ベースアンプヘッドおすすめ5選【全て10万円以下】

BestOne編集部

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真空管アンプとトランジスタアンプそれぞれのメリットや、ベースアンプの使い方、選び方について解説。Markbass、Aguilar、t.c. electronicといった一流メーカーのおすすめのモデルについても紹介しています。

この記事に登場する専門家・担当者

ベース専門店・Geek IN Box代表 嵯峨駿介さん
ベース専門店・Geek IN Box代表
嵯峨駿介さん
東京・御茶ノ水の大手楽器店にて数千本のギター・ベースのリペア、メンテナンスを経験。現在は、横浜でベース専門店「Bass Shop Geek IN Box」を立ち上げ、リペアや販売をする傍ら、様々なメディアで記事の執筆もこなす。 ※本記事の内容は嵯峨駿介個人の意見、知識を基に執筆しており、所属する株式会社ビレッジグリーン及びGeek IN Boxの総意を代表するものではありません
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企画·制作
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目次
ベースアンプの種類
ベースアンプの基本的な使い方
ベースアンプ選びのポイントは?
おすすめのベースアンプ
ギターアンプにベースを繋ぐとどうなる?
ベースアンプの人気ランキングもチェック!
おわりに
この記事に登場した専門家

ベースアンプの種類

ベース専門店・Geek IN Box代表 嵯峨駿介さん
ベース専門店・Geek IN Box代表
嵯峨駿介さん

真空管アンプ

真空管アンプとは、信号の増幅や処理に真空管という増幅素子を使ったものを指します。一般的にはプリアンプとパワーアンプの両方に真空管を使ったアンプを真空管アンプと呼びます。プリアンプに真空管、パワーアンプにトランジスタを使ったモデルも存在し、このような製品と区別するためにフルチューブアンプと呼称する場合もあります。

真空管は決して広いレンジは持ちませんが、音楽的にウォームなサウンドが特徴で、前に押し出されてくるような音圧が特徴的です。ただし、大きい電源が必要なために重く、サイズのわりにW数が稼ぎにくいのが弱点と言えます。さらに、真空管は消耗するためにメンテナンス性はトランジスタアンプには劣ります。

トランジスタアンプ

トランジスタアンプはその名の通り、増幅素子にトランジスタを利用したアンプを指します。切れ味の鋭いクリアなサウンドが特徴的で、サイズも小さく真空管アンプよりも小型、軽量なモデルが多いです。

メンテナンス性が良く丈夫なためリハーサルスタジオで使われるベースアンプのほとんどはトランジスタアンプといっても過言ではないでしょう。増幅効率に優れるため、大きいW数を稼ぎやすく、その点もベースアンプには向いていると言えるかもしれません。

ベースアンプの基本的な使い方

ベースアンプの使い方で最も迷うのはおそらくイコライザーの設定ではないでしょうか。イコライザー特定の周波数帯を増減する機能で、音作りの中心になるものです。

EQはまずは真ん中に設定し、そこから本当に必要な部分と要らない部分を見極めて微調整を繰り返します。真ん中に設定しても、実際の波形の動きとしてフラットではないアンプも存在しますが、ひとつの基準を設けることで格段に音を考えやすくなります。

もうひとつ難しいのは音量。ベースアンプの目の前に立つのと、ドラムの横に立つのでは、当然音量のバランスは異なります。少し長めののシールドを使っているのであれば、ボーカルの立ち位置やギターの立ち位置に行ってみてボリュームを調整することをおすすめします。

ベースアンプ選びのポイントは?

ベースアンプを選ぶポイントは3つ、値段と音と小ささです。特に小ささ、軽さには注意が必要です。重いアンプだと手での持ち運びが困難であったり、持っていけても移動だけで疲れてしまいます。

個人的な経験談ですが、以前5kg程度のベースアンプを持ち歩いてスタジオリハ、ライブをこなしていた時には現場についた時点で腕に疲れが出てしまい、満足なプレイができないことがありました。この点は実に重要であると感じます。徒歩移動がメインのミュージシャンであれば、ベースアンプは重くても5kg程度に収めたいところです。

おすすめのベースアンプ

Markbass MAK-LM3

イタリア発のベースアンプメーカー、Markbass。アドリアンフェロー、ジェフバーリンなどの名手が愛用しています。最大の特徴は小型で軽量な筐体と、ミドルレンジがぐっと押し出されたサウンドです。

Dクラスアンプと呼ばれるこの手の軽量アンプは、「ナチュラルでオーディオライク」のようなうたい文句がついて回ることがありますが、本商品は豊富なミドルレンジこそが特徴的で、比較的ウォームなサウンドにデザインされています。4Ω500W、8Ω250Wと出力も十分。Dクラスアンプを世に広めたのは彼らでしょう。

Markbass ベースヘッドアンプ MAK-LM3

参考価格: 69,000

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定格出力 500W
抵抗値(インピーダンス) 300W(8Ω)、500W(4Ω)
ラインアウト端子付き あり
マークベースの特徴から音作りのポイント、人気モデルまで解説! - PICUP(ピカップ) マークベースの特徴から音作りのポイント、人気モデルまで解説! - PICUP(ピカップ)>> 近年流行するDクラスアンプを広く普及させたパイオニア的存在、マークベースのアンプについて、特徴や音作り、マーカス・ミラーシグネイチャーモデルなどを解説します。ヘッドアンプ、キャビネット、コンボアンプ、それぞれおすすめのモデルも紹介します。

