2008年度の第29回「吉川英治文学」の新人賞にノミネートされた作品です。繊細な伏線や、爽やかな描写で紡がれる青春ミステリーに仕上がっている本書は、読みやすい作品として多くのファンを獲得しました。藤見高校1年生の依田いつかは、撤去されたはずの看板に違和感を感じます。「もしかして過去に戻された？」いつかは3か月前の世界にタイムスリップしていました。動揺するいつかはクラスメートで読書家として有名な坂崎あすなに相談を持ちかけます。「今から俺たちの同級生が自殺する。でもそれが誰なのか思い出せない」そして2人はその「誰か」を探し始めるのです。 2度と帰らないはずの「誰か」を救うため、いつかとあすなは奮闘します……。
名前探しの放課後（上） | 価格比較・レビュー評価
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| 出版社 | 講談社文庫 |
|---|---|
| 出版年月 | 2010年9月15日 |
| ページ数 | 448ページ |
| シリーズ | 上下 |
| 受賞 | 2008年 第29回 吉川英治文学新人賞 候補作 |
| メディアミックス | - |
公開日：2021年12月16日
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