初心者必見!DTMの始め方とおすすめ機材10選

DTM初心者に向けて、パソコンをはじめ必要な機材を紹介しています。「DTMってなに?」「DAWってなにがいいの?」「そもそも何が必要なの?」…など、疑問に対する答えを書いています。DTM作曲の準備に取り掛かりましょう!!

DTMとは?
DTMを始める前に①WindowとMacどっちがいい?
DTMを始める前に②ノートとデスクトップどっちがいい?
DTMを始める前に③必要なパソコンのスペックは?
DTMを始める前に④DAWをインストールしよう
おすすめのDAWソフト
DTMを始める時に揃えたい機材
慣れてきたら…追加音源やプラグインを入れてみよう
この記事に登場した専門家

DTMとは?

有限会社フラクタル・デザイン ライター&エンジニア
中村太樹さん
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「DTM」とはDesk Top Music(デスクトップミュージック)の略称で、パソコンを使って音楽制作することを意味しています。

たとえば、打ち込みと呼ばれるDTMで楽曲制作するうえでメインとなる作業をしたり、ギターやベース、ボーカルといった楽器や音声の録音をしたり、録音した楽器の音量や定位を決めるミックスという作業をしたりすることすべてがDTMに含まれます。

海外にはDTMという言葉はなく、近い意味でホームレコーディングやコンピュータミュージック、プリプロダクションといった表現の仕方をします。つまり、DTMは機材やソフトウェアというわけでなく、パソコンを使った音楽制作の総称なんです。

DTMを始める前に①WindowとMacどっちがいい?

Windowsは安価に購入できることとユーザー数の多さがメリット

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Windowsの場合のメリットとしては、やはりMacに比べると安く購入できるというところでしょうか。レコーディングスタジオでMacが標準であることから、かつてはプロはMacを使うケースが多かったのは事実ですが、最近はそういったこともなく、プロやアマチュア関係なくWindowsパソコンを使っている人は多いです。バンド内や周りで音楽制作をしている人と同じパソコンを選ぶのも手だと思います。教えてもらうことができるメリットもありますし、今後データのやり取りが楽になります。

Macはバンドルソフト「Garage Band」ですぐに始められることがメリット

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Macを選ぶメリットは、最初からGarageBandという音楽制作ソフトがインストールされているので、Macを購入してからすぐにDTMを始められるというところでしょう。iPhoneを使っているからMacを選ぶ、今まで使っていたパソコンと同じものを選ぶ、デザインが気に入った方のパソコンを選ぶなど、そのくらいの選び方でいいと思います。

というのも、音楽制作に関してはWindowsとMacで大きな差がないからです。だからこそ迷うということもありますが、どちらが特に優れているということはないです。しいていえば、MacのパソコンはWindowsパソコンと比べ、後から拡張するのが難しいということでしょうか。

DTMを始める前に②ノートとデスクトップどっちがいい?

スタジオやライブ会場などに持ち運びしたいならノートパソコン

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ノートパソコンは簡単に持ち運べるので、外出先など場所を選ばず音楽制作したい人におすすめです。実際に外で人に会って曲を聴いてもらい、その場で曲を編集することができるなどのメリットもあります。一方で、ノートパソコンは画面が小さかったり、デスクトップパソコンに比べると性能が劣ります。

金銭面に少し余裕があるのであれば、ノートパソコンは汎用性が高いので「自宅で黙々と作ることもあるかもしれないけど、外でも使うかも」と思うのであれば、ノートパソコンを選択するといいでしょう。

拡張性を求めるならデスクトップパソコン

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デスクトップパソコンは一番最初に拡張する余地のあるものを導入しておけば、初期費用を抑え、自分の成長に合わせてスペックを上げることができます。初心者であれば、パソコンのスペックはそこそこのものを導入してから、その他に必要な機材を揃えていくのがいいでしょう。後々、「いい音のするエフェクタを使いたい」「もっと攻めた音作りをしたい」となるとスペックが多少必要となるので、その都度パソコンをカスタムしていく方法がいいと思います。

パソコンに詳しくなくて、カスタムを難しく感じる人は3年後にいいものを買うと決めて、まずは手頃なものから始めてみることをおすすめします。

DTMを始める前に③必要なパソコンのスペックは?

