ギタースタンドおすすめ6選|吊り下げ型・折りたたみタイプ・3本用も!

ギタースタンドには1本掛け、壁掛け、複数掛けなどいくつかの種類が存在します。本記事においてはそれぞれの特徴や注意点、組み立て方や、ハーキュレスやキクタニなどのおすすめ商品も紹介しています。

ギタースタンドがあればギターを安全に立てかけられる!

ベース専門店・Geek IN Box代表
嵯峨駿介さん
ギターの保管方法はギタリストによって異なる部分があると思います。毎回ケースにしまう人も、スタンドに立てかけるだけの人もいます。私個人的にはギターを弾くのを面倒に思わないためにもギターはギタースタンドで保管することをおすすめします。

弾こうと思った時にすぐに弾けるギタースタンドでの保管は、特に初心者の時期には必須アイテムとも言えるかもしれません。1000円前後の安価なものでも最低限な機能は備えていますが、使用目的や本数によっては様々なタイプを検討するべきでしょう。

ギタースタンドのタイプ

オーソドックスな1本用

最もオーソドックスなのが1本のみを立てかけるギタースタンド。「立てかける」という表現とは相反しますが、ネックを吊し上げるように支えるタイプのスタンドも存在します。多くのモデルは1000円前後と安価ですが、十分な事故防止性能を持ちます。

また、楽器店のディスプレイでよく使われるように、見た目としてもすっきりとスマート。自慢のギターを部屋のインテリアのひとつとしても映えさせることのできるスタンドと言えるでしょう。
一本用のギタースタンド
出典:Amazon

複数掛けられるタイプのスタンド

ギターを何年も弾き続けていると次々に違う種類のギターが欲しくなるもの。買い続けていると必ず当たるのが置く場所がない、という問題です。そんな方のために、3本や5本、物によっては10本近くをまとめて保管できるスタンドが販売されています。

1本用のスタンドをいくつも使うよりも格段に必要な面積は少なく、より多くの本数のギターの保管が可能。実際に私の店ではリペア待ちなどのディスプレイの必要がないものは複数本用スタンド、販売用のギターには1本用のスタンドを使用しています。
複数用のギタースタンド
出典:Amazon

壁掛け用のギタースタンド

楽器屋さんでよくギターが壁から吊るされているのを見ませんか?あのタイプはネットに掛けているものと壁に掛けているものがあります。実際にこのタイプのスタンドも一般ユーザー向けに販売されています。壁に直接ビスで留めるタイプのものに関しては、事前に壁の素材やその強度を確かめる必要があります。

耐えられる重さも素材やビス、ビス留めの仕方によるので、正直なところハードルは少し高いかもしれません。おすすめしたいのはネットを立ててそこにヘッド部分を支えるパーツのみを持ったスタンドを取り付けることです。賃貸であっても気兼ねなく使えるのでコストの面でも最終的には優れているのではないでしょうか。
壁掛け用のギタースタンド
出典:Amazon

ギタースタンドの組み立て方はとても簡単

ギタースタンドは通常3~4点程度のパーツで作られているため、組み立てや解体、折りたたみは非常に簡単になっています。特に安価な1本用のスタンドはシンプルな構造で強度もあるため、ライブハウスやリハーサルスタジオなどでも盛んに使用されています。

正確に組み立てれば強度にはまったく問題がなく、間違いなくギターを保護してくれますが、組み立てに誤りがあれば強度は弱く、ちょっとした衝撃でギターが倒れてしまう可能性があります。簡単だからこそ組み立てには気をつけたいですね。

ギタースタンドの選び方で大事な3つのポイント

丈夫なものを選ぶ

何を言おうとギタースタンドの最も重要な点はギターの保護。つまりこれは丈夫さとイコールで考えても差し支えないでしょう。ギタースタンドはシンプルであればあるほど部品点数は少なく丈夫。複雑な構造を持たないために壊れることがありません。ただし、高さの変更やホールドにバネなどの特殊な機構を採用している場合にはその強度、丈夫さを考慮する必要があります。