AGUILAR Tone Hammer 350

超一流メーカー、Aguilarが放つ軽量アンプ。その重量はなんとわずか1.4kg!もしかしたらギグバッグにすっぽり入れても違和感のないほどの重さです。

プリアンプ部分には大ヒットペダルプリアンプ、TONE HAMMERの回路を搭載。3バンドEQ(+ミドルのフリーケンシー)、ドライブ、ゲイン、マスターと過不足のない十分なコントロール。ペダルで好評を博すAGSシステムにより色気のあるドライブサウンドをサウンドに加味できます。

AGUILAR コンパクトボディ ベース・アンプ・ヘッド Tone Hammer 350

参考価格: 127,600

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定格出力 350W
抵抗値(インピーダンス) 350W(4Ω)、175W(8Ω)
ラインアウト端子付き あり

t.c.electronic RH450

ハイクオリティなエフェクターやチューナーで世界的な人気を誇るt.c.electronicが手がける小型ベースアンプ。小型・軽量で取っ手がついていることから、持ち運びの容易さを重視したモデルであることが見て取れます。

3ch仕様となっており、自在に3つの異なるサウンドを呼び出すことが可能です。上質なマルチバンドコンプレッサーやモダンなドライブサウンドも内蔵しており、さすがは世界的な大メーカーというところ。ミュージシャンからの支持も厚く、間違いのないチョイスでしょう。

t.c.electronic RH450 [エレクトロニクス]

参考価格: 89,800

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定格出力 450W
抵抗値(インピーダンス) 450W(4Ω)
ラインアウト端子付き あり

Orange OB1-500

名門Orangeが開発したベース用ヘッドアンプ。トランジスタアンプらしく鋭いプレゼンス、倍音成分を持ち、500Wものパワーも持ち合わせています。ともすると冷たい無機質なイメージをもたれるトランジスタアンプですが、本機は搭載したウォームできめ細かいディストーションをサウンドにブレンドすることでその点をカバーしています。

2Uサイズで設計されてラックマウントにも対応。移動がハードなワーキングミュージシャンや、すでにラックを組んでいるミュージシャンにはぴったりの1台。
型番:OB1-500

Orange 500Wベースアンプヘッド OB1-500

参考価格: 99,800

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定格出力 500W
抵抗値(インピーダンス) 500W(4Ω)
ラインアウト端子付き あり

TRACE ELLIOT ELF

本機の特徴はなんと言っても重量! わずか730gという驚きの軽量さ。これくらいの重さなら持ち歩いてもまるで苦にならないでしょう。もちろんサイズも極小。DVDケースよりもひと回り小さく、縦10.4cm、高さ17.1cm。とにかくコンパクトです。

コントロールはゲイン、ベース、ミドル、トレブル、マスターボリュームと必要にして十分。それに加え、ヘッドホンアウトやミキサーに直接出力できるラインアウトも搭載。安価、コンパクトながらも充実した機能が搭載されています。

TRACE ELLIOT ELF ベースアンプヘッド

参考価格: 37,805

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定格出力 200W
抵抗値(インピーダンス) 200W(4Ω)
ラインアウト端子付き あり

ギターアンプにベースを繋ぐとどうなる?

結論から言うと音は普通に出ます。ただし、ギターに比べて出力が大きいことが多く、スピーカーを飛ばしてしまう危険性がベースアンプよりも高いと言えます。

出力を抑えめにするために、もしもインプットにHIとLOがあればLOにプラグインしてください。同様にゲインとマスターボリュームが分かれている場合には、ゲインは極力低めに設定することをおすすめします。

余談ですが、スタジオによく置かれているジャズコーラスは、低音も十分に出てサウンドはタイトなためベースでの使用にも十分に耐えます。リペアショップによってはジャズコーラス1台でギターとベースを補っていることもあります。

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おわりに

ベースアンプの、特にヘッドアンプに焦点を当てて使い方やおすすめのモデルを紹介しました。ベースを始めたばかりの頃はモデルによる違いや使い方についてわからないことも多いかもしれませんが、ベースアンプはベース本体と同じように様々な興味深い要素を持ちます。

今回は私自身が経験してきたことをもとにして、選び方や真空管アンプ、トランジスタアンプの特徴などについて解説しました。おすすめした商品以外にも数えられないほど多くのモデルがありますが、自分のベースプレイを100%サポートしてくれるモデルを選びたいですね。

この記事に登場する専門家・担当者

ベース専門店・Geek IN Box代表 嵯峨駿介さん
ベース専門店・Geek IN Box代表
嵯峨駿介さん
東京・御茶ノ水の大手楽器店にて数千本のギター・ベースのリペア、メンテナンスを経験。現在は、横浜でベース専門店「Bass Shop Geek IN Box」を立ち上げ、リペアや販売をする傍ら、様々なメディアで記事の執筆もこなす。 ※本記事の内容は嵯峨駿介個人の意見、知識を基に執筆しており、所属する株式会社ビレッジグリーン及びGeek IN Boxの総意を代表するものではありません
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