椅子に座るときの腰痛対策や姿勢矯正にもおすすめの背もたれクッション。便利な自立式、安定感が違うハイバックタイプ、ベッドの上でも使えるデザインなど、背もたれクッションにはさまざまな種類があります。この記事では、背もたれクッションの選び方と人気ランキングをご紹介。ぜひ、背もたれクッション選びに役立てください。
腰痛対策にもおすすめな背もたれクッション
心地よく姿勢や体重をサポートしてくれる背もたれクッション。椅子に座るときはもちろん、床に座るときやベッドの上でくつろぐときなどにもおすすめです。背もたれクッションは、背骨へのフィット感を高めてよい姿勢を維持するのをサポートしてくれたり、体圧分散を助けて身体の一か所に負担がかかりにくくしてくれたりという特徴があります。
そのため、長時間同じ姿勢でいるときの疲労防止、姿勢矯正、腰痛対策や肩こり対策などにぴったり。より高いサポート力がほしいときはハイバックタイプを選んだり、ソファや椅子の上でも使えるデザインを選んだりと、さまざまな形状やクッション性から選べるところも、背もたれクッションの特徴です。
背もたれクッションの選び方
タイプ|自立型や三角型など使用シーンや用途に合わせて
椅子に付けずに使用できるものなら「自立型」
自立型の背もたれクッションは、壁やベッドフレームなどに寄りかかることなく体重を預けられるようになっているので、くつろぎたいときにおすすめ。また、頭の重さをサポートしてくれるネッククッション付きのデザイン、読書やテレビ視聴時にも便利なひじ置きが付いているデザインなど、豊富なバリエーションが揃っています。
自立型の背もたれクッションを検討するときは、リビングルームやベッドルームなどの使いたい場所、ワークシーンやリラックスシーンなどの使いたいシーンを想定して選んでみましょう。きっと、背もたれクッションの使い心地を決めるクッション性や形状などを選ぶ手助けとなってくれるはずです。
ベッドでも使用できるものなら「三角型」
三角型の背もたれクッションは、壁やベッドフレームに立てかけて使えたり、床置きして寄りかかるだけで座椅子感覚やソファ感覚で使えたりするタイプ。座り姿勢の背中をメインで支えてくれるコンパクトタイプやしっかりとおしりまわりからサポートしてくれる大きめタイプなど、いろいろな大きさと形状から選べます。
また、三角型は、リビングルームに置きっぱなしにしていても絵になるところが特徴。スタイリッシュなデザインやインテリア性が高いデザインが豊富に揃うので、一人暮らしのお部屋やリビングルーム用の背もたれクッションにもおすすめです。
長時間のデスクワークには椅子にセットして使用する「オフィスチェア用」
オフィスチェア用の背もたれクッションは、椅子に置いて使うタイプ。長時間同じ姿勢で座ることを想定してデザインされているため、背骨へのフィット感や骨盤の安定感など、姿勢への高いサポート力が魅力です。とくに、筋肉のこりや運動不足などを原因とする腰痛、肩こり、ストレートネックなどの痛みが気になる方や疲労防止目的などにおすすめ。
オフィスチェア用の背もたれクッションを選ぶときは、椅子への固定方法、椅子のクッション性や形状との相性などについても、あわせてチェックするようにしましょう。
車に乗ることが多い方やドライブのときに便利な「車用」
車の座席に座った時の背中やおしりへのフィット感を高め、楽な姿勢をサポートしてくれる車用の背もたれクッション。車用の背もたれクッションを選ぶときは、設置しやすさや取り外しやすさなども忘れずにチェックしましょう。なお、運転席への設置は安全運転義務違反となるおそれがあるため、注意が必要です。
デザイン|人間工学に基づいた身体に優しい形状に注目
人間工学とは、可能な限り自然な動きや状態で使えるように設計し、実際の商品デザインに生かす学問のことです。人間工学に基づいた身体に優しいデザインのモデルのものを選ぶと、背中にかかる負荷が分散され、長時間座っていても疲れにくくなります。また、背骨が自然なS字カーブになるので、腰に出来るだけ負担がかからないような姿勢をキープできるでしょう。
