衣類用漂白剤の種類と洗濯方法、おすすめの漂白剤10選

衣類用の漂白剤は、化学反応によってシミや汚れを分解し、ついた汚れを落ちやすくするものです。漂白剤には塩素系・酸素系など種類があり、間違えると大切なお洋服が台無しに……。今回は漂白剤の種類とそれぞれの特徴、正しい洗濯方法、おすすめの漂白剤をご紹介します。

漂白剤の効果
漂白剤の種類と主な商品
液体漂白剤と粉末漂白剤の違い
漂白剤の使用方法・注意点
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この記事に登場した専門家

漂白剤の効果

家事アドバイザー
毎田祥子さん
漂白剤は、化学反応によってシミや汚れを分解して、落ちやすくするものです。漂白剤で落としやすい汚れとそうでないものがあり、特に、皮脂による黒ずみ・黄ばみ、血液、口紅、赤ワインなどの色素汚れに効果を発揮します。
真っ白に洗い上がった洗濯物

漂白剤の種類と主な商品

塩素系:洗浄力が強力!ただし、使えるのは白物のみ

漂白剤には主に「塩素系」「酸素系」の2種類があります。

塩素系の漂白剤は、アルカリ性で、主な成分は次亜塩素酸ナトリウムです。塩素系の漂白剤は作用が強力なため、水洗いできる白物にのみ有効で、色柄物には使えません。塩素系の漂白剤は液体タイプのみです。

塩素系漂白剤は酸性タイプの製品と絶対に混ぜないでください!有毒ガスが発生するので危険です。基本的にほかの漂白剤や洗剤とは混ぜず、単品で使いましょう。また、使用時はゴム手袋などをしてください。

ハイター

ランドリークラブ ブリーチ

ランドリークラブ ブリーチ 塩素系漂白剤 600ml

酸素系(液体):色柄物もシルクにも使える万能漂白剤

酸素系漂白剤はさらに「液体」「粉末」の2種類に分かれます。

酸素系の液体タイプの漂白剤の液性は酸性で、主な成分は過酸化水素になります。塩素系よりマイルドで、白物だけでなく、色柄物にも使えるので普段のお洗濯に向いています。ウールや絹にも使える万能アイテムです。

ワイドハイター

ワイドハイター 衣料用漂白剤 液体 大サイズ 2000ml

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【大容量】ワイドハイターEXパワー 衣料用漂白剤 液体 本体 1000ml

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【大容量】ブライトW 衣類用漂白剤 本体 600ml

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酸素系(粉末):色柄物はOKだけど、ウール・シルクはNG!

酸素系の粉末タイプは液性が弱アルカリ性、主な成分は過炭酸ナトリウムです。酸素系の液体タイプよりも洗浄力が強く、水洗いできる白物、色柄物どちらにも使えますが、ウールや絹には使えません。

ワイシャツなどの襟や袖についた皮脂汚れには、この粉末タイプの酸素系漂白剤が効果を発揮します。

粉末タイプは保管方法に注意。万が一水などが入ってそのまま保管してしまうと、破裂する可能性があります。保管時は他のものが混ざらないよう気をつけましょう。

シャボン玉石けん 酸素系漂白剤

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ワイドハイター EXパワー 粉末タイプ

ワイドハイターEX 粉末タイプ 本体 530g

還元型:血液汚れに効果的!使えるのは白物のみ

塩素系、酸素系の漂白剤とは別に、「還元型」と呼ばれる漂白剤があります。液性は弱アルカリ性で、主な成分は二酸化チオ尿素です。還元系の漂白剤には粉末タイプしかありません。

還元型漂白剤は鉄サビ汚れを落とすのに効果的です。血液など、鉄分による黄ばみがついてしまった衣類は還元型漂白剤がおすすめです。水洗いできる白物にだけ使えます。

ハイドロハイター

液体漂白剤と粉末漂白剤の違い

液体漂白剤

液体タイプの漂白剤は、汚れに直接塗布できるのが最大のメリット。汚れにダイレクトにアプローチできるので、浸け置きなどをしなくてもOK!時短になります。

粉末漂白剤

粉末タイプの漂白剤は、浸け置きすることで効果を発揮します。40℃前後のお湯に溶かして、2時間ほど浸け置きするのがおすすめです。
漂白剤

漂白剤の使用方法・注意点

使う前に色落ちチェック

漂白剤を使う前に、色柄物の場合、まず色落ちチェックをしましょう。白い布などに漂白剤を染み込ませて、洗濯物の目立たない部分にトントンと染み込ませます。もし、白い布のほうに洗濯物の色が移っていたら、色落ちするということなので、洗濯を中止してクリーニングに出すのがいいでしょう。

全体漂白は普段の洗濯に漂白剤をプラス、部分汚れには直塗り

衣類全体の黄ばみや黒ずみを取り除き、より白く、色・柄をよりはっきりと見せたい場合には全体漂白がおすすめです。全体漂白は、酸素系漂白剤を洗濯用洗剤と一緒に入れ、普段通り洗濯を行えばOKです。

襟・袖部分の汚れや食べこぼしのシミなど、部分的な汚れを落としたい時は、汚れに直接漂白剤を塗ります。

どのタイプの漂白剤を使うかは、上で紹介したそれぞれの特徴や製品のパッケージに書いてある説明書き、洗濯表示を見て選んでください。
漂白剤を入れる
漂白剤を使って色落ちしてしまったことがある人は、漂白剤選びや使い方を間違っていた可能性があります。ご紹介したように、酸素系・塩素系、液体・粉末など、種類によって使えるもの、得意な汚れの種類が異なります。白物と色柄物、素材によって、きちんと漂白剤を使い分けてくださいね。

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この記事に登場した専門家

家事アドバイザー
毎田祥子さん
家事アドバイザー、ライター&コラムニスト。「All About」でも家事ガイドを務める。企業広報や生協で生活用品や全国の食品生産者へ取材を重ね、独立。ハウスクリーニングやハーブ、アロマ等の資格も生かしたmix家事を提案している。著書『ラクしてちゃんとした暮らしができる“朝だけ家事”』、監修『おばあちゃんの歳時記暮らしの知恵』等。新聞雑誌等マスコミ出演多数。
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