人気バンドも愛用!ワーウィックベースの特徴、評価とおすすめ6選

BestOne編集部

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ワーウィックベースの歴史や特徴、その評価や愛用しているミュージシャンについて解説。いくつかあるモデルの中からサムベースやストリーマー、エイリアン、インフィニティを選びその中のオススメのモデルを紹介しました。

この記事に登場する専門家・担当者

ベース専門店・Geek IN Box代表 嵯峨駿介さん
ベース専門店・Geek IN Box代表
嵯峨駿介さん
東京・御茶ノ水の大手楽器店にて数千本のギター・ベースのリペア、メンテナンスを経験。現在は、横浜でベース専門店「Bass Shop Geek IN Box」を立ち上げ、リペアや販売をする傍ら、様々なメディアで記事の執筆もこなす。 ※本記事の内容は嵯峨駿介個人の意見、知識を基に執筆しており、所属する株式会社ビレッジグリーン及びGeek IN Boxの総意を代表するものではありません
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目次
ワーウィックの歴史
ワーウィックベースの特徴
ワーウィックベースの評価
ワーウィックベースの愛用ミュージシャン
おすすめのワーウィックベース
ワーウィックの人気ランキングもチェック!
この記事に登場した専門家

ワーウィックの歴史

ベース専門店・Geek IN Box代表 嵯峨駿介さん
ベース専門店・Geek IN Box代表
嵯峨駿介さん
Warwickは大手楽器メーカーFrimusの創業者の息子であるハンス・ピーター・ウィルファーが1982年に創立した楽器メーカーです。楽器に関する知識は父の楽器工場にて多くを身につけたものだと言われています。

創立当時に製作したのはヘッドレスのスタイルで、翌年にはスペクターをモチーフにしたストリーマーをリリース、さらにその翌年にはサムベースをリリース。その後もストリーマーステージⅡ、ドルフィン、ハザードなど数多くのモデルを製作しました。
ワーウィック ストリーマー
出典:楽天市場

ワーウィックベースの特徴

ワーウィックベースは小型のボディシェイプを特徴として非常に高い演奏性を持ちます。演奏性を重視したスリム、コンパクトなボディは時としてサウンドを犠牲にしますが、その点をワーウィックはブビンガやウェンジといった硬質な木材を組み合わせ、またEMGのようなノイズレベルの低さとバルトリーニのようなスムースさを両立したオリジナルのMECエレクトロニクスによってカバー。形状のみならず木材の選定も含めて非常に合理的なデザインだと言えます。

ワーウィックベースの評価

ワーウィックはヘヴィファンクミュージシャンのT.M.スティーヴンスや、ジャミロクワイ初代ベーシストのスチュアート・ゼンダー、国内では大人気のロックバンドONE OK ROCKのRyotaさん、伝説的な日本人ベーシスト櫻井哲夫さんなどが、ステージや自身の作品の録音に使用しており、そのクオリティの高さは証明されています。

愛用するミュージシャンにはジャズ、ロック、メタル、ポップと偏りがなく、あらゆるジャンルに対応するものだと言えるでしょう。
ベース
出典:楽天市場

ワーウィックベースの愛用ミュージシャン

T.M.スティーヴンス

自身の音楽をヘヴィメタルファンクと称するファンクベーシスト。意外なことに彼のキャリアの始まりはジャズで、マイルス・デイヴィスのセッションに参加していたこともあります。あらゆるジャンルに精通しており、ジェームス・ブラウン、スティーヴ・ヴァイ、シンディー・ローパーなど、多くのアーティストのプロジェクトに参加しています。

現在はワーウィックのベース、アンプを使用していることで知られており、オリジナルの特徴的なペイントが施されたストリーマーを使用しています。

Warwick Streamer Stage I/NS エレキベース 【ワーウィック ストリーマー】

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Ryota(ONE OK ROCK)

近年国内外を問わず積極的に活動しており爆発的な人気を誇るビッグバンドONE OK ROCKのベーシスト、Ryotaさんは長年のワーウィックユーザーとして知られています。数多くのワーウィックベースを愛用するRyotaさんですが、メインはストリーマーの模様。LEDを埋め込んだものや4弦、5弦などいくつかのモデルを使い分けています。