実際に店で使うスタンドも、シンプルなものであれば基本的にはゴムが劣化しなければ半永久的に使いますが、特殊なスタンドに関しては2~3年ほど経つと問題が出てくるものもあります。兆候が出たらできるだけ丁寧にチェックして使いましょう。

接地面の素材が塗装に影響しないか

ギタースタンドはギターを保管するという特性上必ずいくつかの点はギターと接することになります。この部分の素材によっては塗装に影響を及ぼし、黒ずんだ汚れや化学変化による塗装の変化が起こります。

特に、表面が繊細なラッカーフィニッシュのギターに関してはここをシビアに見る必要があります。ギターが当たる部分のみ、柔らかい繊維質の素材を当てたり、クロスを巻いたりして使うユーザーも少なくありません。
ギタースタンドの接地面
出典:Amazon

飾りたいのか保管したいのか、用途によって使い分ける

ギタースタンドは基本的には保管が目的ですが、ギターとセットになる特性上そのルックスには大きな影響を及ぼします。スマートに飾りたければやはり1本用のスタンドを複数使ったほうがいいでしょうし、できるだけ少ない面積で保管したければ複数がけのものがいいでしょう。

また、ミュージシャンが複数本をステージで使う時に使用することもありますね。特にツアーで様々なケースと一緒に運ぶのであれば折りたたみ時のサイズ、シェイプにも気を使いたいところ。ギターのハードケースのように四角く畳んで持ち運びができるタイプも販売されています。

おすすめのギタースタンドメーカー

HERCULES ハーキュレス

シングル・ギタースタンド GS414B

ここ数年、その性能の高さと使いやすさ、見た目の良さから多くの楽器店でも採用され、評価を高めているのがハーキュレスです。ギターのみならず、サックスやフルートなどのスタンドも販売しており、スタンド界の定番と呼べるものでしょう。

本アイテムの最大の特徴はかけると自動的にネックがロックされる機構にあります。3本の丈夫な足にも支えられ、ある程度大きな規模の地震にも耐えます。片手で簡単に楽器の乗せ降ろしができるのも大きな魅力ですね。

HERCULES シングル・ギタースタンド GS414B

4,257(税込)
2019年10月4日 2:11時点
価格および発送可能時期は表示された日付/時刻の時点のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、購入の時点でAmazon.co.jpに表示されている価格および発送可能時期の情報が適用されます。

ギタースタンド GS523B

前述したものと同様、ハーキュレス製のギタースタンドで、こちらは3本並べられるタイプのモデルです。80kgまでの重量に耐える超級のスタンド。その上コンパクトに折りたたみが可能で、重量はわずか3.6kg。

持ち運びにも問題なく、どこへでも持ち出すことができます。この手のスタンドで怖いのはネックが動く幅があるために斜めになって落ちてしまうという点ですが、本アイテムはそれぞれに専用のネックホルダーが付いているためにその心配は無用です。

HERCULES ギタースタンド GS523B

8,207(税込)
2019年10月4日 2:11時点
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ULTIMATE アルティメイト

ULTIMATE GS-1000 PRO

近年急激にシェアを伸ばしているのがアメリカ発のスタンドメーカー、アルティメイト。ハーキュレスのスタンドと同様にネックをオートマチックにロックする機構を持ちホールド性能は同等。高さ調整にも似た機構を持ちますが、ハーキュレスよりもシンプルでアナログ。良く言えばコンパクトで簡単、悪く言えばサイズ的な心許なさがあります。

本アイテムのハーキュレススタンドとの最大の違いは折りたたみ時のコンパクトさ。譜面台のように小さくなります。

ULTIMATE アルティメイト ギタースタンド 折りたたみ式 自動ロック採用 GS-1000 PRO

2,699(税込)
2019年10月4日 2:11時点
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ULTIMATE GS-100 ギタースタンド