使用するソフトに合ったPCスペックが必要

DTMにおいて中枢を担うのがDAWというソフトなのですが、世の中には多数DAWが存在しているためそれぞれによって必要なパソコンのスペックが異なります。ここでいう必要なスペックというのは最低限の必要なスペックです。

これらは、「(DAWの名前) 必要なスペック」などで検索エンジンで調べれば情報が出てくるので、一度見てみるといいでしょう。大体の必要なスペックは、CPUがIntel Core i5で、メモリが4GB、HDDの空き容量が15GB以上、OSはWindows 7以降またはMac OS X 10.9以降辺りです。パソコンに詳しくない人は「なんじゃそりゃ」と思うかもしれませんね。パソコンに少しでも詳しい人は中古のパソコンでもいいと思いますが、そうでない人は気を付けてください。

CPUは出来る限り最新のものを

パソコンの頭脳とも呼べる、データを処理するパーツは「CPU」と呼ばれ、世代によってかなり性能に差があります。単にCore i5だからといって何世代も前のものだと、新しい世代のCore i5より何倍も劣っている可能性があります。ノートパソコンとデスクトップパソコンを比べた際にも、CPUはCore i5でも全く別のものが搭載されているので、初心者の人はこういった点でも最新のパソコンを選ぶと間違いがないように思います。

DTMを始める前に④DAWをインストールしよう

DAWとは?

DAWはデジタル・オーディオ・ワークステーション(Digital Audio Workstation)の略称で、「ディーエーダブリュー」または「ダウ」と呼びます。パソコン上で動かすソフトウェアで、音楽制作には欠かせないものです。打ち込みと呼ばれる、演奏データを先に入力して音楽制作したりする手法を行ったり、ギターやベース、ボーカルなどの録音が出来ます。

レコーディングスタジオでは「Pro Tools」と呼ばれるDAWが使われていたり、国産DAWのAbillityがあったりと、様々なものが存在しています。DAWを選ぶ基準は人それぞれですが、最近はどれも同じ様なことができるので、まずはStudio One Primeなど無料版のDAWを試してみて、自分に合ったものを探すといいと思います。

DAWの役割

前述のとおり、DAWは、打ち込みや録音、ミックスという録音や打ち込んだ音の音量バランスを調節する作業をしたり、音作り、波形編集といった音のタイミングの調整、ボーカルのピッチ編集など、DTM環境での音楽制作において大部分の役割を占めています。

ここ最近では、エレキギターやアコースティックギター、ドラムまで多くの生楽器がデジタルで再現されているので、パソコン一つで楽曲を完結させることも少なくありません。楽器の演奏ができなくても曲を作れたり、音楽の知識がなくてもそれをサポートしてくれる機能が付いたDAWも存在しています。

主なDAWの商品名を並べると、

  • Abillity
  • ACID
  • Bitwig Studio
  • SONAR
  • Cubase
  • Digital Perfomer
  • FL STUDIO
  • Live
  • Logic
  • Music Maker
  • Pro Tools
  • Studio One

などがあります。

おすすめのDAWソフト

Cubase

Cubaseは日本で多くのユーザーが使用しているDAWソフトです。たくさんの情報がネット上にあるので、独学の人におすすめ。動画で説明しているものも多数存在しているので、初めて使う人でも安心です。多くのDAWはそれぞれハイエンド、ミドルレンジ、無料版のエントリーモデルが用意されていて、各レンジによって機能や付属しているエフェクトなどに差があります。

アップグレード版もあるので、まずはエントリーモデルまたはミドルレンジのものから購入するといいでしょう。

Steinberg スタインバーグ DAWソフトウェア CUBASE PRO 9 通常版 CUBASE PRO /R

Pro Tools

レコーディングスタジオには大体置いてある業界標準のDAW。レコーディングにおいて圧倒的な安定性を兼ね備えてたため、多くのレコーディングスタジオに今も常設されています。サブスクリプション版と呼ばれる、毎月ごとに課金してフルバージョン使えるものもあるので、試しに一か月だけ使うという方法も可能です。

