ペリエ・ジュエと花のシャンパン「ベル・エポック」のおすすめ7選

ガラス工芸の巨匠エミール・ガレによる可憐なアネモネのエッチング・ボトルで有名です。特に女性の憧れのブランドで、同じアネモネがほどこされたグラス付きのギフトセットはベストセラーです。ここではペリエ・ジュエの特徴とおすすめをご紹介します。

ペリエ・ジュエとは?
味わいと畑の特徴
ペリエ・ジュエの功績
スタンダードな種類とおすすめ
高級な種類とおすすめ
この記事に登場した専門家

ペリエ・ジュエとは?

日本ソムリエ協会 ワインエキスパート
水木 明さん
1811年、ピエール・ニコラ・ペリエと妻のローズ・アデル・ジュエによりエペルネに創設されたメゾンです。年間生産量は300万本。モナコ公妃グレース・ケリーがお気に入りのシャンパンとして公言したことで、モナコの社交界パーティー、ローズ・ボールに欠かせないシャンパンとなっています。

花のシャンパン

1900年代に起きた芸術運動アール・ヌーヴォーをけん引したことでも有名なガラス工芸の巨匠エミール・ガレが、1902年ゴールドで縁取られた日本のアネモネ(秋明菊)をボトルに描きました。

その後、メゾンのシンボルとなるアネモネのボトルに、1964年のヴィンテージ・シャンパンが詰められ「ベル・エポック(美しき優雅な時代)」という銘柄が誕生。「フルール・ド・シャンパーニュ(花のシャンパン)」と呼ばれ、愛されています。
ベル・エポック
出典:Amazon.co.jp

味わいと畑の特徴

味わい

最高級の気品ある味わいのシャルドネ種が主体で、フローラルでエレガントな味わいと繊細で上品、奥行きのある余韻が魅力です。

所有する65ヘクタールのブドウ畑の99.2%がグラン・クリュ(特級)の格付けです。シャルドネで特に秀逸なグラン・クリュの村、クラマン村とアヴィーズ村の畑を所有し、特にクラマン村の特徴の繊細なシャルドネの味わいが高く評価されています。

シャンパーニュ地方のシャルドネはキリッとしたミネラル感が魅力で、クラマン村は柔らかいミネラル感、アヴィーズ村はクラマンより強めのミネラル感があります。

ペリエ・ジュエの功績

1846年に世界で初めて辛口(BRUT)のシャンパンを造り出しました。それまでは甘口で食後酒として楽しまれていたシャンパンを、食事と合う辛口のシャンパンにし、イギリスで市場を拡大しました。ボトルへのヴィンテージ表記も初めて行ったメゾンです。
ディナーとシャンパン

スタンダードな種類とおすすめ

グラン・ブリュット

アネモネの瓶の「ベル・エポック」は高価ですが、こちらは比較的手に取りやすい価格のノン・ヴィンテージ・シャンパンです。2年半~3年熟成され出荷されます。

ピノ・ノワール、ムニエ、シャルドネの3種類のブドウのブレンドで、ブレンド比率はピノ・ノワールとムニエが40%、シャルドネ20%です。シャルドネによる気品や洗練さ、ムニエによるフルーティーな丸みが楽しめます。セラーで熟成させてから飲むのもおすすめです。

ペリエ・ジュエ グラン・ブリュット

ブラン・ド・ブラン

メゾンが誇る最高級のシャルドネが堪能できます。シャルドネのみを使用し、白い花のフローラルな香りと柑橘系の香り、味わいはキリッとした爽やかさと繊細なミネラル感が楽しめます。

ペリエ・ジュエ ブラン・ド・ブラン

ブラゾン・ロゼ

バラの花やレッドフルーツの香りと価格以上の価値のある優れた味わいのロゼとして、ワイン通に愛されています。「ベル・エポック」より以前からのシリーズ「ブラゾン・ド・フランス」(ブラゾン=勲章)で唯一、今日まで残っているキュヴェです。

ピノ・ノワールなど黒ブドウ比率が高く力強さはありながらエレガント。ふくよかで、まろやかな味わいです。

ペリエ・ジュエ ブラゾン・ロゼ

高級な種類とおすすめ

ベル・エポック

女性ウケが特に良いギフトとして定番のプレステージ・キュヴェです。エミール・ガレがデザインしたアネモネのボトルは芸術性が高く、味わいは芳醇でしっかりした骨格で、洗練されています。

ベル・エポック ボックス付

ベル・エポックが爽やかな白のギフトボックスに入っています。お祝い用に。

ベル・エポック グラスセット

ベル・エポックとアネモネのシャンパン・グラスのセット。結婚祝いやお誕生日ギフトに最適です。

ベル・エポック・ロゼ

ベル・エポックより長い熟成期間を経て出荷される最高級のロゼです。ラズベリーやイチゴなど赤い果実と柑橘系の香り、味わいはカシス、プラムのような黒い果実やスモーキーなニュアンスがあります。10年近い熟成によるシルキーな味わいも格別です。特別な日に飲みたい1本です。
ペリエ・ジュエの特徴や種類についてご紹介しました。アネモネのボトルの「ベル・エポック」はヴィンテージ・シャンパンなので、その年ごとに味わいが異なります。

味わいが気に入ったら、同じヴィンテージをもう1本購入し、ワインセラーで熟成させてから飲むとさらに豊かな味わいになります。

セラーで熟成させる年数は、お好みの熟成年数は人それぞれですので、3年、5年など自分の好みの熟成年数を見つけておくのも良いでしょう。

この記事に登場した専門家

日本ソムリエ協会 ワインエキスパート
水木 明さん
2012年、日本ソムリエ協会ワインエキスパートを取得。ワインショップやインポーターで経験を積むとともに、多くのインポーターのワインを幅広く飲んで、情報収集している。特に初心者がワインで困った時にアドバイスしてきた経験から、実用的なコツを伝えることを心がけている。
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