フェンダーベースの特徴と種類別おすすめベース5選+弦・アンプ

No.1ギター・ベースメーカーである「フェンダー」の歴史や、ボルトオンジョイント、ピックアップの特徴を解説します。プレシジョンベース 、ジャズベース、ムスタングベースなどからおすすめのモデルも紹介します。

世界初のエレキベースを生みだしたフェンダー
フェンダーベースの特徴
種類別!おすすめのフェンダーベース
相性抜群!ファンダーベースアンプ
フェンダーベースと相性のいいベース弦
フェンダーベースはまさにエレキベースの歴史
この記事に登場した専門家

世界初のエレキベースを生みだしたフェンダー

ベース専門店・Geek IN Box代表
嵯峨駿介さん
レオ・フェンダーにより興されたフェンダー社は、エレクトリックベースの世界においては間違いなくNo.1のメーカーであると言えます。世界初のフレット付きソリッドエレキベースは、フェンダー社のプレシジョンベースです。

プレシジョンベース は、その後に発売したジャズベースと共に、世界中のミュージシャンに熱狂的に愛され、少々大げさに言うと、おおよそ全ての音楽制作に用いられています。
フェンダーベース

フェンダーベースの特徴

大幅なコストカットを実現するボルトオンジョイント

ボディとネックをボルトで繋ぐボルトオンジョイントは、現在では最もポピュラーな手法ですが、これは全てフェンダーが元になっていると言っても過言ではないでしょう。

フェンダー以前のスタイルでは接着剤による接着がほとんどでしたが、その場合には、ネックとボディはある程度早い段階でひとつのセットとして組み上げられる必要がありました。

ところが、ボルトオンジョイントの場合には、それらは最終的な組み上げの段階まで別々に製造を行うことが可能です。これにより製造コストは大幅に下がり、安価な流通価格の実現に一役買っています。

高い耐ノイズ性能を持つピックアップ

ジャズベースに搭載される2つのシングルコイルピックアップ、プレシジョンベース に搭載される2つのコイルを使用したスプリットコイルピックアップは、2つがそれぞれ逆巻き・逆磁極でデザインされ、合わせることでハムキャンセル効果を発揮、ノイズの量は劇的に少なくなります。

ジャズベースの場合には2つのピックアップのバランスを調整できますが、当然ながらどちらかにバランスを振ると、ハムキャンセル効果は得られなくなり、ノイズは増えていきます。

種類別!おすすめのフェンダーベース

プレシジョンベース

Fender HAMA OKAMOTO P BASS

「OKAMOTO'S」のベーシストとしてカリスマ的人気を誇るハマ・オカモト氏のシグネイチャーモデル。ジャズベースタイプのスリムなネックを採用することで、ジャズベースのような弾き心地でプレシジョンベースのようなサウンドが得られる、ありそうでなかったモデル。

こだわりのパドルペグやブリッジカバー、フィンガーレストなどシグネイチャーモデルらしい点がふんだんに盛り込まれた1本に仕上がっています。

Fender フェンダー エレキベース HAMA OKAMOTO P BASS

厳選プレシジョンベース!おすすめ5選【初めての1本にも】 - PICUP(ピカップ)
厳選プレシジョンベース!おすすめ5選【初めての1本にも】 - PICUP(ピカップ)>>
プレシジョンベースの歴史、サウンドやデザインの特徴、使用アーティスト、初心者向けから本格派までのおすすめモデルについてまとめました。プレシジョンベースの素晴らしさについて再確認してみましょう!

ジャズベース

Fender CLASSIC 60S JAZZ BASS

近年「フェンダージャパン」というブランドはなくなり、「フェンダー」ブランドに統一されています。

MIJシリーズとして新たに出発した日本製フェンダーですが、その中でも最も普及が期待できるのが、こちらのCLASSIC 60's JAZZ BASSです。文字通り60年代のスペックをモチーフにしたモデルで、ローズウッドを使った指板やブリッジからリアピックアップに伸びる弦アース用のプレートなど、トラディショナルな特徴を多く備えています。

Fender フェンダー エレキベース CLASSIC 60S JAZZ BASS 3TS

ジャズベースおすすめ5選!初心者にもおすすめの超定番モデル - PICUP(ピカップ)
ジャズベースおすすめ5選!初心者にもおすすめの超定番モデル - PICUP(ピカップ)>>
1960年にフェンダーから発表され、現代に至るまで半世紀以上愛されているジャズベース。本記事ではその歴史や特徴、年代による違いやおすすめのモデルについてまとめています。