Pro Tools with Annual Upgrade (Card and iLok)永続ライセンス+年間アップグレード権

DTM初心者にもおすすめのソフト(DAW)5選! - PICUP(ピカップ)
DTM初心者にもおすすめのソフト(DAW)5選! - PICUP(ピカップ)>>
作曲ソフトや音楽制作ソフト…などの呼び方をするDAW。「DTM初心者はどのDAW選べばいいのか」「そもそもDAWって?」「DAWって無料版とかあるけど何が違うの?」などの疑問について答えています。自分に合ったDAWを探してみましょう!!

DTMを始める時に揃えたい機材

MIDIキーボード

MIDIキーボードとは、打ち込みをする際にあると便利な機材です。MIDIについて簡単に説明すると、Musical Instruments Digital Interfaceの略で、電子楽器同士を接続するための世界共通規格です。見た目は鍵盤楽器なので鍵盤を演奏しない人からすると不必要なものに見えますが、ソフトシンセと呼ばれるDAW上で鳴らす音源の音色を確認するときに非常に役に立ちます。

DAWにはステップ入力など、外部に繋いだMIDIキーボードを使った便利な機能が搭載されているので、パソコンとDAWの購入後、揃えておきたい機材の一つです。

KORG USB MIDIキーボード NANOKEY2 ナノキー 25鍵 ホワイト

KORGのNANOKEY2は特に鍵盤楽器を演奏しない人におすすめです。値段も安く、コンパクトな形状なので、持ち運ぶことも用意で、机の上でも場所をとりません。鍵盤はスイッチ式になっているので、鍵盤楽器を演奏している人には違和感があるかもしれません。

KORG USB MIDIキーボード NANOKEY2 ナノキー 25鍵 ホワイト

DTMキーボードの選び方とおすすめ6選 - PICUP(ピカップ)
DTMキーボードの選び方とおすすめ6選 - PICUP(ピカップ)>>
MIDIキーボードの鍵盤数は25鍵、37鍵、49鍵、61鍵、88鍵の5種類あります。USBやBluetoothピアノタッチ、セミウェイト、ライトウェイト…など、さまざまな種類があり搭載している機能もそれぞれ特徴がある機材です。たくさんのMIDIキーボードの中から自分に合ったものを見つけてみませんか?

オーディオインターフェース

オーディオインターフェイスとはPCで音=オーディオを入出力するための装置です。ギターやベースのシールドを繋いだり、ボーカルマイクを使用するためのマイクケーブルを繋げるのに必須な機材です。コンデンサーマイクというボーカルによく使われる高感度なマイクを接続する場合、ファンタム電源という+48Vの電源を供給する必要があり、それが使えるかもオーディオインターフェイスを選ぶときのポイントです。

ギターやマイクを使った録音をしないとしても、音声を出力する際にパソコンへ直接イヤホンまたはヘッドホンを繋げるよりも、楽曲制作に適した音で再生してくれるので、DTMを始めるのであればパソコンとDAWに並びオーディオインターフェイスは揃えておきたいですね。1万円付近のオーディオインターフェイスは差がないので、付属のDAWなどから選ぶといいでしょう。

Steinberg スタインバーグ 2x2 USB2.0 24bit/192kHz オーディオインターフェース UR22mkII

ブランド名はSteinbergですが、実質YAMAHAの製品です。ギターやマイクを繋げることもできますし、コンデンサーマイクを使うためのファンタム電源も搭載。エントリー版のDAW「Cubase AI」を付属しています。

Steinberg スタインバーグ 2x2 USB2.0 24bit/192kHz オーディオインターフェース UR22mkII

DTMにおすすめのオーディオインターフェース6選 - PICUP(ピカップ)
DTMにおすすめのオーディオインターフェース6選 - PICUP(ピカップ)>>
DTM初心者に向けて、オーディオインターフェイスとは何なのか、必要な理由、おすすめの商品……など、DTMで欠かせないアイテムであるオーディオインターフェイスについて紹介しています。

