誰でも簡単につくることができて重宝するインスタント味噌汁。スーパーに並ぶコスパのよい即席味噌汁から高級品、具沢山にこだわったものに健康に配慮したものまで種類豊富です。マルコメや永谷園など販売メーカーも多いため、どれを選んでよいのか迷ってしまいがち。そこで今回はおすすめのインスタント味噌汁の選び方と合わせて、おすすめ商品を人気ランキング順にご紹介します。ぜひ参考にしてください。
インスタント味噌汁で栄養を簡単摂取!
お湯を注ぐだけで簡単につくれるインスタント味噌汁。出汁を取ったり、具材を切ったりと下準備の手間がかからず、調理の時短に役立ちます。飲み切りタイプなので衛生面に配慮しており、フリーズドライタイプは長期保存にもおすすめ。
インスタント食品は体に悪いイメージから避けている方もいるかもしれませんが、味噌汁なら飲み過ぎて塩分過多にならないよう気を付けたい程度でしょう。味噌は必須アミノ酸などの栄養素を含んでおり、また具材の種類も豊富なことから、手軽に栄養補給することが可能です。日本の代表的な家庭の味のため、何より飲むだけでほっとできます。
インスタント味噌汁の選び方
種類をチェック
栄養価を損ないにくいフリーズドライ・粉末タイプ
味噌と具を別々にブロックしたフリーズドライタイプや、粉末タイプは、お湯を注いだ瞬間にみそ汁が出来上がり、味噌を溶かしたり、一呼吸置いたりする手間もないので忙しい朝などにぴったりです。アウトドアや夜食にも最適。お椀とお箸があれば、いつでも香り高いお味噌汁を飲むことができます。
製法が栄養価を損ないにくいため、健康志向のかたにもおすすめです。
風味とコスパ重視派には生味噌タイプ
生味噌タイプは、出汁からとって作った味噌汁のようにまろやかな味が特徴です。味噌本来の風味が味わえ、インスタント味噌汁とは思えないような味で人気を誇っています。味噌を絞り出す手間や混ぜて溶かす工程はありますが、お味噌汁を作るのが手間な時や、一人の時の食事などに便利です。
価格も手ごろな商品が多いため、コスパ重視の方にもおすすめです。
血圧や塩分など健康面が気になる方は減塩タイプ
食事療法をされている人や血圧が高めの人など、健康面が気になる方は通常よりも塩分が少ない減塩タイプがおすすめです。
通常のインスタント味噌汁と塩分量を比較すると、通常のものは1食あたりの塩分が平均2gと少し多めなのに対し、減塩タイプは1g前後に調整されています。これは一般的な手づくりの味噌汁とほぼ同じ量なため、塩分に気を付けている場合も安心して飲むことができるでしょう。
具材をチェック
インスタント味噌汁に使われている具材は豊富です。わかめや豆腐、長ネギなど、お味噌汁の定番の具材は素朴な味わいで毎日飽きずに食べられます。満足感が欲しい場合は野菜がたっぷり入っているものがよいでしょう。ホウレンソウや人参、キャベツなど、野菜のバリエーションも豊富なため、健康を気にする方にもおすすめです。
豚肉、じゃがいもが入った豚汁はボリュームがあり、おかず代わりにもなります。また、インスタント味噌汁の具材で人気の高いしじみ、あさりは肝臓をサポートする栄養素やカルシウム、亜鉛がたっぷりと含まれていて栄養を手軽に摂取できます。
味噌をチェック
白味噌
大豆よりも米麹の割合を多くした白っぽい色の味噌です。代表的な白味噌は、京都の西京味噌、香川の讃岐味噌が有名。また、熟成期間が短いことからほかの味噌と比較して塩分濃度が低く、麹の糖分によって甘みが感じられます。
赤味噌
赤味噌は見た目が赤っぽい濃い色味の味噌全般のこと。熟成過程で、大豆のアミノ酸と糖の反応によって赤くなったものです。赤味噌はさらに甘味噌、甘口味噌、辛口味噌に分類され、甘味噌は東京、甘口味噌は徳島、辛口味噌は甲信越、東北地方で親しまれています。赤味噌は熟成期間が長いため、塩辛くコクがあるのが特徴です。
合わせ味噌
米味噌や麦味噌、豆味噌のどれか2種類以上を混ぜ合わせたものが合わせ味噌です。麹や麦麹、豆麹を2種類以上混ぜてもつくられます。こうして複数の味噌を混ぜ合わせることで独のクセが抑えられ、味わいがマイルドに仕上がるのが大きな特徴です。赤味噌と間違われることが多い「赤だし味噌」は、実は合わせ味噌の一種になります。