ムスタングベース

Fender Mustang Bass PJ

30インチスケールを採用したムスタングベースの最大の特徴は野太い低音。ショートスケールは低音が出ないという都市伝説もありますが、あれは大ウソ!実際は真逆の特性です。

バウンスする低音は心地よく、多くのベーシストを魅了しています。リアにはジャズベースタイプのシングルコイルピックアップを搭載しており、太いだけではなくタイトさ、鋭さを演出することも可能です。

Fender エレキギター MUSTANG BASS PJ, PAU FERRO, SONIC BLUE

ジャガーベース

Squier Vintage Modified Jaguar Special

主にフェンダーの廉価版を製造する「スクワイア」より発売されているジャガーベース。ジャガーの特徴的なボディシェイプやピックガードを採用し、独特のルックスに仕上がっています。

フロントにはプレシジョンベースタイプのスプリットコイルピックアップ、リアにはジャズベースタイプのシングルコイルピックアップを搭載し、野太くパワフルなサウンドからタイトで硬いサウンドまで、幅の広いサウンドメイクが可能です。

Squier Vintage Modified Jaguar Special Crimson Red

ベースVI

Squier SQ VM BASS VI

ベースとギターの中間のようなデザインを持つBASS VI。本機はフェンダーの廉価版ブランドを製造、販売するスクワイアから発売されています。

30インチのショートスケールに、ギターよりも1オクターブ低いチューニングをデフォルトにしています。ピックアップのオンオフやトーンコントロールを行うスイッチが特徴的で、自在なサウンドメイクが可能です。搭載されたシングルコイルピックアップは切れ味鋭く、クリアな低音を出力します。

Squier エレキベース SQ VM P BASS V CAR

Series:Vintage Modified Models
Color:Candy Apple Red
Body Shape:Precision Bass
Body Material:Basswood
Body Finish:Gloss Polyurethane

相性抜群!ファンダーベースアンプ

Fender RUMBLE 15

フェンダー社はギターやベースだけではなく、アンプについても高い評価を得ている数少ないメーカーです。

本商品は15Wと小型の家庭用アンプという位置付け。外部のMP3プレイヤー、iPhoneなどを接続できるAUX inやイヤフォンジャックを搭載し、練習にはこれ以上ないほどに適したアンプです。外観はもちろんサウンドもフェンダーの伝統を受け継いでおり、フェンダー好きにはたまらないアンプだと思います。
「フェンダー」ベースアンプの評価と特徴、おすすめモデル5選! - PICUP(ピカップ)
「フェンダー」ベースアンプの評価と特徴、おすすめモデル5選! - PICUP(ピカップ)>>
フェンダーのベースアンプについて、その特徴や評価、BASSMANシリーズやRUMBLEシリーズについてその概要を解説。BASSMANシリーズ、RUMBLEシリーズ、BRONCOシリーズからヘッドアンプやキャビネット、コンボアンプのオススメを紹介しています。

フェンダーベースと相性のいいベース弦

Fender 7250M Medium

実はフェンダーの弦は意外なほどに高く評価されています。ニッケルを素材にしたクラシックなデザインですが、サウンドは暖かく低音は大きく太く、ミドルレンジは倍音にあふれ歯切れのいいプレゼンスを持ちます。ダダリオやアーニーボールを使用していて、新しい弦を試したいと考えているベーシストにはぜひ試してみてもらいたい弦です。

Fender 7250M ロングスケール Medium(45-105) ニッケル エレキベース弦

フェンダーベースはまさにエレキベースの歴史

常に革新的なプロダクトをリリースし続けるフェンダーは、エレキベースの歴史と言っても過言ではないほどに大きな存在感を放っています。

近年フェンダージャパンブランドは閉じられ、アメリカ製、メキシコ製、日本製、それぞれは全てがフェンダーブランドとされており、以前に比べて日本製のフェンダーはよりフェンダーらしさが溢れるトーン、ルックスに仕上がっています。近年大きな動きを見せるフェンダー、要チェックです。

この記事に登場した専門家

ベース専門店・Geek IN Box代表
嵯峨駿介さん
東京・御茶ノ水の大手楽器店にて数千本のギター・ベースのリペア、メンテナンスを経験。現在は、横浜でベース専門店「Bass Shop Geek IN Box」を立ち上げ、リペアや販売をする傍ら、様々なメディアで記事の執筆もこなす。 ※本記事の内容は嵯峨駿介個人の意見、知識を基に執筆しており、所属する株式会社ビレッジグリーン及びGeek IN Boxの総意を代表するものではありません
詳しくはこちら
おすすめタグ