マイク

マイクは大きく分けて、ダイナミックマイクとコンデンサーマイクがあり、簡単に説明するとダイナミックマイクは大きな音と拾ったり、ライブでの使用に長けています。代表的なマイクはShure社のSM58です。耐久性が高く、雑に扱っても壊れにくいです。一方、コンデンサーマイクは、繊細な音を拾うことに長けているので、レコーディングなどで使用されるケースが多いです。周囲の音も拾いやすく、部屋の環境によっては上手く録音できないこともあるので、少し工夫が必要なこともあります。

代表的なマイクはNEUMANNのU87です。ロックなサウンドにはダイナミックマイクが合ったりと、マイクによって音は違いますが、最初はある程度の音質で録音でき、音を後から処理しやすいコンデンサーマイクを選ぶのがいいでしょう。

audio-technica オーディオテクニカ コンデンサーマイクロホン AT2020

プロの現場でも使用されているAT4040のエントリーモデル。この商品はマイク単体なので、別途マイクスタンド、ポップガード、マイクケーブルを用意する必要があります。専用スタンドマウントが付属していますが、録音中の振動が気になるのであれば、ショックマウントと呼ばれる振動をマイクに伝えないようにするマイクホルダーを使うと、振動によるノイズを軽減することができます。

audio-technica オーディオテクニカ コンデンサーマイクロホン AT2020

DTM向きのマイク5選+おすすめアイテム3選! - PICUP(ピカップ)
DTM向きのマイク5選+おすすめアイテム3選! - PICUP(ピカップ)>>
「DTMで使うダイナミックマイク、コンデンサーマイクの定番は?」「マイクの音が小さいんだけど……。」…など、DTMマイクについて様々な疑問にお答えします。自宅でボーカルレコーディングを始めてみましょう!

ヘッドホン

ヘッドホンは音作りやミックスをするときに必要です。最終的にどのイヤホン、ヘッドホン、スピーカーで聴いてもいい音になるよう仕上げることが理想的です。そのため、あまりも低音が出過ぎるヘッドホンなどはDTMにおいて不向きです。フラットな音を再生するモニタリング用のヘッドホンを用意しましょう。

一方で、作曲を行う際には長く聴いていても疲れにくいヘッドホンを選んだり、遮音性が高く外でも使えるものを選ぶのもいいでしょう。ヘッドホンは、家電量販店のヘッドホンコーナーやヘッドホン専門店で試聴できるので、実際に自分の耳で聴いて気に入ったものを選ぶといいと思います。

SONY 密閉型スタジオモニターヘッドホン MDR-CD900ST

MDR-CD900STは、レコーディングスタジオに必ず常備されているモニターヘッドホンです。主に楽器の演奏や歌をチェックするときに用いられます。プロの業界でも使われているヘッドホンなので、この音を聴いたことのない人は、一度試聴できる場所などで聴いてみるといいと思います。MDR-CD900STは持っていて損のない素晴らしいヘッドホンです。

SONY 密閉型スタジオモニターヘッドホン MDR-CD900ST

DTMにおすすめのヘッドホン6選 - PICUP(ピカップ)
DTMにおすすめのヘッドホン6選 - PICUP(ピカップ)>>
「モニター用とリスニング用なにが違うの?」「おすすめのモニターヘッドホンは?」「開放型、密閉型ってなに?」……など、DTMヘッドホンについて、さまざまな疑問にお答えします。コスパに優れたものから定番のものまで……。自分に合ったヘッドホンを見つけてみませんか?

