プロがおすすめ!アコースティックベース3選

トラッドな見た目やウォームなサウンドが魅力のアコースティックベース。アコースティックミュージックには欠かすことができません。本記事ではその特徴や種類、手の届きやすい値段のおすすめモデルについて解説しています。

アコースティックベースの種類
アコースティックベースの弾き方
アコースティックベースの弦交換
おすすめのアコースティックベース
商品比較表
一緒に買っておきたい、アコースティックベースの周辺アイテム
商品比較表
アコースティックベースの人気ランキングもチェック!
独自の仕様が多いアコースティックベース。ぜひお気に入りの1本を!
この記事に登場した専門家

アコースティックベースの種類

ベース専門店・Geek IN Box代表
嵯峨駿介さん

アコースティックベースの特徴

アコースティックベースは、ボディがトップ、バック、サイドを複数の木材によって構成された箱型になっているベースです。構造の都合上、ボディは大型のものがほとんど。大型の箱を使って弦振動を増幅するのでソリッドベースに比べると音量が大きく、練習に限ればベースアンプを使わずに生音で十分なほど。

また、ソリッドベースはブリッジにはアルミニウムやブラスなどの金属をマテリアルにするところ、アコースティックベースの場合には木材と牛骨などを使うのが一般的。この点もサウンドには影響を与えています。
アコースティックベースのボディ
出典:Amazon

セミアコースティックベースとフルアコースティックベース

アコースティックベースをアコースティックたらしめる最大の要素は箱型のボディですが、このボディの構造には大きく分けて2つの種類があります。

1つはセミアコースティックと呼ばれるタイプ。完全な箱型ではなく、真ん中にセンターブロックと呼ばれる木材が通っています。それに対してフルアコースティックと呼ばれるタイプはセンターブロックを持たない完全な箱型。これらの2つはサウンド、重量、強度などに違いがあります。

特殊なアコースティックベース

一言にアコースティックベースといっても様々なタイプのものがあります。例えば、スケールを短くして特殊な弦を使うことでウッドベースのようなサウンドを作るウクレレベースは変り種アコースティックベースのひとつです。

他に、いわゆるバイオリンベースもアコースティックベースのひとつです。ふくよかな低音域、スムースな高音域が非常に特徴的でアコースティックらしいサウンドを感じられます。ビートルズが愛用したヘフナー社のバイオリンベースは1960年代から多くのミュージシャンの支持を集めました。
ヘフナー社のバイオリンベース
出典:Amazon

アコースティックベースの弾き方

楽器によってはプレイフォームが変わることも

アコースティックベースの弾き方はプレイヤー次第ですが、アンサンブル上、他のパートもアコースティック楽器であったり、少人数編成であったり、比較的静かな環境でプレイすることが多いように見受けられます。そのため、繊細な表現がしやすい指弾きを用いるプレイヤーが多くなるかと思われます。

ベースでツーフィンガーの指弾きをする場合、エレキベースであればピックアップに親指を乗せて手をある程度固定させるスタイルの方も多いと思いますが、アコースティックベースは親指を固定させるパーツがボディ上にないことも多く、その場合は親指の側面をボディにつけるなど、プレイフォームが若干変わることもあります。

ルールや決まりはないので自分のやりたい表現が出来る弾き方で!

他にも静かな曲であれば、右手をブリッジ側に当ててパームミュートしながら親指でピッキングする弾き方もありますし、ピックで弾いてはいけないという決まりもありません。

アコースティック楽器の魅力は、プレイヤーのタッチが繊細に表現されるところでもありますので、ぜひ自分なりのアコースティックベースの弾き方を編み出してください。

アコースティックベースの弦交換

特徴的なブリッジにピンを使って弦を留める

弦交換において、最もソリッドベースとの違いを感じるのは特徴的なブリッジ部分でしょう。アコースティックギターのように木材と牛骨などで構成されたタイプのものの場合、弦のボールエンド部分をピンで留める構造になっています。

交換の際は、ピンを抜いて、穴の中にボールエンドを先端にして弦を入れ、抜けてこないようにピンを打ちます。この際、弦のボールエンドを少しヘッド側に向けて曲げ、そこがボディの内側に引っかかるようにタイトにピンを打つのが弦を張るコツです。

長さを決めて弦を巻き上げる

ペグ側のポストに弦を巻きつけていきますが、まずは長さを決めます。巻きつける長さはナットから折れ曲がる角度やチューニングの安定性に大きく影響します。画一的に最適な長さはありませんが、私が行う際には太めのポストで120mm、細めのポストで90mm程度を基準にベースによって調整しています。

長さを決めたらポストの穴に向かってまっすぐに弦を折り曲げ、適した長さでカット。ポストに密着させるようタイトに弦を巻き上げましょう。

おすすめのアコースティックベース

Aria FEB-FL

アコベ入門に最適な価格と品質

低価格帯のアコースティックスタイルの製作には定評のあるAria製アコースティックベース。ボディは全体にびっしりとフレイムが入ったナトー材で構成され、見た目のインパクトは抜群。ボディが大型なため、アンプを使わなくとも生音でボリュームが出ます。

本機にはピエゾスタイルのピックアップとオリジナルのイコライザーが搭載され、これらの質が非常に良質。十分な低音をマイキングするピエゾピックアップと、ポイントを押さえたイコライザーは十二分の実用性を備えます。

