近年、デジタルイラストの分野は、Z世代を中心に注目を集めています。TikTokではイラストレーション分野の人気は159%まで急騰を見せています。イラストレーターの間でもプロアマ問わずデジタル派が増加している変化も生まれました。
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液晶タブレットメーカーXPPenから、Android搭載の描画タブレット「Magic Drawing Pad」が2024年2月28日に新発売。8GBメモリや256GBストレージを備えたハイエンド性能でありながら、7万円台という驚異のコストパフォーマンスも実現。液タブ開発で培った、筆圧感度16,384レベルに対応のタッチペンX3 Pro Pencilが標準付属します。レビューを通して本機の実力に迫ります。（提供：XPPEN Technology Co.）
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AndroidOS搭載のイラスト用タブレット「XPPen Magic Drawing Pad」
出典：XPPen
出典：Best One
ペンタブメーカーとして知られるXPPenは、Android搭載の描画特化タブレット「Magic Drawing Pad」を発表。
デジタルイラストへの注目が高まる中、プロの仕事道具として隙のないスペックを保持しつつ、“すべての人の創作を支えるテクノロジー”をコンセプトに開発されました。PC不要で描画できるスタンドアロン機でありながら、描画デバイスとして十分な性能を併せ持ちます。本記事では、Magic Drawing Padの性能や実用性についてご紹介していきます。
XPPen「Magic Drawing Pad」の商品情報
XPPen Magic Drawing Pad
参考価格：
75,800
円
プロの性能を7万円台で。XPPenの描画タブレットが新発売
8GBメモリをはじめとするハイエンド性能に加え、スタイラスペンが標準セットになったAndroid搭載端末「XPPen Magic Drawing Pad」が2024年2月28日に新発売。16,384段階の筆圧感度に対応したX3 Pro Pencilと、紙のような描き味の新開発液晶X-Paper Displayには、液タブメーカーとしての強みが光ります。
送料無料＆1年半の保証付き！
価格情報は以下に表示された日付/時刻の時点のものであり変更される場合があります
本商品の購入においては、購入の時点で上記各サービスに表示されている価格および発送可能時期の情報が適用されます
| OS | Android OS ver12~ |
|---|---|
| メモリ(RAM) | 8GB |
| ストレージ | 256GB |
| 画面サイズ | 12.2インチ |
| 重量 | 599g |
| サイズ | 厚さ6.9mm |
| バッテリー容量 | 8,000mAh |
| 急速充電 | 最大18w充電対応 |
| アウトカメラ画素数 | 13MP |
| インカメラ画素数 | 8MP |
| 筆圧感度 | 16,384レベル |
| 色域面積比 | sRGB 109% |
| ディスプレイ | X-Paper Display |
| タッチペン | X3 Pro Pencil |
| プリインストールアプリ | ibisPaint、MedibangPaint |
紙とペンのニュアンスで誰もが創作できるタブレット
筆圧感度16K対応の液晶パネル「X-Paper Display」
出典：Best One
描画タブレットにおいて重要な液晶パネルは、Magic Drawing Padのために開発された「X-Paper Display」 さらさらとしたアンチグレア（非光沢）ディスプレイは、ブルーライト低減能力に優れた10層コーティングを採用。その名の通り、紙に書いているような描き心地を再現しています。
充電不要のタッチペン「X3 Pro Pencil」が付属
出典：Best One
付属のタッチペン「X3 Pro Pencil」には、フェルトスタイラスを採用。業界最高水準の筆圧感度16,384レベルに対応しており、繊細な描写力が強みです。適度な硬度と柔軟性で、鉛筆やペンで描くようなタッチ感を得られます。描画特化型のタブレットらしく、タッチズレも見られない印象でした。
X3 Pro Pencilは筆圧の検知のみを担っており充電不要。“本体を充電して、タッチペンも充電して……”といった煩雑さから解放され、描きたいときに描ける設計が魅力的です。
タッチ操作対応で直感的な作業を実現
出典：Best One
ペンの感度が高く、タッチ操作中はやや離すと扱いやすい
基本的な操作に必要なのは、タブレット本体とタッチペンのみ。いわゆる左手デバイスなどの追加機器なしでで使えるのが特徴的です。スマホアプリと同様の操作感で、アンドゥ(やり直し)やペン・色選択が直感的に行えます。ノートパソコン大の12.2インチ画面はやや大きくも感じましたが、キャンバスの表示サイズ変更や回転など、ピンチ操作がしやすく便利でした。
すべての人が扱いやすいソフト面の設計
ibisPaintXなど描画アプリがプリインストール