スピーカー

スピーカーはヘッドホンと同様に音作りやミックスをするときに揃えておきたい機材です。ヘッドホンでは判断しにくい音の奥行き感や空間、リバーブや定位感をチェックするのに必要です。また、ヘッドホンでずっと作業をしていると、音の判断がつかなくなってしまうので、時々スピーカーを使うことで客観的に自分の楽曲を見つめ直すことができます。

PreSonus プリソーナス モニタースピーカー Eris E3.5 (ペア) 【正規品】

3.5インチの小さめのモニタースピーカーですが、バスレフ構造により低音もしっかりと再生してくれます。一般的なスピーカーはペアで揃えると5万円~数十万円が相場なので、かなり手ごろな価格だと思います。大きな音での再生ができない環境では、小さめのスピーカーの方がパフォーマンスを発揮したりします。Eris E3.5はエントリーユーザーにおすすめのモデルです。

PreSonus プリソーナス モニタースピーカー Eris E3.5 (ペア) 【正規品】

DTM用モニタースピーカー4選+2【プロエンジニアが厳選】 - PICUP(ピカップ)
DTM用モニタースピーカー4選+2【プロエンジニアが厳選】 - PICUP(ピカップ)>>
「モニタースピーカーってなに?」「どうしても必要なの?」「アクティブスピーカー、パッシブスピーカーの違いは?」…など、DTMモニタースピーカーについて、さまざまな疑問にお答えします。定番のモニタースピーカーやインシュレーターについても紹介しています。自分の環境に合わせたモニタースピーカーを見つけましょう!

ケーブル類

ケーブル類というと、ギターケーブルやマイクケーブル、スピーカーケーブルなど色々な種類がありますが、ここではオーディオインターフェイスとスピーカーを繋ぐケーブルについて紹介していきます。といっても、ギター経験者であればご存知かもしれませんが、CANARE、BELDEN、MOGAMI辺りがマイクケーブルでも有名です。ケーブル選びも他の機材と同様、音の好みになってきますが、都内のメジャーレコーディングスタジオの定番でもあるMOGAMI 2534を選んでおけば間違いないでしょう。

それからケーブルを購入するときに注意すべき点ですが、オーディオインターフェイスとスピーカーの接続端子が何かということです。紹介するケーブルは片方がXLRキャノンで、片方がTRSフォンになっています。XLRキャノンとは、マイクに接続するケーブルにも使われる3ピンのコネクタのことです。一方TRSフォンというのは、一般的なギターケーブルがTSフォンと呼びアンバランス伝送でノイズが乗りやすいプラグに対し、その逆で形状は同じですがノイズが乗りにくいバランス伝送のプラグです。

詳しいことはここでは説明しきれないので、とりあえず購入の際はどの端子で接続するか確認をしてくださいね。

MOGAMI【2534 黒】XLRキャノン(オス)-TRSフォン 2m / NEUTRIK NC3MXXB&NP3XBAG / ブッシング黒

MOGAMI 2534は、レコーディングスタジオでよく見かけるケーブルです。ケーブルでそんなに音が変わるのか疑問に思う方もいると思いますが、実際変わります。ギターケーブルと同様、ケーブルも音作りの一つと考えていいと思いますが、そこまで悩む必要もありません。余裕があれば、BELDEN 8412というケーブルも試してみてはいかがでしょうか。

MOGAMI【2534 黒】XLRキャノン(オス)-TRSフォン 2m / NEUTRIK NC3MXXB&NP3XBAG / ブッシング黒

慣れてきたら…追加音源やプラグインを入れてみよう

プラグインというのは、DTMではDAWの機能拡張を行う特殊なソフトウェアのことを意味しています。たとえば、リバーブのプラグインを追加すると、ボーカルに残響音をつけることができるし、ピアノのプラグインを追加すれば、ピアノを鳴らせるようになります。

プラグインは大きく分けて、エフェクト機能を持つものと、インストゥルメント(楽器)機能を持つものに分類できます。

プラグインの分類1 エフェクト機能

エフェクト機能とは、イコライザーやコンプレッサー、リバーブといった元の音を変化させるものです。

イコライザーは周波数特性を強調または減衰させ、アタック感を強調させたりすることができます。音楽プレイヤーなどにもあったりするので、見たことある人も多いと思います。コンプレッサーは、音を圧縮して音量を整えたりすることができ、リバーブはカラオケに付いているエコーと同じ空間のエフェクトで残響音を付与するものです。

