルバーラ・セッコ DOCランブルスコ・ディ・ソルバーラ

イタリアで最も売れているランブルスコの生産者カビッキオーリ。こちらはソルバーラ種のランブルスコです。

カビッキオーリ ランブルスコ・ロッソ・ディ・ソルバーラ・セッコ DOCランブルスコ・ディ・ソルバーラ

ドネリ ランブルスコ・レッジャーノ・アマービレ スカリエッティ・ボトル

ランブルスコの代表的生産者ドネリ。中甘口のランブルスコです。

ドネリ ランブルスコ・レッジャーノ・アマービレ スカリエッティ・ボトル

ロジット&グアリーニ ランブルスコ・アマービレ

南イタリア、プーリア州で造られている税込700円以下で買えるランブルスコ。北部のランブルスコより熟した果実味があります。

ロジット&グアリーニ ランブルスコ・アマービレ

ランブルスコの特徴とおすすめをご紹介しました。同じ生産者でも品種や甘さでたくさんの種類のランブルスコを生産していますので、お気に入りの生産者が見つかったら、品種の違う銘柄を飲み比べても面白いですよ。

この記事に登場した専門家

日本ソムリエ協会 ワインエキスパート
水木 明さん
2012年、日本ソムリエ協会ワインエキスパートを取得。ワインショップやインポーターで経験を積むとともに、多くのインポーターのワインを幅広く飲んで、情報収集している。特に初心者がワインで困った時にアドバイスしてきた経験から、実用的なコツを伝えることを心がけている。
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