ゴルフバッグにカバーって必要?いつ使うの?と思われる初心者の方は多いと思います。普段は使わないカバーですが、飛行機に乗せる際や郵送で送る際などに必要になります。キャディバッグにかけるカバーが必要なシーン、輸送時の注意点、カバーを購入する際の選び方、おすすめカバーなどを紹介します。
ゴルフバッグ(キャディバッグ)のカバーは必要?
キャディバッグのカバーとは、キャディバッグをすっぽり覆い、傷や汚れなどから守るためのものです。普段はカバーを使用することはないので、必要性を感じないかも知れませんが、郵送時や旅行の時に必要になります。
キャディバッグのカバーは「トラベルカバー」と呼ばれます。キャディバッグやクラブは高価なものが多いため、ゴルフ場や旅行先に送る際、傷ついたり汚れたりしないように、カバーをかける必要があります。カバーがない場合は、運送会社によっては専用のカバーを購入しなければならないので、事前に購入しておくのがおすすめです。さらには飛行機で手荷物として預けるのにも同じ理由でカバーが必要になります。
ゴルフバッグのカバー選び方
カバーはキャディバッグと同じメーカー・ブランドにする方もいますし、違うものを選ぶ方もいます。お好きなデザインや色と、対応サイズ、必要な機能を選んで決めましょう。
宅配便で送るなら配送伝票入れはマスト!
宅配便などで送る際に、配送伝票を入れるポケットがあれば、毎回の配送伝票をカバーに直接貼らずに済みます。カバーの生地も傷みませんし、途中で取れたりする心配もないので、おすすめです。
ハードカバーやクッション素材のものは収納のことも考慮して!
衝撃軽減の目的で、厚みがあるクッション素材のものや、ハードケースのものもあります。特に飛行機で手荷物として預ける場合、キャディバッグの型崩れが気になる方は、ハードカバーにしておくのがおすすめです。
ただし、そういったものは輸送時は安心ですが、ハードケースはもちろん、クッション素材も畳んだ時に厚みが出て、ボストンバッグやキャディバッグの背面収納ポケットに入らないことがあるので、カバーを外してからの収納のことも考えて選びましょう。
名刺・カード入れがあると取り間違い防止に
意外と同じようなカバーが多いので、名刺が入る透明のポケットがあると、名札代わりに名刺を入れたり、名前を書いたカードを入れておけて、取り間違いを防げます。
色はブラックが人気だけど他の人とかぶりやすい!
汚れが目立たないブラックのカバーが人気で、持っている方も多くいます。現地のゴルフ場に到着したら、カバーが付いたままキャディバッグが並んでいることも多いので、目立つデザインや、ポイント、色があると見つけやすくておすすめです。
収納ポケットがあるとシューズや小物も一緒に送れる!
カバーによって、外側や内側に収納ポケットがあるものがあり、一緒に靴を送ったり、ボールを送ったりできるので便利です。
持ち運ぶ距離が長い人にはキャスター付きがおすすめ!
旅行中の移動時に、重いキャディバッグを運ぶのは一苦労です。そんな負担を軽減してくれるキャスター付きカバー。持ち運ぶ距離が長い方にはとてもおすすめです。
キャディバッグを飛行機に乗せる際の注意点
キャディバッグは預け入れ手荷物として飛行機に乗せることができますが、航空会社によってルールが異なります。
LCCは有料ですし、JALやANAの国内線なら重量が20kg以下の場合は無料、それ以上は超過料金を払う必要があります。国際線になると、JALもANAも手荷物2つまでとなるので注意が必要です。その他の航空会社にもルールがあるので、事前にチェックしておきましょう。ちなみに、機内持ち込みはできませんので、搭乗前に必ず預けてくださいね。
キャディバッグを郵送する際の注意点
宅配便等で送る場合は、遅くともプレー2日前(地域によっては3日前)までに発送手続きをしておきましょう。コンビニからも送ることができます。
料金は運送会社により異なります。国内でも地域や距離によってだいぶ料金が変わりますので要注意。海外へ送ったり、国内でも遠方へ送る場合は、かなりの料金がかかります。飛行機で行く場合は預け入れ手荷物として持って行くか、現地のゴルフ場でレンタルクラブを借りた方がお得で安心です。
輸送時はクラブには必ずヘッドカバーを!
次に輸送時の注意ですが、ゴルフクラブの保護ためにヘッドカバーは付けましょう。ウッドやパターは普段からも付けている方が多いですが、アイアンに付けている方は少ないかも知れません。
ですが、硬いアイアンはガチャガチャぶつかり合うとヘッドを傷つけるばかりか、シャフトを折ってしまう危険もあるので、1本1本カバーをかけて、さらに全体にカバーをかけるのがおすすめです。面倒な場合は、タオルなどを上手く利用し、クラブ同士が当たらないようにしてから全体のアイアンカバーをかけておくのがおすすめです。キャディバッグ内でクラブが極力動かないようタオル等で覆っておき、外からの衝撃にも備えて、さらに全体を覆うといいかと思います。
続いて、キャディバッグの保護についてですが、カバーをして傷や汚れは防げても、輸送によって形が崩れることがあります。先述のとおり、特に飛行機で預ける場合など、型崩れが気になる方はハードカバーをかけておくと安心です。
キャディバッグのカバーは、飛行機や宅配便などで運ぶ際、汚れや傷が付かないようにキャディバッグやクラブを守ってくれます。いろいろなメーカーから出ていて、ハードカバーやクッション素材のもの、キャスター付きのもの、おしゃれなデザインのものなど沢山種類があります。ご紹介した選び方を参考に、ぜひ自慢したくなるような一品を見つけてくださいね!
また、キャディバッグの他に、クラブにもヘッドカバーを付けておくと、衝撃をさらに軽減してくれるのでおすすめです。こちらも忘れずに!