老犬に薬を飲ませる方法とおすすめのサポートグッズ3選

ワンちゃんが高齢になってくると病気や食欲不振などで薬を飲む機会が増えます。犬用の薬のほとんどは錠剤ですが、そのまま与えると吐き出してしまうことも。今回は薬の飲ませ方やサポートグッズ、どうしても薬を飲まないときの考え方などをご紹介します。

ワンちゃんの薬の飲ませ方
薬を飲ませるときに使いたいおすすめグッズ
どうしても薬を飲まないときは?
この記事に登場した専門家

ワンちゃんの薬の飲ませ方

老犬ホーム情報サービス「老犬ケア」
森野竜馬さん
薬を飲まされている犬
犬用の薬はそのほとんどが錠剤です。ごはんに混ぜたりおやつに包んで飲ませることが一般的ですが、ワンちゃんによっては薬だけ吐き出してしまうことも。もし薬だけ吐き出してしまうようであれば、舌の奥に錠剤を乗せ、飲み込むまで口を閉じさせたままにするという方法もあります。

それでも薬が飲めないワンちゃんの場合は、ピルクラッシャーなどを使って錠剤を粉末状に砕いてからごはんやおやつと混ぜるのもOK。薬のにおいや味を嫌う子も多いので、薬のにおいや味が消えるようなものと一緒に飲ませると効果的です。獣医さんが許可していて、ワンちゃんの体調も特に問題ないのであれば、犬用のミルクに混ぜるのもおすすめです。

薬を飲ませるときに使いたいおすすめグッズ

松吉医科器械 錠剤クラッシャー MY-8110

医療機器メーカーが販売し、プロも愛用している「松吉医科器械 錠剤クラッシャー MY-8110」。容器に薬を入れてフタをし、フタを回していくだけで固い錠剤を簡単に砕くことができます。力を込めなくても砕けるため、力の弱い年配の方や女性の方でも楽に使えます。コンパクトなサイズなので、持ち運び用としてもおすすめです。

松吉医科器械 錠剤クラッシャー MY-8110

フリート 乳鉢セット

乳棒と乳鉢のセット。先述の錠剤クラッシャーよりはある程度力が必要になりますが、錠剤の薬を粉末状に砕きすり潰せるアイテムです。動物病院などでも使用されています。

森乳サンワールド ドッグシニアミルク

シニア期から高齢期のワンちゃんに合わせて調整されたミルクです。高齢のワンちゃんにとって必要な栄養素を十分に配合しているだけでなく、嗜好性の高い原材料を使用しているため、食欲が落ちているワンちゃんにもおすすめです。

森乳サンワールド ドッグシニアミルク

どうしても薬を飲まないときは?

錠剤クラッシャーや犬用ミルクを使っても、どうしても薬を飲まないときもあります。飲み薬の代わりに座薬を処方されることもありますが、苦しそうに薬を吐き出す姿を見ていられない、という飼い主さんもいるのではないでしょうか。

獣医さんに相談することが前提になりますが、あえて「薬を飲ませない」というのもひとつの選択肢です。人間と同じで、高齢になればなるほど薬の量が増えることもあり、薬を飲むという行為がワンちゃんにとって非常にストレスになる可能性もあります。獣医さんに診てもらう際に、ある程度飼い主さんの要望を伝えておくと良いでしょう。
薬を見つめる犬
ワンちゃんは薬のにおいや味を嫌がり、いつものごはんや大好きなおやつと混ぜても薬を吐き出してしまうことがよくあります。吐き出してもすぐに叱らず、「どうすればワンちゃんが薬を飲んでくれるのか」を考えましょう。犬用のミルクなど、薬のにおいや味が消えるものと一緒に与えると比較的飲みやすいと言われています。

しかし、それでも飲まないこともあります。完全に飲まなくなってしまったら獣医さんに相談し、「それでも飲ませるのか」「薬を飲ませることをやめるのか」を決断しましょう。薬を飲んで元気になってくれることが一番ですが、ワンちゃんにとって、飼い主さんにとって、今最善なのは何かを考えることが重要です。大好きなワンちゃんと笑顔で毎日を過ごせる道を選んでくださいね。

この記事に登場した専門家

老犬ホーム情報サービス「老犬ケア」
森野竜馬さん
国内最大級の老犬ホーム情報サービス「老犬ケア」を運営する「リブモ株式会社」代表取締役。全国各地に自ら足を運び、50を超える老犬ホームの現地訪問や、老犬介護経験者へのインタビューを通じて、老犬介護に関する情報を収集。日々老犬ケアに寄せられる相談や、取材に裏付けされた確かな情報をもとにした、老犬介護サービスへの正しい理解と認知向上のため活動している。
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