立ったままデスクワークができるスタンディングデスク。長時間の座りすぎによる健康被害の軽減や、腰痛の改善などに効果が期待できると言われています。今回はスタンディングデスクの選び方のポイントやおすすめ商品を人気ランキング形式でご紹介。人気のニトリ製品や折りたたみや高さ調節ができるものなど幅広く厳選したので参考にしてみてください。
スタンディングデスクの選び方
種類で選ぶ
立ったまま使うなら「高さ固定タイプ」
特に高さを変える必要がない方(立ち作業のみの方)は、高さ固定タイプを選びましょう。高さ100cmのものが一般的です。コード穴がついている等、在宅ワークがしやすい細かいこだわりのあるデスクも多く販売されています。
サイズ調整ができないため、購入前に高さや奥行などをしっかり確認しておきましょう。また、お値段の安い商品が多いのもポイント。お手軽にスタンディングデスクを取り入れたい方にピッタリです。
疲れたときは、少し高めの椅子を使って、座りながらお仕事できるのもうれしいポイント。その日の気分に合わせてワークスタイルを変えることも可能です。
立ったり座ったりして高さ調節したいなら「昇降式タイプ」
スタンディングデスクとして最も一般的なタイプがこちら。高さを調節できるため、立つ場合、座る場合どちらも対応できるのが強みです。高さを変える方法は、手動・ストッパー式・ガス式・電動式に大きく分けることができます。
それぞれの特徴は以下の通りです。
- 手動式:ハンドルを回して調節
- ストッパー式:ストッパーを緩め、必要な分だけ出して高さを調節
- ガス式:オフィスチェアと同じ仕組みで調節
- 電動式:電気で高さ調節
ストッパーボタンを押すだけで高さ調節ができるものが多く、使いやすいことも大きなポイント。値段と使い勝手のバランスが良いタイプです。
すでにある机の上に置くだけで使える「卓上タイプ」
ご自宅の机を机として利用する方におすすめなのが、卓上タイプ。いつも使っているデスクの上に載せることで高さをかさ上げし、立ったまま作業できるようにしたものです。おりたたみ式や安定感のある固定式など、使いやすいモデルがたくさんあります。
部屋が狭くてスタンディングデスクを置くスペースがない方にピッタリです。
天板サイズをチェック
天板の大きさもチェックしておきましょう。パソコン一台のみを載せるなら60cmくらいがちょうど良い大きさです。しかし、2人で作業する場合や、ディスプレイを複数台載せる方は、120cm以上のデスクを選ぶと安心です。また、書類や飲み物を横に置いて作業する方は、作業環境に合わせた大きさのものを選んでください。
素材をチェック
スタンディングデスクを選ぶ際は素材も大事なポイントです。おすすめは周辺の家具やインテリアに馴染む素材を選ぶこと。リビングや作業する部屋の家具やインテリアをウッディなテイストでまとめているなら木製を選ぶなど、全体の雰囲気に合わせると統一感が出やすいです。
木製はどんなインテリアにもマッチしやすいですが、もっと都会的な雰囲気のオフィスを目指したいならよりスタイリッシュな雰囲気のスチール製なども検討してみるといいでしょう。
高さをチェック
立ったままパソコンを操作したり、書類を書いたりするのに最適な高さは100cm前後。多くのスタンディングデスクでは、100cm前後の高さとなっています。
作業時に肘が直角になる高さのものが使いやすいので、購入時の参考にしてください。また、身長に応じて最適な高さは異なるため、身長が低めの方や高めの方は要チェックです。
折りたたみできるかチェック
スタンディングデスクは折りたためると非常に便利。リビングなどで必要な時だけ使いたい、在宅ワークの日だけ空きスペースで使いたいと考えているなら、未使用時に折りたたんで収納できるタイプかどうかを確認しましょう。
折りたためるだけではなく、折りたたんだ後の厚みも大事なポイント。スリムに折りたためるものだと省スペースに収納できておすすめです。作業場所を都度変えたい場合は畳んだ状態で運びやすいかも見ておきましょう。
重さをチェック
スタンディングデスクを選ぶ際は重さも見逃せないポイントです。大型のスタンディングデスクは、作業スペースを広くとれるので便利ですが、そのぶん重いため運びにくいのが難点となります。その場に固定して使う分には問題ありませんが、掃除の際に動かしたいときは不便さを感じることも。
スタンディングデスクを使う場所がよく変わる方や掃除のしやすさを重視する方は、できるだけ小型設計のタイプを選びましょう。小型であれば軽いものが多いので、持ち運びがしやすく、掃除や模様替えも楽にこなせます。
収納で選ぶ
収納スペースがあるかもチェックすると良いでしょう。キーボードを収納できるスライダー付きや、ホルダー付きなど、ちょっとした収納があると広々と使えそうです。スライダーにキーボードを置いたりホルダーで机上を整理したりすることで、より良い作業環境で仕事ができます。
キャスター付きかチェック
キャスター付きのものを選べば、簡単に1人で配置替えもできます。スタンディングデスクの重さは10kg程度のものが多いです。20kg以上とさらに重い商品もあります。移動することは不可能ではありませんが、なかなか大変。会社内で使うときのも、キャスターがあると会議などに運びやすいので便利です。
ケーブル穴やホルダー付きを選ぶ
パソコンをデスクに置いて使うと、机の上にケーブル類がごちゃごちゃしがち。そんな時には、ケーブル穴がついているものをおすすめします。ごちゃつきがちな配線ケーブルを一か所にまとめてくれ、とても便利。作業環境がよくなるため、よりお仕事に集中できるでしょう。
そのほか、電源タップを載せるホルダーなどの便利グッズと掛け合わせるのもおすすめです。また、ケーブルボックスと合わせて使うことで、より快適な作業環境をつくることもできます。ぜひ導入してみましょう。
※記事に掲載している商品の価格はAmazonや楽天市場などの各ECサイトが提供するAPIを使用しています。そのため、該当ECサイトにて価格に変動があった場合やECサイト側で価格の誤りなどがあると、当サイトの価格も同じ内容が表示されるため、最新の価格の詳細に関しては各販売店にご確認ください。なお、記事内で紹介した商品を購入すると売上の一部が当サイトに還元されることがあります。