前述のアルティメイト製ギタースタンドGS-1000 PROから、ヘッドの自動ロック機構が省かれているのがこのモデルです。ボディ側は3本の足のうち、前2本によって後ろから支えられ、ヘッド側との3点によって十分な強度を持って固定されます。

ヘッド前面の固定用のゴムを取り外すことでヘッド周りがよりスッキリとしたルックスになります。これにより、例えば楽器の撮影時にはよりスマートな仕上がりになるのではないでしょうか。

ULTIMATE GS-100 ギタースタンド

3,570(税込)
2019年5月30日 11:05時点
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キクタニ

キクタニ GS-102B

シンプル、スタンダードなギタースタンド。このスタイルのスタンドは多くの楽器店で使用され、一般ユーザーの間でも最も一般的なものと言えるでしょう。ボディを受け止める部分は可動式になっているためにボディのシェイプに合わせてシームレスに回転。最適な角度でギターを支えます。

ラッカーフィニッシュには対応していないため、長期間の保管には注意が必要です。専用のスタンドブラを使うことで塗装面を守ることができるので、一緒に使用することも検討してみてはいかがでしょう。

キクタニ ギタースタンド GS-102B ブラック

1,419(税込)
2019年10月4日 2:11時点
価格および発送可能時期は表示された日付/時刻の時点のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、購入の時点でAmazon.co.jpに表示されている価格および発送可能時期の情報が適用されます。

キクタニ The Guitar Hanger GA-250

かなり変わったタイプのギタースタンド、と言うよりも文字通りのギターハンガー、GA-250です。ギターのヘッド部分を吊り下げる部分と、それをつり下げるための金具のみで構成されています。クローゼットの中はもちろん、横向きの棒であればどこにでも使用できるために突っ張り棒を使ってあらゆる部分をギタースタンドにしてしまうことが可能。

メーカーによるとラッカーフィニッシュに対応とのことですが、心配であれば同じくキクタニから販売されているスタンドブラを合わせて使ってください。

キクタニ ギターハンガー The Guitar Hanger GA-250

2,927(税込)
2019年10月4日 2:11時点
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ギタースタンドの注意ポイント

ラッカーフィニッシュの保護こそが最大のポイント

ギターに伝統的に使用されるラッカーフィニッシュは音響特性に優れ、優れた質感を持ちますが塗装自体は柔らかく、保護性においては大きな能力は持ちません。ラッカーに対応していないスタンドを使い続けていると、接触している部分が化学変化を起こし、塗装が劣化してしまいます。

これに対応するには、接触する部分に柔らかい布やクロスを巻きつけるなどの対処方法を取るのが有効です。スタンドに取り付ける専用のパーツも販売されているので、合わせて使用するのがおすすめです。

おわりに

家、リハーサルスタジオ、ライブハウス、レコーディングスタジオ、様々な現場で必ずギターとセットで使われるのがギタースタンド。複数本を立てかけるためのスタンドを使っている方も多くいるとは思いますが、この複数本立てスタンドの多くはアコースティックスタイルのボディ厚を前提にしているために表示されている本数以上のソリッドギターを立てかけることができます。

このような複数本立てのスタンドや、ハーキュレスに代表されるように最近では便利な機能を持ったスタンドも数多く、検討するべきアイテムが多くあります。自分にぴったりのモデルを探したいですね。

この記事に登場した専門家

ベース専門店・Geek IN Box代表
嵯峨駿介さん
東京・御茶ノ水の大手楽器店にて数千本のギター・ベースのリペア、メンテナンスを経験。現在は、横浜でベース専門店「Bass Shop Geek IN Box」を立ち上げ、リペアや販売をする傍ら、様々なメディアで記事の執筆もこなす。 ※本記事の内容は嵯峨駿介個人の意見、知識を基に執筆しており、所属する株式会社ビレッジグリーン及びGeek IN Boxの総意を代表するものではありません
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