アコギからエレキまで!ギターケースの選び方とおすすめ6選をご紹介

ギターケースは大きく分けて、ソフトケース、ギグケース、セミハードケース、ハードケース、4タイプあります。それぞれの違いや使用目的について解説。MONOやKC、RITTERなどのメーカーから運搬や普段使い、目的別におすすめのアイテムを紹介します。

ギターケースには4種類ある

ベース専門店・Geek IN Box代表
嵯峨駿介さん
ギターを買うと必ずついてくるギターケース、クールなケースなら背負う姿もカッコよく見えます。高価なギターにはハードケースが付属することがよくあるので、ハードケース自体に憧れを持つ人もいるかと思います。

このギターケースにはソフトケース、ギグケース、セミハードケース、ハードケースと大きく分けて4つの種類があることをご存知ですか?電車移動に適したものもあれば車移動に適したもの、保管に適したものもあれば発送に適したものもあります。これらの違いを理解するとよりギターを大事にできると思いますよ。

ソフトケース

ソフトケースは3万円程度までの比較的安価なギターに付属される、薄めの軽いケースです。最も軽量なのもソフトケースなので、近距離の移動にはまったく問題ありません。ただし、4種類の中では最も保護性は低く、満員電車の中での圧迫や、誤って地面に落としてしまった時に中のギターに傷をつけてしまう可能性があります。もしもそのような場面で常用するのであれば、もう少し頑丈なギグケースをおすすめしたいところです。
ギターのソフトケース
出典:Amazon

ギグケース

ギグケースは3~20万円程度のミドルクラスのギターによく付属されるケースです。ソフトケースに比べるとギターを守る緩衝材が格段に多く、ネックを支えるネック枕や、ギター下部を地面から守るカバーが取り付けられたモデルも数多くあります。

ある程度高価なギターを所有していて、ライブやリハーサルスタジオまでに電車や車を使って移動することが多いミュージシャンであればソフトケースではなくギグケースを使ってギターを運ぶことをおすすめしたいです。
ギターのギグケース
出典:Amazon

セミハードケース

20〜40万円の多くのギターにはセミハードケースと呼ばれるタイプのケースが付属します。ソフトケース、ギグケースと大きく異なるのはケース自体がある程度の硬さを持って形を維持しているという点です。

これにより、外的な要因によるケースへの圧力や、中のギターへの影響が格段に少なくなります。特に人や物にぶつかる可能性の高い電車や人ごみの中、他の機材と一緒に運搬する機材車、飛行機などでの運搬にはうってつけでしょう。
ギターのセミハードケース
出典:Amazon
ギターセミハードケースおすすめ5選【飛行機輸送可・防水対応も有】 - PICUP(ピカップ)
ギターセミハードケースおすすめ5選【飛行機輸送可・防水対応も有】 - PICUP(ピカップ)>>
ギター用のセミハードケースについて、おすすめしたい理由や郵送、飛行機移動の際の有用性などについて解説。エレキギター、アコースティックギター、クラシックギター向けにオススメのモデルを紹介しています。

ハードケース

40万円~数100万円のような高価なギターのほとんどにはハードケースと呼ばれるタイプのケースが付属します。前述した3種類のケースと比較すると最も堅牢で高い安全性を持っています。ただし、重量は最も重く、普段の持ち歩きに適しているとは言えません。梱包材や緩衝材は硬質で、楽器自体をケースの中で固定してしまう作りになっています。

このデザインは逆にギターとケースがマッチしなければアダとなってしまいます。ミスマッチなものを使うと最悪の場合には外からの衝撃で簡単にネックが折れてしまうので注意しましょう。
ギターのハードケース
出典:Amazon

選び方のポイントは?

選び方のポイントはズバリ使用目的です。結論から言うと、移動などの普段使いにはギグケース、軽めのセミハードケース、保管と運送会社を使った発送には硬めのセミハードケース、ハードケースがおすすめです。普段の持ち歩きでは強度よりもむしろ持ち運びやすさや軽さが重要です。ライブやスタジオ練習の前にすでに疲れてしまっては元も子もありません。ギターの保護性も大事ですが、自らのコンディション管理にも気を使ってみましょう。

保管、発送には硬いケースを使う必要があります。運送会社によってはハードケースによって梱包されたギターでなければ発送を受け付けてくれないところもあるほどです。

アコースティックギターにおすすめのギターケース

RITTER RGP5-SB BRR

イギリス発、ケースメーカーの名門RITTERのアコースティックギターケースです。こちらのアイテムはビビッドなルックスと高い安全性、保護性を併せ持ったデザインが特徴です。ギターケースは黒や紺色などの彩度が低いものが多いのですが、このように派手さを持ったケースであれば、いくつものケースが混在するライブハウスやリハーサルスタジオでも自分のギターをすぐに見つけられます。また、雨を防ぐ外装を標準で装備しており、天候が悪くとも出ていかなければならないミュージシャンにもぴったりのケースでしょう。

RITTER リッター アコースティックギターケース スーパージャンボ用 RGP5-SB BRR

6,089(税込)
2019年10月4日 2:12時点
価格および発送可能時期は表示された日付/時刻の時点のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、購入の時点でAmazon.co.jpに表示されている価格および発送可能時期の情報が適用されます。

MONO M80 OM/Classical Guitar Case

昨今プロミュージシャンがこぞって現場に持ち出し、劇的に評価を高めているのが、ハイグレードケースメーカーMONOです。高い強度を持っているのに対して、重量は格段に軽く、それまでのギターケースの常識を覆しました。その強度は飛行機での運搬にも耐えうるほど。

