野球用スパイクの選び方と人気メーカーのおすすめスパイク10選

野球用スパイクの選び方と、ミズノ・アシックス・アディダスといった人気のメーカーのおすすめスパイクをご紹介します。野球のスパイクのスタッドには、ポイントと金具の2種類あり、軽さや足への負担も変わってきます。それぞれの特徴と、スパイクを長持ちさせるカバーについても詳しく解説していきます。

野球用スパイクの選び方
中学生・高校生は色・デザインの規定に注意!
軟式野球も硬式野球もソフトボールも同じスパイクでOK!
人気メーカーの野球用スパイク
カバー・P革について
スパイク 野球の人気ランキングもチェック!
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野球用スパイクの選び方

アルペンミエルかわぐち店
目黒さん

スタッドは金具とポイントの2タイプ

スパイクの靴底には「スタッド」と呼ばれる突起物が付いています。野球のスパイクはスタッドの材質によって、ポイントと金具とに分けられます。

ポイント

ポイントの野球スパイク
ポイントは、ゴムや樹脂などでできているため、金具に比べてやわらかく、足への負担も軽いのがメリットです。

金具

金具の野球スパイク
一方の金具は、金属のスタッドが付いています。金具は地面に刺さるので、グリップ力は高くなりますが、足に負担がかかります。

金具の付け方には、埋込式と取替え式があり、最近は埋込式が多くなっています。埋込式はソールが樹脂製で、軽いのが特徴です。

取替式は、金具がダメになったら金具だけ交換することができるのですが、ネジで固定するのでどうしても重くなってしまいます。取替式のソールの素材というと、10数年までは革が主流でしたが、革のソールはクッション性がなく、足に負担がかかってしまう上に、高価なので、今ではあまり見られません。

また、金具のスタッドは先端が尖っているので、ケガをするリスクや、スライディングをした際など、他の人にケガをさせるリスクがあることにも注意が必要です。ちなみに、少年野球では金具のスパイクはNGになっています。

留め方は基本的に紐

野球のスパイクには、マジックテープと紐で結ぶタイプの2種類がありますが、マジックテープタイプは基本的にジュニア用で、大人用のマジックテープのスパイクはオーダーメイドになります。

紐の方が自由に締まり具合を調節でき、マジックテープにないフィット感が得られます。

カットはローカット・ミドルカット・ハイカットの3タイプ

ローカット

ローカットは、履き口のヘリがくるぶしの下あたりに位置しています。「レギュラーカット」「ノーマルカット」とも呼ばれ、最もポピュラーなタイプです。
ローカットの野球スパイク

ミドルカット

ミドルカットはローカットより少し高い位置、くるぶしが隠れるくらいの高さです。高校生には人気があります。
ミドルカットの野球スパイク

ハイカット

ハイカットは、足首全まで隠れるくらいの高さがあるので、接触などによるケガから足をガードしたい場合には有効です。

以前は人気でしたが、足首が固定されて、足首の動きに制限がかかってしまうのと、そこまで固定する必要がないので、人気は下火となっています。
ハイカットの野球スパイク
出典:Amazon

サイズの選び方

スパイクのサイズは、実寸の足長より0.5~1.0cm程度大きめのものを試し履きしてみるのといいでしょう。

取材したアルペンには、足のサイズを測れる測定器があるので、購入前には必ず測っておきましょう。足長だけでなく、横幅や足囲も測定できるので、E(標準)、2E(やや広め)、3E(ワイド)などの足幅に合ったスパイクをきめ細かく選ぶようにしてください。
サイズ測定器

軽さも要チェック!

野球のスパイクも軽いほうが動きやすく、足の疲れも軽減されます。軽量化のためにアッパーにメッシュ素材を用いたり、アウトソールが樹脂のものは不要な部分をくり抜いたりして、各メーカー軽くする工夫を凝らしています。

片足で300g前後のものが多いのですが、250gを下回ればかなりの軽量スパイクと言えるでしょう。
ソールをくり抜いて軽くしたスパイク

中学生・高校生は色・デザインの規定に注意!

中高生の場合、スパイクに関する野球規則に対応する必要があります。高野連の規則では、ロゴはスパイクのベロ部分にのみ入れることが認められています。表面カラーは黒一色で、エナメルなど光沢のある素材は使用できません。ラインも両サイドに1か所、黒と同色で入れる場合のみ許されています。

一方、中学生に対する日本リトル野球協会規則では、スパイクのカラーはチーム同色で、黒または白とされています。お店に並んでいるスパイクは、黒一色のもの、白地に赤のラインやブルーのライン、黒のラインのものが多くなっています。

軟式野球も硬式野球もソフトボールも同じスパイクでOK!

