Sadowskyベース|評価&特徴をベース専門店が解説!音作りしやすい6モデルは?

BestOne編集部

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1流ベースメーカー、サドウスキーの概要や歴史、特徴、評価、愛用するミュージシャンについて紹介。M5-24やMV4、RV5、Will Leeモデルなどからおすすめのベースを紹介しています。

この記事に登場する専門家・担当者

ベース専門店・Geek IN Box代表 嵯峨駿介さん
ベース専門店・Geek IN Box代表
嵯峨駿介さん
東京・御茶ノ水の大手楽器店にて数千本のギター・ベースのリペア、メンテナンスを経験。現在は、横浜でベース専門店「Bass Shop Geek IN Box」を立ち上げ、リペアや販売をする傍ら、様々なメディアで記事の執筆もこなす。 ※本記事の内容は嵯峨駿介個人の意見、知識を基に執筆しており、所属する株式会社ビレッジグリーン及びGeek IN Boxの総意を代表するものではありません
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目次
sadowskyってどんなメーカー?
sadowskyベースの特徴
sadowskyベースの評価
Sadowskyベース愛用のミュージシャン
おすすめのsadowskyベース
この記事に登場した専門家

sadowskyってどんなメーカー?

ベース専門店・Geek IN Box代表 嵯峨駿介さん
ベース専門店・Geek IN Box代表
嵯峨駿介さん
Sadowsky TYO Limited MM4 Vintage Black
サドウスキーの始まりは創業者であるロジャー・サドウスキーが70年代に開いたリペア工房です。リペアマンとして、主にNYのセッションミュージシャンの楽器のリペアを多く手掛け、ウィル・リー、マーカス・ミラーといったNYでも随一のファーストコールベーシストがロジャーの顧客として知られています。ロジャーがカスタムしたマーカスミラーの愛用するフェンダージャズベースはあまりにも有名です。マーカスのようにオンボードプリアンプを搭載するスタイルを広めたのもサドウスキーだと言ってもいいでしょう。

sadowskyベースの特徴

サドウスキーは元がリペアショップだというだけあって、作られた後のことを十分に考慮したデザインが特徴的。その1つの例が指板のシェイピングです。ベースは構造上ハイポジションの部分が相対的に反りあがってしまう問題を抱えていますが、この点をサドウスキーは予め削っておくことで解消しています。製作されてすぐのうちにはハイポジションの弦高が少し高くなってしまいますが、長い目でみるとベースの寿命を延ばすための合理的な方法です。

sadowskyベースの評価

サドウスキーは特にスタジオワーカー、セッションワーカーから高い支持を受けているメーカーです。その理由はまずはサウンド。チェンバードボディやオリジナルエレクトロニクスなどによってフェンダー系よりも軽やかに鳴るため、演奏に大きな力が必要ありません。また、チェンバードボディによる恩恵はサウンドだけではありません。ボディが軽量になるために、サウンドと共に長時間の演奏を仕事とするミュージシャン達にとっては肩の負担軽減という点で大きな味方になっています。

Sadowskyベース愛用のミュージシャン

Tal Wilkenfeld

若くして大きな才能を発揮するシドニー出身のベーシスト、タル・ウィルケンフェルドはサドウスキーのエンドーサーとして知られています。彼女のセッションワークは多くのレジェンドミュージシャンと共にあり、チック・コリア、ジェフ・ベック、ハービー・ハンコックらと共演を重ねています。彼女が愛用するのはナチュラルフィニッシュのアッシュボディ、メイプル指板を使った、至ってノーマルなサドウスキーNYCベースです。

Sadowsky Sadowsky Guitars 《サドウスキー・ギターズ》 Metro Series MV4 (NAT)

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上ちゃん(マキシマム ザ ホルモン)

日本のロックキッズから狂信的な支持を得ているマキシマムザホルモンのベーシスト、上ちゃんはサドウスキーユーザーの1人として知られています。彼のベースプレイの特徴の1つは激しくも音圧のあるスラッププレイ。レッドホットチリペッパーズのフリーのスタイルをリスペクトしたそれは一聴の価値あり。サドウスキーの持つ軽やかな鳴りやアグレシッブなサウンドメイクを可能にするプリアンプはスラッププレイにも最適で、おとなしいサウンドだけではなく、攻撃的でアグレッシブなサウンドにも対応できることがわかりますね。