通常の使用方法であればこれ以上はないと言える製品です。前面のポケットも大型で、A4サイズの譜面やファイル、シールド、ピックなどはもちろん小型のエフェクターも数個であれば運搬可能です。

MONO OM/Classical Guitar Case BLK M80-AC-BLK アコースティックギター/クラシックギター用ギグバッグ

30,800(税込)
2019年10月4日 2:12時点
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エレキギターにおすすめのギターケース

KC SHE-120

ダダリオやエリクサー、メサブギー、ダークグラスエレクトロニクスなど、様々なミュージックギアを取り扱う代理店のキョーリツコーポレーションが手がけるセミハードケース。ケース自体が高い強度を持っているために外からの圧力がかかっても変形することがなく、当然中のギターに直接的に影響を与えることがほとんどありません。

ネックのゴキを制限して保護性を高めるネック枕も搭載。ただし、角度付きヘッドを使用したギブソンレスポールやSGには対応していないのでご注意を。

KC エレキギター用 セミハードケース SHE-120/BK ブラック

7,977(税込)
2019年10月4日 2:12時点
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MUSENT HGMST100 MSGBSEG1200

非常に安価ながら、高いプロテクト性能を誇るのがこちらのプロダクト。安価、軽量ながらも部位により20mmものクッションを搭載し、十分な保護性能を持ってギターを収納します。サイズに余裕を持って作られているのも大きな特徴のひとつ。

フェンダーのストラトキャスターやテレキャスターはもちろん、ギブソンのレスポールやSG、ポールリードスミスのカスタム24やSCモデルにも問題なく対応。ネックを固定するテープも搭載しているためにケースの中で余計な動きをすることもありません。

エレキギター用 ギグケース HGM MUSENT HGMST100 MSGBSEG1200

7,980(税込)
2019年10月4日 2:11時点
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デザイン性のあるおすすめギターケース

Ibanez IGB541-WR

ギターメーカーとして有名なアイバニーズですが、ギター同様にケースも完成の高いデザインが施されています。暗い色が多いギターケースにおいて、本商品のようにカジュアルで可愛いケースは希少かもしれません。

普段使いが前提のこちらには緩衝材も十分に使われており、前面は15mmのハードクッション、ストラップピンが地面とぶつかりやすい底面は25mmのハードクッションで保護されています。もちろんA4ファイルの収納が可能なポケットも装備。

Ibanez IGB541-WR(ワインレッド)

4,644(税込)
2019年10月4日 2:11時点
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Fender URBAN STRAT/TELE GIG BAG TWEED

古くからの伝統的なギターメーカーとして、現在でもNo.1ギターメーカーと称えられているのがフェンダーです。本商品はフェンダーストラトキャスター、テレキャスター用に作られたソフトケースです。

フェンダーがアンプやハードケースに伝統的に使用するツイード柄を採用したルックスが最大の特徴。フェンダーマニアにはたまらないでしょう。外装は耐水性能の高いポリエステル製を採用。ルックスのみならず、その性能も十分なものを備えています。

Fender ソフトケース URBAN STRAT/TELE GIG BAG TWEED

7,560(税込)
2019年10月4日 2:11時点
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ケースのお手入れ方法は?

楽器を収納、運搬するというケースの特性上、最も大きな敵になるのは水でしょう。湿気の多い環境ではギターの指板は膨張し、ネックを圧迫。その結果としてネックは逆反りになってローポジションでの快適な演奏性は失われてしまいます。

そのため、密封されているわけではないとはいえケース自体も水をできるだけ含まないよう注意する必要があります。小雨などで水滴がついた時にはすぐに空拭きして拭き取り、時期によっては乾燥剤を使うのもひとつの手でしょう。

ドライフォルテ(弦楽器用除湿剤)

前述したように、ギターやケースの大敵は水、つまり湿気といっていいでしょう。こちらのドライフォルテというアイテムは調湿・消臭・防カビ・防錆、4つの重要な要素を併せ持ち、湿気対策という目的に最適だといって過言ではないでしょう。

湿気に注意と言っても、過度な乾燥も同様に楽器の敵。湿度が多いと逆反ってしまうネックは反対に乾燥すると順反ってしまいます。本商品は楽器用に除湿剤と言うだけあって、乾燥のしすぎには決してならずケース内を適度な湿度に保ちます。

ドライフォルテ(弦楽器用除湿剤)3袋入

1,082(税込)
2019年10月4日 2:11時点
価格および発送可能時期は表示された日付/時刻の時点のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、購入の時点でAmazon.co.jpに表示されている価格および発送可能時期の情報が適用されます。

おわりに

ギターケースは運搬する普段使いの他にも保管や発送時にも使う必要のあるアイテムです。背負った時に軽く感じるもの、ギターをハードケース並みに保護するもの、多くの種類の製品が存在します。今回紹介したアイテムは、多くのプロダクトから数多くのギターやそのケースを見てきた経験上優れたものを選びました。

ギターを保護して運搬するケースはギタリストにとっては心強い味方。いざという時にギターを守るのはギターケースです。自分にぴったりのギターケースを見つけて相棒のギターを守りましょう。

この記事に登場した専門家

ベース専門店・Geek IN Box代表
嵯峨駿介さん
東京・御茶ノ水の大手楽器店にて数千本のギター・ベースのリペア、メンテナンスを経験。現在は、横浜でベース専門店「Bass Shop Geek IN Box」を立ち上げ、リペアや販売をする傍ら、様々なメディアで記事の執筆もこなす。 ※本記事の内容は嵯峨駿介個人の意見、知識を基に執筆しており、所属する株式会社ビレッジグリーン及びGeek IN Boxの総意を代表するものではありません
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