出典：Best One
端末を立ち上げてすぐ、描画ソフト「ibisPaintX」「MediBang Paint」がプリインストール済みな点が好感触でした。
両アプリともスマホ版と同様の使い勝手なので、PCとペンタブで起こりがちな初期設定がほぼ不要。初心者でもまず迷いません。もともと負荷の強いソフトではないものの、8GBメモリの処理能力でストレスなく制作できます。Windows版が有料である一方、AndroidOSアプリなら無料な点を考えると、ランニングコストも心配ないでしょう。
実用的な「画面セパレート」「PIP機能」に対応
出典：Best One
画面セパレートで描画ソフト・資料を同時に扱える
画面右下のタスクバーから、画面セパレート機能・PIP機能（ピクチャーインピクチャー）にアクセス可能。作品に使う資料も見やすい画面配置で閲覧できます。PC本体とペンタブの強みは作業性だと言えますが、この使い勝手ならタブレットでもそん色なく作品に向き合えるでしょう。
本体＋ペンセットで7万円台！性能面とコストパフォーマンスに迫る
出典：XPPen
プロアマ問わず創作活動に使えるペンタブを探すと、付いて回るのが価格の問題。タブレットは比較的コストがかからない選択肢ですが、本体と専用タッチペンで10万円越えということも少なくありません。
XPPen「Magic Drawing Pad」は、専用ペンタブレット付きで7万円台を実現。プロの道具としてそん色ない性能で、より多くの人が手に取れる価格帯で実現しています。
8GBメモリ・256GBストレージとフラグシップ級の性能
出典：Best One
主なスペック面を見てみると、2024年現在のタブレットの中でもフラグシップ級の性能を備えています。
RAM(メモリ)は8GB、ストレージは256GBを搭載しており、描画ソフトはもちろん基本的なエンタメには困らない性能です。メモリ性能は2022年代のプロ向けモデルにも肩を並べます。また、8,000mAhの大容量バッテリー、18W高速充電など基本スペックの充実ぶりも印象的。同等のタブレットと比較しても、64GBストレージ版・軽量モデルタブレットと同じ価格帯となります。
カメラスペックは必要十分。コスパも兼ね備えた設計
出典：Best One
Magic Drawing Padのアウトカメラは13Mpxに対して、インカメラは8Mpxと簡素化がはかられています。タブレットではインカメラの必要性は限定的ですし、用途がイラストレーションならなおさら機能はシンプルでよいでしょう。上手な力加減が「ほしい機能を必要な分だけ詰め込んだデバイス」だと評価できそうです。
XPPen「Magic Drawing Pad」の購入情報
XPPen Magic Drawing Pad
参考価格：
75,800
円
プロの性能を7万円台で。XPPenの描画タブレットが新発売
8GBメモリをはじめとするハイエンド性能に加え、スタイラスペンが標準セットになったAndroid搭載端末「XPPen Magic Drawing Pad」が2024年2月28日に新発売。16,384段階の筆圧感度に対応したX3 Pro Pencilと、紙のような描き味の新開発液晶X-Paper Displayには、液タブメーカーとしての強みが光ります。
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価格情報は以下に表示された日付/時刻の時点のものであり変更される場合があります
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| OS | Android OS ver12~ |
|---|---|
| メモリ(RAM) | 8GB |
| ストレージ | 256GB |
| 画面サイズ | 12.2インチ |
| 重量 | 599g |
| サイズ | 厚さ6.9mm |
| バッテリー容量 | 8,000mAh |
| 急速充電 | 最大18w充電対応 |
| アウトカメラ画素数 | 13MP |
| インカメラ画素数 | 8MP |
| 筆圧感度 | 16,384レベル |
| 色域面積比 | sRGB 109% |
| ディスプレイ | X-Paper Display |
| タッチペン | X3 Pro Pencil |
| プリインストールアプリ | ibisPaint、MedibangPaint |
まとめ
出典：Best One
業界屈指の筆圧検知技術を誇るXPPenが手掛けた「Magic Drawing Pad」 実機を触ってみると、描画技術もさることながらデバイスとしての完成度の高さが印象的でした。加えて、液晶パネルX-Paper Displayのさらさら・カリカリとした適度な抵抗感は、まさに手描きの鉛筆画のよう。イラスト用機材としても手の届きやすい価格で、コンセプト通りのタブレットだと感じられます。
これからデジタルイラストに挑戦する方も、液タブ経験の豊富な方にも、多くのユーザーに試してもらいたいタブレットです。
公開日：2024年03月04日
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