Sadowsky Sadowsky TYO Modern Edge 4string J Bass (Natural)

おすすめのsadowskyベース

Sadowsky Guitars 《サドウスキー・ギターズ》Metro Series M5-24 (59B)

Sadowskyは基本的にジャズベースをモチーフにした楽器を製作するためにフレット数は21であることがほとんどですが、本機は24フレットの音域を求めるプレイヤーのためにデザインされたモダンベースです。アッシュボディ、メイプル指板とトラッドな木材を使用することでベーシックなサウンド自体は馴染みのあるものに近づけながらも、パワフルなソープバーピックアップをチョイスすることでモダンでパワフルな特性が加わっています。

Sadowsky Sadowsky Guitars 《サドウスキー・ギターズ》Metro Series M5-24 (59B)

Sadowsky Guitars《サドウスキー》Metroline Express Series RV5E

SadowskyはこれまでNYCとMetroline、そしてTYOという3つのシリーズを展開してきましたが、新たにMetroline Expressをスタートしました。Metrolineが工場で組み上げたものに工房が関わり最終的な製品になっていましたが、Metroline Expressでは全てを工場で仕上げることでコストパフォーマンスを高めています。こちらのモデルは軽いアルダーにパーフェロー指板を組み合わせたモデルで、幾分か60年代のフェンダーJBスタイルを意識したものになっています。

Sadowsky Sadowsky Guitars《サドウスキー》Metroline Express Series RV5E

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Sadowsky Guitars 《サドウスキー・ギターズ》Metro Series MV4 (OWH)

ラッカーで仕上げられたディンキーのアッシュボディ、メイプルネックにメイプル指板、オリジナルスプリットコイルピックアップ&NYCプリアンプ、サドウスキーの王道をいく1本です。コントロールはVol、Balancer、Tone(with bypass SW)、Treble&bassと近年のサドウスキーではレギュラーになっている仕様。パッシブトーンがあることで音作りの易しさは格段に向上し、トラッドなスタイルに慣れているプレイヤーにとっても扱いやすいものになっています。

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Sadowsky Guitars 《サドウスキー・ギターズ》Metro Series MV4-WL (BIM)

ファーストコールベーシスト、ウィル・リーはサドウスキーの顧客の1人で、彼との長年のパートナーシップから、サドウスキーがシグネイチャーモデルを製作しています。ナット幅は通常よりも1.8mmほど狭くして、ネックはナローにシェイピングされています。広い音域とトラッドなサウンドを両立するためにフレット数は22フレット。モダンなベースでは24フレットを採用することも多くありますが、この点はあくまでJBらしいサウンドを残すという目的を感じます。さらに、従来のサーキットにプラスして独立したミッドブースターを搭載しています。

Sadowsky Sadowsky Guitars 《サドウスキー・ギターズ》Metro Series MV4-WL (BIM)

フェンダージャズベースをモチーフにしたベースを製造するメーカーとしては世界でもトップクラスのベースメーカーであるサドウスキー。彼らの製造するベースは高いクオリティを有しており、長い間多くのミュージシャンに支持されています。数十年にわたってこれだけの人気を維持し、また成長を続けているメーカーは多くはなくもはやフェンダーに次ぐスタンダードと言っても過言ではないかもしれません。今回はあえて日本製のモデルのみを紹介しましたが、それらはNYC製同様にサドウスキーイズムが存分に詰め込まれた高品位なものばかりです。本気でベースを仕事にしようとしたとき、これらのモデルは大きな力になってくれるでしょう。

この記事に登場する専門家・担当者

ベース専門店・Geek IN Box代表 嵯峨駿介さん
ベース専門店・Geek IN Box代表
嵯峨駿介さん
東京・御茶ノ水の大手楽器店にて数千本のギター・ベースのリペア、メンテナンスを経験。現在は、横浜でベース専門店「Bass Shop Geek IN Box」を立ち上げ、リペアや販売をする傍ら、様々なメディアで記事の執筆もこなす。 ※本記事の内容は嵯峨駿介個人の意見、知識を基に執筆しており、所属する株式会社ビレッジグリーン及びGeek IN Boxの総意を代表するものではありません
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