ワーウィックベースならではの基音が強くトレブリーでタイトな低音はONE OK ROCKのヘヴィなアンサンブルにマッチしており、バンドサウンドにも大きく影響していることがわかります。

Warwick Custom Shop Streamer Stage 1 4st(OFC Nirvana Black)

Warwick Custom Shop Streamer Stage 1 4st (OFC Nirvana Black)

おすすめのワーウィックベース

Warwick Thumb Bass NT 5st Natural Oil Finish

ワーウィックベースの代表モデルの1つがこちらのサムベースです。MECシングルコイルピックアップを2基リアよりも配したピックアップレイアウトが特徴的です。フレット数は27で、その音域を広く活かすためにカッタウェイは深くボディはコンパクト。

短めのホーンとあいまってハイポジションの演奏性は抜群です。さらに、サムベースは低域の質も高質で、トレブリーかつ豊富なローエンドが特徴的なサウンドは高く評価されています。

Warwick Thumb Bass NT 5st Natural Oil Finish

参考価格: 715,000

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Warwick Custom Shop Corvette $$ 5strings “5A Quilted Maple Top” (Bleached Nirvana Black Transparent High Polish)

ストリーマー、サムベースと並んで人気のワーウィックベースがコルベットです。大型のハムバッキングピックアップを2基搭載したモデルは$$(ダブルコルベット)と呼ばれ、区別されています。

コルベット自体は1994年にリリースされたモデルで、ワーウィックのスタンダードの1つだと言えます。他モデルとの大きな違いの1つは長く伸びたホーン。これにより身体にローフレットが近く、安定したベースプレイが可能になります。

Warwick Custom Shop Corvette $$ 5strings “5A Quilted Maple Top” (Bleached Nirvana Black Transparent High Polish)

Warwick/Rock Bass Alien Standard 5弦エレアコベース エイリアン

ワーウィックのRock Bassシリーズはエントリーユーザー向けのモデルを安価な価格で展開しています。本機はRock Bassシリーズから発売されている一風変わったモデルで、アコースティックのデザインを取り入れています。

ボディサイド、バックにはマホガニーのような特性のアガチスを、トップにはスプルースを配し豊かなミドルレンジが特徴的なサウンド。スケールは32インチで、独特のゆるさがサウンドのウォームさやバウンス感に寄与しています。

Warwick/Rock Bass Alien Standard 5弦エレアコベース エイリアン

Warwick Infinity NT BM 5st

ワーウィックの中では少しマニアックでありながらも非常に高いクオリティをもつインフィニティは櫻井哲夫さんが愛用していることで知られています。ホロウボディデザインを採用しており、軽快なアタック感や豊かな倍音が特徴的なサウンドです。

24フレットまでフレットがありますが、カッタウェイは最終フレットよりもブリッジ側までえぐられており、ハイポジションの演奏性は数多くのワーウィックベースの中でも随一。

Warwick Infinity NT BM 5st

ドイツを拠点に世界的に高い評価を受けているワーウィックは若いミュージシャンにも熟練のミュージシャンにも高い信頼を得ており、注目度は世界でも随一のメーカーです。ロックベースシリーズ、プロシリーズ、カスタムショップなどいくつかのシリーズが価格別に展開されていますが、そのどれもがそれぞれの価格帯においてトップレベルのクオリティを持ちます。

今回紹介したいくつかのベースはもちろんそれに漏れることはなく、必ず購入者を満足させるものだと言えるでしょう。

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この記事に登場する専門家・担当者

ベース専門店・Geek IN Box代表 嵯峨駿介さん
ベース専門店・Geek IN Box代表
嵯峨駿介さん
東京・御茶ノ水の大手楽器店にて数千本のギター・ベースのリペア、メンテナンスを経験。現在は、横浜でベース専門店「Bass Shop Geek IN Box」を立ち上げ、リペアや販売をする傍ら、様々なメディアで記事の執筆もこなす。 ※本記事の内容は嵯峨駿介個人の意見、知識を基に執筆しており、所属する株式会社ビレッジグリーン及びGeek IN Boxの総意を代表するものではありません
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