WARWICK Rockbass Alien Standard 4st

アコースティックな構造がしっかり作られ生音だけでもよく響く1本

ドイツの老舗ベースメーカーWARWICK製。ボディに使われるウッドマテリアルはアガチスとスプルース。スプルースはソリッドベースにはあまり使われませんが、音響特性がアコースティックのトップ材として優れているためにアコースティックスタイルのギターでは定番とされています。

比較的トラッドなボディ材と対照的に、指板にはウェンジを採用。WARWICKが伝統的に用いる木材のひとつで、独特の木目と強度の高さが特徴です。サウンドの要となるピックアップとプリアンプには名門FISHMANを採用。

Ibanez Artcore Bass AGB205-DVS

お手頃価格で5弦のセミアコースティックが欲しい方へ

こちらはセンターブロックが入ったセミアコースティックスタイルのアコースティックベース。フロントとリアにそれぞれ配されたマグネティックピックアップはオリジナルのハムバッキングスタイル。セミホローボディと相まってウォームなサウンドに仕上がっています。

ネック、ボディともに主要部分のウッドマテリアルにはメイプルが使われています。このような選定やセミアコースティックというスタイルから、トラッドなアコースティックスタイルながらも強度を高めることを意識したモデルであることがわかります。

商品比較表

商品画像
商品名 Ibanez Artcore Bass AGB205-DVS WARWICK Rockbass Alien Standard 4st Aria FEB-FL
特徴 お手頃価格で5弦のセミアコースティックが欲しい方へ アコースティックな構造がしっかり作られ生音だけでもよく響く1本 アコベ入門に最適な価格と品質
商品リンク 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る

一緒に買っておきたい、アコースティックベースの周辺アイテム

HERCULES シングル・ギタースタンド フルサイズ用

アコベをカッコよくディスプレイ

ギターの保管にはみなさん気を使うと思いますが、私のおすすめはハーキュレスの首吊り式のスタンドです。ギター自体の重さで自動的にロックがかかり、足部分の強度、安定性も高いためにギターが倒れる心配がありません。後ろからボディを支えるスタイルなのでルックス的にもギターの邪魔をせず、美しいギターをありのままにディスプレイできます。

アコースティックスタイルはもちろんのこと、変形ボディシェイプや長さの違うギター・ベース、どのようなスタイルにも使用できる汎用性の高さも魅力的ですね。

D'Addario ベース弦 ブラックナイロンワウンド Long .050-.105

アコベにもフレットレスベースにもおすすめのナイロン弦

多くのミュージシャンから圧倒的な信頼を得ているナンバーワンストリングメーカー、ダダリオ。本製品はダダリオが開発したブラックナイロン弦です。ウォームで甘いサウンドが特徴的で、アコースティックスタイルのベースには抜群の相性を誇ります。

プレゼンス成分が金属の弦に比べると少ないため、こもった音質になってしまう心配がありますがその心配は無用。はっきりとした倍音成分を豊富に含んでおり、音程感溢れるサウンドを持ちます。指板に傷をつけにくいため、フレットレスベースにも安心して使用できます。

KORG サウンド・ホール取付型チューナー Rimpitch-C

サウンドホールのあるボディであればおすすめのチューナー

アコースティックスタイルのギターやベースには、サウンドホールと呼ばれる丸い穴がボディトップに開けられている場合があります。本商品はサウンドホールに取り付けることができるチューナーです。最近ではクリップタイプのチューナーも存在しますが、見た目に大きな影響を及ぼします。

その点このようなスタイルのチューナーであれば、外見に大きな影響を及ばさずにチューニングの機能を取り入れることが可能です。ピッチの検出にはピエゾタイプのピックアップが使われているので、他に大きな音があってもチューニングに支障をきたすことがありません。

商品比較表

商品画像
商品名 KORG サウンド・ホール取付型チューナー Rimpitch-C D'Addario ベース弦 ブラックナイロンワウンド Long .050-.105 HERCULES シングル・ギタースタンド フルサイズ用
特徴 サウンドホールのあるボディであればおすすめのチューナー アコベにもフレットレスベースにもおすすめのナイロン弦 アコベをカッコよくディスプレイ
商品リンク 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る

アコースティックベースの人気ランキングもチェック!

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独自の仕様が多いアコースティックベース。ぜひお気に入りの1本を!

アコースティックベース最大の魅力は何と言っても暖かみのあるサウンドとトラディショナルなルックス! 当然アコースティックギターとのマッチングには優れています。

ソリッドベースとは違いスタンダードとされるデザインが少なく、需要がニッチなアコースティックベース。ミュージシャンが求める要素も様々なので、各ベースメーカー独自の構造やデザインが施されているモデルが多くあります。自分にぴったりな1本をゲットしたいですね
アコべを探している人におすすめ、話題のウクレレベース! - PICUP(ピカップ)
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大流行中のウクレレベースについて、その概要や特徴、チューニングなどについて解説。ARIA、KALA、Big Island Ukuleleのオススメのウクレレベースやオススメの弦について紹介しています。

この記事に登場した専門家

ベース専門店・Geek IN Box代表
嵯峨駿介さん
東京・御茶ノ水の大手楽器店にて数千本のギター・ベースのリペア、メンテナンスを経験。現在は、横浜でベース専門店「Bass Shop Geek IN Box」を立ち上げ、リペアや販売をする傍ら、様々なメディアで記事の執筆もこなす。 ※本記事の内容は嵯峨駿介個人の意見、知識を基に執筆しており、所属する株式会社ビレッジグリーン及びGeek IN Boxの総意を代表するものではありません
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