素材|低反発やビーズなど好みの使用感や硬さを
身体にフィットしやすいものなら「低反発素材」
身体が沈み込むような心地よさが特徴の低反発素材。低反発素材の背もたれクッションは、自分の体重や体型、負担を感じやすい身体の部位に考慮した柔軟なフィット感が人気です。そのため、腰痛や肩こりなどに悩んでいる方やゆったりとくつろぐリラックス目的などにおすすめ。
また、低反発素材の背もたれクッションのなかには、低反発という名前ではなく、ウレタンフォームやメモリーフォームとしてクッション材の記載があることもあるので、あわせて確認してみましょう。
やわらかい座り心地が好みな方は「ビーズ素材」
発泡ポリエチレンや発泡ポリスチレンなどでできたビーズ素材を採用した背もたれクッション。クッション材として使われているビーズの種類や大きさやによっても、背もたれクッションの感触が異なりますが、身体をやさしく包み込むような座り心地が特徴です。
また、座ったときの姿勢、体型、体重で、クッションの形状が変化して、身体に寄り添うようにフィットするところも特徴。弾力がないため長時間のサポート力はありませんが、ゆったりとした時間を過ごしたいときやリラックスしたいときにおすすめです。
硬めタイプでしっかり身体を支えたい方は「高反発素材」
高反発素材は、ベッドのマットレスのようにしっかりとした弾力を持つ素材。低反発素材よりも硬い座り心地で、長時間のデスクワークや身体に負担をかけない姿勢のキープなどにとくにおすすめです。高反発素材には、高弾性ウレタンフォームや高反発スポンジなどのいくつかの種類が登場しているため、素材についてもチェックしてみましょう。
蒸れや暑さが気になる方は「ジェル素材」
弾力性に長けたゲルを採用したジェル素材。背もたれクッションでは、ジェル素材と組み合わせて、軽量性、通気性、強度を兼ね備えたハニカム構造が採用されていたり、接触冷感素材が採用されていたりすることもあります。低反発や高反発素材のウレタンフォームとはまた違うサポート力がほしい方におすすめです。
サイズ・形状|サポートしたい範囲を加味して背中の大きさに合ったものを
背中のサイズをチェックしてフィットしやすいものを
背もたれクッションは、背中の幅、腰から肩甲骨、腰から首までなどの長さを意識して選ぶのがポイント。背もたれクッションを使いたいシーンや理想的なフィット感をイメージしながら選びましょう。
「ハイバックタイプ」なら腰から首までを支えやすい
ハイバックタイプの背もたれクッションは、腰から首まわりまでを広範囲にサポートしてくれるタイプ。しっかりともたれかかってくつろぎたいとき、安定感がほしいときなどにおすすめです。
硬い床の上での使用には「縦に長いロングタイプ」
縦方向や横方向に長いロングタイプの背もたれクッションは、ゆったり使いたいとき、寝そべって使いたいとき、固い床で座布団として使いたいときなどにおすすめです。
衛生面|カバーが取り外しでき、丸洗いできるものが便利
椅子の背もたれに長時間腰かけていると、背中に汗をかきやすくなります。背もたれクッションはカバーが取り外せるタイプのものを選ぶと、洗濯することができ、いつでも清潔な状態をキープできます。素材は綿やポリエステルなど様々ですが、カバーの替えがない場合は、乾きやすい素材であるポリエステルがおすすめです。
※記事に掲載している商品の価格はAmazonや楽天市場などの各ECサイトが提供するAPIを使用しています。そのため、該当ECサイトにて価格に変動があった場合やECサイト側で価格の誤りなどがあると、当サイトの価格も同じ内容が表示されるため、最新の価格の詳細に関しては各販売店にご確認ください。なお、記事内で紹介した商品を購入すると売上の一部が当サイトに還元されることがあります。