その他にも、ギターを歪ませるためのオーバードライブやディストーション、ギターアンプをモデリングしたアンプシュミレーターなどがあります。
DTMでギターを良い音で録音する方法とおすすめ機材 - PICUP(ピカップ)
DTMでギターを良い音で録音する方法とおすすめ機材 - PICUP(ピカップ)>>
「ライン録音ってなに?」「DTMでギター録音ってどうしたらいいの?」「音作りのコツは?」「ノイズを減らすには?」など、DTMでのギターの録音方法について、様々な疑問についてお答えします。ギターアンプのマイキングについても紹介しています。いい音でギターを録音しましょう!

プラグインの分類2 インストゥルメント(楽器)機能

インストゥルメント機能とは、打ち込んだMIDIを楽器(Musical Instrument)の音色で鳴らす音源です。ドラム音源やシンセサイザ音源、民族楽器、生楽器を再現する音源…といった具合にエフェクトと同様、多数の種類が存在します。

DAWにプラグインは付属していますが、できることが限られているので、サードパーティー製のプラグインを導入することで使用できる音色の数が増えるなど、音楽の可能性を広げることができます。

おすすめの追加音源

NATIVE INSTRUMENTS ネイティブインストゥルメンツ / KOMPLETE 11 SELECT

KOMPLETE 11 SELECTがあれば、一通りのインストゥルメント音源が揃います。シンセサイザ、アコースティックピアノ、ドラム、民族楽器…など多くの音源を追加で使えるようになります。KOMPLETE 11はハイエンドのKOMPLETE 11 ULTIMATE、ミドルレンジのKOMPLETE 11、そして紹介したエントリークラスのKOMPLETE 11 SELECTがあるので、「もっといろんなことがしたい!!」となったらバージョンを上げていくという方法を取ると良いでしょう。

NATIVE INSTRUMENTS ネイティブインストゥルメンツ / KOMPLETE 11 SELECT

おすすめの追加プラグイン

WAVES Silver バンドル プラグインソフト (ウェーブス) 国内正規品 ダウンロード版

こちらもプロ御用達のプラグインWAVESのエントリーモデルのバンドルです。エフェクト系のプラグインに特化したバンドルなので、高品質なイコライザーや簡単に使えるコンプレッサーなどが入っています。WAVESは様々なバンドルが用意されているので、DTMに慣れたら一度ホームページを見てみると面白いと思います。

WAVES Silver バンドル プラグインソフト (ウェーブス) 国内正規品 ダウンロード版

DTM向きコンプレッサーおすすめ3選! - PICUP(ピカップ)
DTM向きコンプレッサーおすすめ3選! - PICUP(ピカップ)>>
コンプレッサーは、音楽制作ではイコライザーやリバーブと並ぶぐらい、エフェクターの基礎としても重要なものです。そこで今回は、コンプレッサーの基本的なパラメーターの説明や、ちょっとしたコツと共に、おすすめのコンプレッサーソフトを紹介したいと思います。
DTMの始め方を必要な機材と共に紹介しました。DTM機材もいろいろなものがあり、なかなか決めるのは難しいですよね。パソコン選びにしろ、DAW選びにしろ、選択肢が多いので迷うと思います。今回紹介したものを一気に揃える必要はなく、最低限パソコンだけあれば始めることができるのがDTMなので、難しく考えず気軽に楽しんで始めていただけたら幸いです。

今回ここで紹介したものは一例にしか過ぎないので、実際に楽器屋やDTMのコーナーに足を運んでみて、自分の耳で確かめ、気に入ったものを見つけて、音楽制作を楽しんでください。

この記事に登場した専門家

有限会社フラクタル・デザイン ライター&エンジニア
中村太樹さん
音楽学校メーザーハウスでレコーディングやミキシングを学ぶ。卒業後はDTMステーションを書く藤本健の会社である有限会社フラクタル・デザインに勤務。現在は、レコーディングエンジニアやミキシングエンジニアとして活動する傍ら、記事の執筆もこなす。
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