用途をチェック
自宅用なら業務用・バラエティパックがおすすめ
たくさん量が入っている業務用やバラエティパックのインスタント味噌汁は自宅用におすすめです。1杯分当たりの価格が抑えられるため、コスパに優れています。
また、バラエティパックはいくつかの味がミックスされているものも多く、毎日味わいを変えて楽しめるのが魅力的です。メーカーによってはカニ汁など、変わり種の味噌汁が入っているパックも取り扱われており、定番の味以外を食べたいという方はこういったものを選ぶのもよいでしょう。
1食分づつ所分けされていないタイプは、量や濃さをお好みで調整できます。
お弁当なら個包装やカップタイプがおすすめ
1食分の具材と味噌が入った個別包装なら、オフィスやお出かけ先でもマグカップに入れるだけですぐに用意できます。さらにカップ付きであれば、お湯を注ぐだけなので食器がなくても困りません。ピクニックなどのアウトドアシーンも保湿マグにお湯を入れて用意することで、お弁当と一緒にお味噌汁を楽しめます。
ギフトなら贈り物には高級な詰め合わせもおすすめ
インスタント味噌汁をギフトとして送る際は、色々な味が楽しめる詰め合わせや、老舗のお店が出しているものがおすすめです。また、賦形剤や化学調味料不使用などの商品も特別感があります。しかし、化学調味料を使用していないものは賞味期限が短いものもありますので、確認してからにしましょう。
賞味期限をチェック
味噌は発酵食品なので賞味期限は長い方ですが、生味噌タイプとフリーズドライタイプでは大きく違ってきます。また、使っている具材によっても変わってくるのでチェックしておきましょう。乾燥タイプだと1年以上持つものがほとんど。フリーズドライタイプはもっと長いものが多く、非常食用にも向いています。
インスタント味噌汁のおすすめ人気メーカー
マルコメ
創業1854年の老舗店であるマルコメは、味噌や大豆食品をメインに扱う食品メーカーです。インスタント味噌汁の代表的な商品は「料亭の味」シリーズが人気。12食、24食、32食の3種類があり、食べる頻度やシーンに合わせて選べます。また、健康志向の方に人気のタニタ食堂監修「減塩みそ汁」は塩分を控えたい場合におすすめです。
永谷園
和食系のインスタント食品やお茶漬け、ふりかけで有名な永谷園。CMでもおなじみの「あさげシリーズ」は幅広く家庭に親しまれているインスタント味噌汁です。豆味噌タイプの「ひるげ」はコクのある味わい、白味噌タイプの「ゆうげ」はまろやかな風味をそれぞれ楽しめます。また、「1杯でしじみ70個分のちからシリーズ」などバラエティ豊かな商品が揃っているのも特徴です。
アマノフーズ
アマノフーズはアサヒグループが展開するフリーズドライ食品ブランド。30食タイプや50食タイプなど、インスタント味噌汁のまとめ買い商品が豊富に揃っています。味もバラエティ豊かで、定番の豆腐、長ネギからなめこやホウレンソウ、お揚げなどさまざまな味が揃っています。1個当たり130円とコスパが良く、自宅にストックしておきたいという方に最適です。
Amazon・楽天市場のインスタント味噌汁売れ筋ランキング
続いて、Amazonと楽天市場のインスタント味噌汁売れ筋ランキングを紹介します。
インスタント味噌汁のアレンジ方法
インスタント味噌汁は味噌汁として飲むだけではなくアレンジして楽しむことも可能です。
インスタント味噌汁でご飯を煮込むことで雑炊を作ったり、具材をたくさん入れて鍋にしたり、うどんを入れて楽しんだりと、たくさんのアレンジがあります。ぜひ工夫してインスタント味噌汁を楽しんでみてください。
まとめ
今回はインスタント味噌汁の選び方とおすすめ商品をランキング形式でご紹介しました。フリーズドライ、生みそタイプ、どちらもそれぞれの良さがあります。味はもちろん、具材の種類や使いやすさ、またはシーンに合わせて選ぶと良いでしょう。本記事を参考にして、ご自身のお好みのインスタント味噌汁を見つけてください。
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