野球のスパイクは、軟式も硬式も区別はなく、同じものを使用します。

また、ソフトボールも野球と同じスパイクを使用しますが、ソフトボールの場合は、基本的にポイントスパイクを使います。ただし、革のボールを使う本格的なソフトボール競技になると、金具スパイクも使われています。色はチームでそろえることもあるので、所属するチームに事前に確認しておきましょう。

人気メーカーの野球用スパイク

ミズノ

グローバルエリート IQ2

アルペンで1番人気のメーカーはミズノだそう。そのミズノの中でも人気の「グローバルエリート」シリーズから2点ご紹介します。

まず、IQシリーズはスピード重視のプレーヤー向けモデルです。金具固定式のスパイクで、屈曲ラインは前方向の動きに特化していたり、金具レイアウトは前後の体重移動をスムーズにしてくれたり、ベースを速く駆け抜けられるように作られています。

ミズノ(MIZUNO) グローバルエリート IQ2 11GM171100

甲材:人工皮革
底材:合成底
スパイク:金属(超硬チップ金具固定式)
質量:約280g(27.0cm片方)

グローバルエリート CQ

もうひとつのCQシリーズは、野球に必要とされるすべての動きで速度と精度をアップさせることに特化して作られています。

蹴り出す方向を選ばない全方位屈曲ライン、前後左右にダイレクトな加速を実現するグリップ力で、打球への反応速度を上げて守備範囲を広げたい、頭上を越えるフライに最速で反転し追いつきたい、といったプレーヤーをサポートしてくれます。

金具固定式で、下の商品はローカットですが、ミドルカットもあります。

ミズノプロ CQ

上の商品と同じCQシリーズですが、こちらは素材・品質・打感などにこだわった最高品質の「ミズノプロ」シリーズのスパイクです。

ミズノプロ CQ 高校野球対応 11GM160200

甲材:人工皮革・天然皮革・合成纖維
底材:合成底
スパイク:金属製(超硬チップ金具固定式)
質量/約315g(27.0cm片方)

アシックス

ネオリバイブ LT 2

草野球のプレーヤーに人気なのがアシックスのスパイク。このネオリバイブLT2は、エントリーモデルで価格もお手頃!こちらも金具固定式です。

アディダス

アディゼロ T3

アシックスと並んで草野球のプレーヤーに人気のアディダス。このアディゼロT3は、赤や青といったおしゃれなカラーラインナップで人気があります。下の商品はミドルカットですが、ほかにローカット、ハイカットもあります。

[アディダス] 野球スパイク アディゼロ T3 Mid CQ1259

アッパー:合成皮革
アウトソール:合成底
重量(サンプル時/27cm片足):315g

ニューバランス

L3000

野球スパイクの取り扱いを最近スタートしたばかりで、注目のニューバランス。このLT3000は、金具固定式で、オールラウンダー向けのモデルです。

[ニューバランス] 野球スパイク L3000 AK3

AB100

続いてもニューバランスのスパイク。このAB100は、スピードプレーヤー向けモデルです。

アンダーアーマー

ヤードLow TPUワイド

ウェア類のイメージが強いアンダーアーマーですが、シューズ類も人気です。このスパイクは、ポイントのスパイクで、日本人の足に合うように設計されているのが特徴。さらに、抜群のクッション性が足の負担を軽減してくれます。

SSK

スターランナーV

SSKのスターランナーVは、ポイントで、マジックテープタイプのスパイクです。毎回紐を結ぶ煩わしさから開放されます。

[エスエスケイ] 野球スパイク Star Runner V SSF4000

甲材:人工皮革
底材・アウトソール:合成樹脂
ミッドソール:合成樹脂
スタッド:合成樹脂製(固定式)

マキシライトY-NEO-V

続いてもマジックテープタイプですが、こちらのスタッドは金具です。

エスエスケイ(SSK) マキシライト Y-NEO-V

甲材:人工皮革
底材・アウトソール:合成樹脂
ミッドソール:合成樹脂
スパイク:金属製(固定式)

カバー・P革について

野球は投げる際に軸足のつま先を地面に擦るので、その部分がすり減ってしまうのを防止するために、スパイクのつま先部分に革を貼って保護しておくと長く使えます。この革のカバーは「P革」と呼ばれますが、ピッチャーに限らず野手も使います。

P革の取り付け方には、「打ちP」と「縫いP」という2つのやり方があります。

打ちP

打ちPは、クギで打ち込んでプラスティックのカバーを留めるやり方です。お店でも数十分で加工してもらえ、加工費も縫いPに比べると安くすみます。

ただ、スパイクとカバーの隙間から砂が入りこんでしまうことと、クギを打つので縫いPに比べるとやや重くなるというデメリットもあります。

縫いP

縫いPは、革のカバーを手縫いで縫い付ける方法です。打ちPに比べるとクギを使わない分、軽いのがメリット。手縫いなので、加工に少し時間がかかり、加工費も打ちPより高くなります。

P革はすべてのスパイクに付けられるわけではなく、例えば下の画像にあるスパイクのように、つま先にコーティングが施されているものには打ちPも縫いPも付けることができません。
P革が付けられないスパイクの例
また、P革を付けるなら、スパイクを購入した最初の時点で付けておくことをおすすめします。取材したアルペンの店舗でも数百円~千円台で加工してもらえます。


ここまで野球のスパイクの選び方、ミズノ・アシックスなどの人気メーカーのおすすめスパイク、P革についてご紹介してきました。野球のスパイクのスタッドには、ポイントと金具があり、さらに金具には埋込式と取替式があることと、それぞれの特徴をお分かりいただけたでしょうか。

最近は軽くて足への負担も少ないポイントのスパイクが人気で、アルペンの店頭でもポイントのものも多く見られました。スパイク以外にも、ボール、グローブ、バット、ウェア類なども豊富にそろっていて、スタッフの方に選び方からメンテナンスのことまで相談にのってもらうこともできます。道具選びに困ったら、お店で相談してみるのもおすすめですよ!
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アルペンミエルかわぐち店
目黒さん
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